■ サンプルリスト
1 《森》 1 《沼》 1 《神無き祭殿》 1 《草むした墓》 3 《新緑の地下墓地》 4 《魂の洞窟》 4 《スリヴァーの巣》 4 《変わり谷》 -土地 (20)- 4 《風乗りスリヴァー》 4 《マナ編みスリヴァー》 4 《捕食スリヴァー》 4 《菅草スリヴァー》 4 《筋力スリヴァー》 3 《拡散スリヴァー》 2 《暗心スリヴァー》 1 《呪文滑り》 3 《収差スリヴァー》 2 《壊死スリヴァー》 1 《歩哨スリヴァー》 -クリーチャー (32)- |
4 《集合した中隊》 4 《霊気の薬瓶》 -呪文 (8)- |
3 《調和スリヴァー》 2 《熱狂スリヴァー》 2 《歪める嘆き》 1 《奇声スリヴァー》 1 《焼灼スリヴァー》 1 《宝革スリヴァー》 1 《呪文滑り》 1 《吸管スリヴァー》 1 《誘導スリヴァー》 1 《念動スリヴァー》 1 《巣主スリヴァー》 -サイドボード (15)- |
■ 基本的な動き
『テンペスト』ブロックで初登場し、その後『レギオン』、『スカージ』、『時のらせん』ブロック、および『基本セット2014』と『基本セット2015』でも再登場した、マジック:ザ・ギャザリングオリジナルの種族であるスリヴァーをフィーチャーした部族デッキです。
スリヴァーの最たる特徴としては5色全てのスリヴァーが存在していることとスリヴァー同士は能力を共有するということにあります。
すなわちマーフォークや人間といった他の部族デッキと比べても数を並べることによる恩恵が強く、その独特の能力からカジュアルプレイヤーを中心に根強い人気のあったアーキタイプです。特に『タルキール龍紀伝』で《集合した中隊》が追加されてからはSCG Openなどでも徐々に頭角を現すようになりました。
《マナ編みスリヴァー》+《歩哨スリヴァー》によって攻撃後にマナを出してスリヴァーを展開したり、《筋力スリヴァー》や《捕食スリヴァー》によって全体強化しながら《風乗りスリヴァー》で回避能力を与えて攻撃したり、中~長期戦では《壊死スリヴァー》で除去を行ったりと、戦況に応じて多彩な戦術を取れるというフレキシブルなプレイが可能で、スリヴァーデッキの最大の魅力でもあります。
スリヴァーたちに+1/+1修正と再生能力を与える《菅草スリヴァー》はこのデッキのキーカードで、これのために沼タイプを持った土地がやや多めに採用されていることがポイントです。5色デッキながら《魂の洞窟》+《スリヴァーの巣》による5色土地8枚体制なので、見かけほど色事故に瀕することもありません。
■ TIPS
◆ 得意なマッチアップ/苦手なマッチアップ
1体1体のスリヴァーが自軍全体に影響を及ぼしている関係上、キーパーソン(キースリヴァー?)に単体除去を合わせられると脆いという弱点があります。たとえば《風乗りスリヴァー》によって飛行を得ているスリヴァーたちで攻撃したところ、《風乗りスリヴァー》が除去されてしまい地上のクリーチャーにブロックされてしまう、といった状況です。
とはいえ、ジャンドやグリクシスコントロールといったキルターンの遅いデッキ相手であればこちらも盤面を整える時間的余裕があるため、《拡散スリヴァー》や《菅草スリヴァー》で除去耐性をつけて戦うことができます。《霊気の薬瓶》で意表を突くタイミングで登場させて。
逆に盤面が整うまでは”弱いビートダウンデッキ”に過ぎず、親和やバーン、感染といったデッキとのマッチアップは苦手としています。
また、カウンターや手札破壊といった妨害手段がないため、アドグレイスやトロンといったコンボデッキとのマッチアップも得意ではありません。
◆ バリエーション
◆ 苦手なカード(代表例)
【「スリヴァー」でデッキを検索】
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