こんにちは、所属ギルドはオルゾフの若月です。ギルド門侵犯がやってくる! ヤァヤァヤァ!
背景世界界隈では先日、ラヴニカへの回帰小説「Return to Ravnica: The Secretist」が発売されました。電子書籍のみの発売で、当初はアメリカ本国のみの取り扱いだったのですが、世界中の背景世界ファンからの要望を受けて(私も送りました!)割とすぐにアメリカ以外でも入手可能になりました。いずれこの記事でも取り上げたいと思いますのでどうぞお楽しみに!
そしてギルド門侵犯に続くRTRブロック第三エキスパンションも発表されていますね。ドラゴンの迷路! ついにラル・ザレック兄貴がカード化の気配濃厚ですか(ところでキオーラちゃんは?)。と色々盛り上がってきていますが、今のところまだラヴニカ背景ネタがあまり溜まっていないので、多色繋がりでアラーラブロックの世界観や物語のお話を今回と次回の二回に分けてお届けしたいと思います。
1. 金色の系譜
近年マジックのセットにおいて多色カードの収録数は「多い」か「極端に少ない」かの二通りで、その中間は存在しません。例えばアラーラブロックでは3セット524枚中238枚、シャドウムーアブロックは2セット466枚中196枚が多色カードです。一方イニストラードブロックでは3セット全674枚中、多色カードは18枚しかありません(これでも多い方です。ゼンディカーブロックは607枚中3枚、ミラディンの傷跡ブロックは544枚中4枚)。それは何故か。基本セット2013のデザインについての記事には、「金枠は基本セットを貫くテーマというよりも、拡張セットを動かすテーマであると、そしてマジックをよりいっそう複雑な方向に持って行かせるものであると我々は考えている」とあります。「多色」はブロックのテーマとなる要素であるという考えが根底にあるようです。
初めて金色カードを見た時は驚いたものでした。
今見るとカードパワーが、とか野暮なことは言わない。
そういうわけで、マジックには過去数度「多色」をフィーチャーしたブロックが存在しました。そしてそれぞれが「多色である理由」を持っています。
まず、初の「多色ブロック」として鳴り物入りで登場したインベイジョンブロック。
サーガ・マスクスブロックは単色環境、かつ2ブロックに渡って多色カードが存在しなかっただけに、その華やかさは一層印象的に映ったという人も多いかと思います。
インベイジョンブロックではファイレクシアのドミナリア侵攻が描かれました。ドミナリア世界の全勢力=全色が結託してファイレクシアの侵略に対抗します。それを反映し、色が増えれば増えるほど恩恵を得られるという類のカードが多く登場しました。ドメインとして知られる多色コントロールデッキ、カードでは《合同勝利》がその最たるものでしょう。
なおミラディンの傷跡ブロックにおいてファイレクシアは五色全てに登場していましたが、かつてのファイレクシアは黒のマナとアーティファクトのみからなる存在でした。ですが勿論ドミナリアにも黒のマナは普通に存在するため、黒のカードがファイレクシア陣営のみというわけではなく《捨て身の研究》《黄昏の呼び声》等ドミナリア陣営の黒カードもしっかり存在しました。
続いて、ラヴニカ/ラヴニカへの回帰ブロック。
ラヴニカという世界を特徴づける、二色のマナの組み合わせからなる組織「ギルド」。多色は多色でもラヴニカは二色の組み合わせに特化しており、そこに友好色・対抗色の区別や差はありません。ブロックのコンセプトとして「ギルド」を前面に出していることからラヴニカにおいて多色と言えば二色となっています。そしてギルドはその二色の組み合わせのイメージを内面も外面も、非常によく表しています。一目見ただけで「あ、この二色だ」とわかるカードが多いのも両ラヴニカブロックの特徴です。
白黒の混成枠と相まって非常にスタイリッシュ。
ニヴィックスギルドメイジの彼は衣装もさることながら、
よく見るとその瞳まで青と赤!→画像
そして、今回お話しするアラーラブロックは、「友好色三色」に特化したブロックでした。
何世紀もの昔、アラーラは元々一つであった次元が五つの「断片」へと分裂しました。その原因は定かではありませんが、恐らくは「失われて永い、強大な力を持つプレインズウォーカーの仕業」ではないかと言われています。各断片は隔絶され、友好色三色のマナのみが存在する世界……というよりはむしろ、「五色のマナのうち二色が失われた世界」としてそれぞれが独自に進化・発展していきました。
「三色で成り立つ」ではなく「五色のうち二色が欠けている」。それはアラーラの断片のデザインについての公式記事にて語られています。
(抜粋)
(前略)その中で最も単純だったのは、「何か2色で派閥を考えるんじゃなく、何か2色『がないこと』で派閥を考える」ということだったね。(略)各断片はクリエイティブ的な観点から、またメカニズム上の観点から、2色が存在しないことによる世界として定義されていったんだ。例えばグリクシスは黒ベースの断片で、存在するマナは黒、青、赤になる。一方、白と緑、つまり生命の色がないんだから、生命の魔法が存在せず、死に踏み荒らされる世界ということになるのさ。
