【プロツアー『異界月』】直後の熱気を冷めやらぬまま開催となった第7期スタンダード神挑戦者決定戦。
プロツアーを通して我々の目に飛び込んできた新たなデッキを手に参戦するプレイヤーも多いことだろう。長いスイスラウンドも折り返し地点。ここでは、ラウンド6開始時点での上位8卓のデッキ分布をお届けしよう。
デッキ名 | プレイヤー数 |
【バントカンパニー】 | 5人 |
【白黒コントロール】 | 2人 |
【バント人間カンパニー】 | 1人 |
【白緑トークン】 | 1人 |
【スゥルタイ昂揚】 | 1人 |
【黒緑昂揚】 | 1人 |
【白青スピリット】 | 1人 |
【白赤緑ミッドレンジ】 | 1人 |
【アブザンハスク】 | 1人 |
【赤白バーン】 | 1人 |
【青単プリズム】 | 1人 |
■ 【バントカンパニー】:5名
プロツアーでは優勝こそ逃したものの、やはりその強度は健在。他のデッキを大きく引き離し、バントカンパニーが上位分布で存在感を示した。
盤面の制圧力に加えて《呪文捕らえ》で呪文にまで干渉する。この対応力の高さはラウンド数の多いトーナメントを勝ち進むうえで心強い要素となるだろう。
■ 【白黒コントロール】:2名
プロツアー優勝デッキということもあり、一躍注目を浴びた白黒コントロール。その立役者である《最後の望み、リリアナ》は、従来の、ともすれば鈍重ともいえる白黒コントロールのゲームスピードを格段に引き上げた。
3マナのプレインズウォーカーとしては強烈な奥義を持つ《最後の望み、リリアナ》。豊富な除去によってリリアナへの干渉をシャットアウトされ始めたらゲームセットは近い。
■ 【スゥルタイ昂揚】:1名
『異界月』によって実戦級に押し上げられた戦略「昂揚」。黒緑をベースに構築されるアグロコントロールとも呼べるこのデッキは、「昂揚」を達成するためのあらゆる工夫が施されている。
今では「現出」デッキでも目にするようになった《巡礼者の目》もそのひとつで、土地の安定化に貢献しつつクリーチャーとアーティファクト、2種類のカードタイプを1枚で補う素晴らしい働きをこなす。
バントカンパニー、白黒コントロール、昂揚と人気アーキタイプが上位に名を連ねている。単純な人数比で見るならバントカンパニーのTop8進出は堅いと思われるが、そこはまだラウンド6。他のデッキにもチャンスはある。
ここからTop8に駒を進めるのはどのデッキとなるのか。結果に期待したい。
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