■ サンプルリスト
8 《島》 1 《山》 3 《蒸気孔》 4 《汚染された三角州》 4 《沸騰する小湖》 1 《溢れかえる岸辺》 1 《硫黄の滝》 -土地 (22)- 4 《瞬唱の魔道士》 2 《氷の中の存在》 2 《ピア・ナラーとキラン・ナラー》 -クリーチャー (8)- |
2 《噴出の稲妻》 2 《謎めいた命令》 2 《電解》 4 《稲妻》 2 《マナ漏出》 3 《差し戻し》 2 《呪文嵌め》 3 《祖先の幻視》 4 《血清の幻視》 4 《血染めの月》 2 《殴打頭蓋》 -呪文 (30)- |
1 《嵐の神、ケラノス》 1 《ヴェンディリオン三人衆》 2 《払拭》 2 《否認》 1 《祖先の幻視》 3 《神々の憤怒》 1 《焙り焼き》 2 《汚損破》 2 《広がりゆく海》 -サイドボード (15)- |
■ 基本的な動き
青赤の2色で構成されるコントロールデッキで、メインボードに採用された《血染めの月》によって対戦相手のマナを縛るのが特徴的なデッキです。
【Dig.cards】所属プロ・行弘 賢が考案し、【MTG Mint Card】のメンバーとともに調整されたこのデッキを【プロツアー『神々の軍勢』】で同チームのLee Shi Tianが使用し、トップ8に入賞したことで一躍有名になりました。
フェッチランド+ギルドランドや各種ミシュラランドなど、モダン環境に存在する強力な多色地形に頼ったデッキに対してメインボードから《血染めの月》で対抗することができる、という点がこのデッキの最大の強みで、まさにメタゲームの産物と呼ぶべきデッキでしょう。
大量のカウンター呪文と除去、そして《血染めの月》によるマナ拘束でゲームを掌握した後は《氷の中の存在》、《ピア・ナラーとキラン・ナラー》、《殴打頭蓋》といった各種フィニッシャーで勝利します。
基本的には火力による除去しかないため、これまでは《タルモゴイフ》のような大型クリーチャーを撃ち漏らしてしまいコントロールしきれないといった展開もありましたが、《氷の中の存在》の加入や《祖先の幻視》の解禁によって再び注目が集まりつつあるアーキタイプです。
■ TIPS
◆ 得意なマッチアップ/苦手なマッチアップ
性質上、《血染めの月》が効果的に働くトリココントロールやジャンドといった多色デッキ全般に有利です。また、スケープシフトやトロン系の土地コンボデッキに対しても有利です。
大量の除去とカウンターを搭載していることから、コンボデッキに対しても有利に戦うことができます。特に発掘やアドグレイス、死せる生などは3色以上で構成されていることもあって、《血染めの月》もカウンター呪文も効果絶大なので有利に戦えるでしょう。
また、おもしろいことに最近ではバーンも3色の構成になっていることが多々あるため、早い段階で設置できると案外《血染めの月》が刺さることがあります。
逆に《血染めの月》の効果が薄い親和やマーフォークといったデッキは苦手としています。また、こちらのデッキがブルームーンであることを知られていると、対戦相手も《血染めの月》を警戒してフェッチランドから基本土地を優先してサーチするなどのプレイングで対策してくるので気を付けましょう。
◆ バリエーション
◆ 苦手なカード(代表例)
【「青赤コントロール」でデッキを検索】
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