やぁみんな!そしてようこそ!
僕の名前はマイケル・ボンデ。これからたくさんの記事を投稿していくことになると思うけれど、今回がその一発目だ!!
今週末に開催されるグランプリはどこもモダンだよね。そこで、モダンの話をしたいと思う。
僕が使おうと思っているデッキの話とか、この記事を読んでいるみんなにどんなデッキがお勧めか話しちゃおうかな!
(※編注:この記事は2016年8月26日(金)に書き上げられたものです。翻訳の都合で掲載が遅れてしまったことを深くお詫びいたします。)
モダンはどんなデッキでも使えるとても楽しいフォーマットだ。それが例え部族デッキ(マーフォーク、エルフ)でも、コントロールデッキ(トリコ系、グリクシス、ジャンド)でも、爆発的なコンボデッキ(アドグレイス、赤緑スケープシフト)でも勝つチャンスがあるし、とても良いマッチアップが存在する。
モダンには多くのデッキが混在し複雑な多様性を持っているけど、僕が上で特定のデッキについて言及したように、環境が全くのランダムというわけではない。
まずは僕が思う、今回の「見えざる怪物」について話そうか。
それはドレッジだ!
2 《山》 2 《踏み鳴らされる地》 2 《血の墓所》 3 《血染めのぬかるみ》 2 《乾燥台地》 2 《樹木茂る山麓》 1 《蒸気孔》 2 《マナの合流点》 1 《銅線の地溝》 2 《ダクムーアの回収場》 -土地 (19)- 4 《傲慢な新生子》 4 《恐血鬼》 4 《ナルコメーバ》 1 《ゴルガリの凶漢》 4 《秘蔵の縫合体》 3 《臭い草のインプ》 1 《憑依された死体》 4 《ゴルガリの墓トロール》 4 《大いなるガルガドン》 -クリーチャー (29)- |
4 《信仰無き物あさり》 1 《燃焼》 4 《黄泉からの橋》 3 《叫び角笛》 -呪文 (12)- |
4 《虚空の力線》 2 《自然の要求》 2 《古えの遺恨》 2 《突然の衰微》 2 《骨までの齧りつき》 1 《暗黒破》 1 《燃焼》 1 《集団的蛮行》 -サイドボード (15)- |
今週に入って、「ドレッジ」はとても人気が出ると思っていた。なぜならば、ただ単にこのデッキが強力なだけでなく、レガシーやヴィンテージと違って、みんなサイドボードの枠に余裕がなかったり、単純にまだ適応できてないからね。
さて、この非常に良くできた「ドレッジ」エンジンをどうやって止めればいいだろう?答えは思った以上に簡単だ!
「ドレッジ」はいわば「諸刃の剣」だ。とても忠実なゲームプランがあるけれど、だからこそ対策されるととても脆く、《安らかなる眠り》、《大祖始の遺産》《虚無の呪文爆弾》《墓掘りの檻》などの「墓地対策」カードにとにかく弱い。
「ドレッジ」デッキは多くのマッチアップにおいて、コンボパーツではないカードをそんなに多くはプレイできない。《自然の要求》のように、軽くてアーティファクトとエンチャントを破壊できるカードをせいぜい3枚くらいが一般的だ。
そんなわけで僕から一番目のアドバイスは、近いうちにイベントに出るならドレッジで出るか、しっかりと墓地対策をしたサイドボードを組み上げることだ。
さぁ話を戻そう。他にどんなデッキを選ぶと良く、どんなデッキが強いのか。モダンにはとても多くの選択肢があるからね!
最近の大きなモダンの大会では「エルフ」、「ドレッジ」、「バントエルドラージ」、そして「ジャンド」が優勝を収めている。これは決して偶然ではないと思う。
「バントエルドラージ」は、今現在この環境で最高のデッキのひとつだと言われている。超アンフェアな戦略くらいにしか負けないからね。
クリーチャーで殴り、カウンター呪文で相手を妨害する。比較的フェアなゲームプランを遂行するこのデッキの強みは、完璧に「Super Crazy Zoo」を潰せることだ!
