スイスラウンドもいよいよ佳境。
ここで、R6時点での上位8テーブルのデッキ分布をご覧頂こう。
まず、先のレガシー神決定戦を象徴付けた奇跡コントロールはわずかに1名となっている。
いくら多様なデッキがひしめくレガシーと言えど、対策され、意識されてしまっては思うように勝ち進めないということか。
《宝船の巡航》によって相対的にポジションを落としたとされるJundが2名挙がっている。
地力の高さを見せつけると共に《ゴブリンの熟練扇動者》という新戦力も採り入れ、積極的にメタゲームに参入していることが窺える。
UR Delver、即ち《宝船の巡航》デッキはモダンのみならずレガシーでも活躍しているようだ。
特に《Force of Will》によるハンドアドバンテージの損失を埋め合わせる動きはレガシー特有の強みとなっている。
コンボに関してはANTとSneak Show、Omni Tellがそれぞれ名を連ねる。
ANTもOmini Tellも、『統率者2014』の期待の新人《封じ込める僧侶》を無視できるコンボデッキとして白羽の矢が立った形だろうか。
他、上位のコンボデッキは全体的に《封じ込める僧侶》の通用しないタイプのコンボを選択している。
『統率者2014』の発売から1日しか経っていないにも関わらず、強烈なヘイトベアを巡るメタの読み合いが感じられる上位テーブルとなった。