「Super Crazy Zoo」はここ数週間、Magic Online(以下MO)上で支配的な結果を残しているデッキなんだ。
そしてメタが変わりつつあるころ、いきなり現れた「ドレッジ」が環境を席巻した。
こういった専用サイドボードが必要なデッキが現れると起こる問題点は、サイドボードの枠を圧迫するため、本来対策すべきTier1のデッキに対して弱くなってしまうこと。
【MOにおける「ジャンド」の使用率が9.5%にまで上昇した】のは、これが理由だ。
「ジャンド」は単純にどんなデッキに対してもしっかりとした回答を持っていて、おそらくどのマッチでも5分以上の戦いができる。
豊富な手札破壊に豊富な除去、ほとんどのマッチアップで相性を根本的に改善するほどのサイドボードカードを必要とせず、それでいて対戦相手はジャンドを徹底的にメタったサイドボードも組みにくい。みなが「ドレッジ」のような特定のデッキ対策に躍起になっている今のようなときこそ「ジャンド」にとって最良の環境であり、今はこのデッキを使う最高のタイミングだと言える。
このように考えると、現環境での「エルフ」の活躍は納得できる。
「親和」は横並びデッキの代表格だけど、他に横並び戦略でtier1/1.5まで上り詰めたデッキはほとんどいない。そのため、「親和」に対しては《石のような静寂》や《粉砕の嵐》などのアーティファクト対策で対抗するのがほとんどだ。
これが「エルフ」デッキの躍進の理由で、本来横並び戦略に効果のある一般的な全体除去呪文の欠落を悪用してこのデッキは大活躍しているわけだ。
続いては僕からの二つ目と三つ目のアドバイスとともに僕が使おうと考えているデッキについて。
二つ目のアドバイス、良く使い込んだデッキを使おう!
自分が犯すミスを最小限に留めたい。どんなときにマリガンすべきか、どんなサイドボーディングが求められるか、はたまたそのマッチアップにおける自分の役割は何なのか。これらは非常に重要なことで、知ってると知らないとでは結果が大きく異なるだろう。
三番目のアドバイス、メタ分布を考えすぎない!
先ほどメタゲーム上に9.5%の「ジャンド」がいると書いたけど、単純に考えて10回戦に1回しか当たらない計算だ。要するに、15回戦もやれば色々なデッキと当たるってことだね。
そして最後に、僕は「Super Crazy Zoo」、「ジャンド」、「バントエルドラージ」のどれかを使おうと考えている。今のところ高確率で「バントエルドラージ」になりそうだ。
1 《森》 1 《平地》 1 《繁殖池》 1 《寺院の庭》 4 《吹きさらしの荒野》 4 《魂の洞窟》 4 《低木林地》 2 《ヤヴィマヤの沿岸》 4 《エルドラージの寺院》 1 《幽霊街》 -土地 (23)- 4 《貴族の教主》 1 《極楽鳥》 4 《タルモゴイフ》 2 《呪文滑り》 4 《作り変えるもの》 4 《変位エルドラージ》 4 《難題の予見者》 4 《現実を砕くもの》 2 《希望を溺れさせるもの》 -クリーチャー (29)- |
4 《古きものの活性》 4 《流刑への道》 -呪文 (8)- |
4 《石のような静寂》 4 《墓掘りの檻》 2 《崇拝》 2 《仕組まれた爆薬》 1 《呪文滑り》 1 《希望を溺れさせるもの》 1 《頑固な否認》 -サイドボード (15)- |
そんなわけで、上で話したデッキは良いゲームプランを持っており、環境にも適していると思う。
その他にも「マーフォーク」、「親和」、「赤緑スケープシフト」、「ドレッジ」などもとても堅実な選択だろう。
「マーフォーク」は手堅いビートダウンデッキで、他の3つのデッキも対戦相手に常に回答を迫る良いデッキだ。
さて、今回はこんなもんかな?この記事が役に立ったらうれしいよ!
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それじゃあ、みんな大会楽しんでね!
マイケル
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