エスパーの魔道士には、謎の二つの輪の目的が分からないままだった――これまでは。
……《天球儀》のフレイバーテキストからは、断片では五色のマナ中二色が存在しないことが当たり前であったというのがわかります。
では、「三色の世界」というよりもむしろ「二色が失われた世界」であるという視点を踏まえて、各断片を見ていきましょう。
2. 各断片の姿
ここで、一目でその断片の典型的な姿を見ることができる素晴らしいカードがあります。それはプレインチェイス(2009)及びプレインチェイス2012の「次元カード」。この二つのセットにて、アラーラ五断片中四つがカード化されています。それぞれが各次元の特徴を素直に表す能力を持っており、更には各次元に馴染み深いアーティストによって美麗なアートが描かれています。
(各項目、断片名に続くカード画像下のキャプションは全て「A Planeswalker’s Guide to Alara」裏表紙より)
・バント
白を主とする緑白青の断片バント。広大な平原は太陽(白マナのシンボルですね)へと開かれています。そこに生きるのは人間、エイヴン、ロウクス、天使。五つの断片全てに人間種族が存在しますが、バントはその勢力が最も大きい断片です。人間は共同体生活を営む生物なので、秩序を表す白マナとの相性が良いということでしょう。バントはカードにおいてもトーナメントレベルの人間クリーチャーを多く排しました。
煌く鎧を身に付けた騎士がレオトーと呼ばれる猫科種族の乗騎で駆け、空からは天使が見守る。バントは暖かく穏やかな、楽園のような世界です。古くからのプレイヤーはウルザズ・サーガで登場したセラの聖域に似ていると思うかもしれません。ですが黒と赤のマナの欠乏はバントの「融通の利かなさ」に表れています。黒と赤。死と破壊の色ではありますが、「野心」「自由」といった面を司る色でもあります。バントは楽園のように見えますが忠誠、義務、名誉を重んじる厳格な階級制度が支配する世界です。
次元カードやバントに所属するカードやが持つ(そして基本セット2013でも再登場した)「賛美」能力はバントの儀礼的な戦闘における強さを、そして従者や侍祭を従えた騎士や天使を称えるフレイバーを表しています。また次元カードのカオス能力、バントと「破壊されない」の関係には一瞬ピンとこないかもしれませんが、バント在住のプレインズウォーカー、《遍歴の騎士、エルズペス》の奥義が思い当たります。
そして次元カード・バントのアーティストはMichael Komarck氏。バントの基本地形と、バントを代表するカードを多く描いています。
・エスパー
青を主とする白青黒の断片エスパー。青のマナが支配的であることから海が世界を広く覆い、空は灰色の雲が立ちこめてしばしば嵐が吹き荒れます。赤と緑、「自然」を最も体現する二色を失ったエスパーでは、人間やヴィダルケンの魔術師が「超自然的」な力で自然をコントロールしています。
エスパーに住む者達の最も顕著な特徴は、魔法金属エーテリウムをその身体に埋め込んでいる事にあります。その目的は、生命を「完全なもの」へと昇華させること。伝説によればエーテリウムは偉大なるスフィンクス、クルーシウスによって創造され、以来エスパー民のほとんどはその身体をエーテリウムで置き換えてきました。そのため、固有のキーワード能力は無いながらもエスパーのカードには一目でそれとわかる特徴があります。エスパーのクリーチャーは全てアーティファクト・クリーチャーとなっています。
その身体にエーテリウムが埋め込まれています。
エスパーに特徴的な種族としてはスフィンクスが挙げられます。彼らはエスパーにおいて、その博識から深い尊敬を集めています。現実世界の神話にも登場する生物として誰もが知っている存在ですが、マジックのクリーチャー・タイプとしてはマイナーな方でした。初出はマジック黎明期のレジェンドであり、ラヴニカへの回帰現在スフィンクス・クリーチャーは多相を除いて25体と決して多くはありませんが、アラーラブロックにはその三分の一弱である7体が存在しています。
いつまでも待ち続けるシャルムの切ない想いが描かれています。
ところでエスパーは何故か五断片の中で一つだけ、プレインチェイスでもプレインチェイス2012でもカード化されていません。アラーラブロックの小説「Alara Unbroken」でも扱いが薄く、背景世界的には少々不遇な断片でした。ではもし次のプレインチェイスでエスパーが次元カード化されるとしたら、そのアーティストは? エスパーの基本地形と、冷たくも美しいエスパー女性を多く描いているChippy氏を置いて他には無いと私は思います。
・グリクシス
久遠の闇のうつろう荒野から、夢に見ることさえない思考と見えざる色の嵐を通してさえ、それは他の何とも似ていない世界だった。違っていた。誤っていた。
グリクシスは全くもって、世界ではなく木霊だった。影だった。切断された現実の、幻の四肢だった。
かつて遠い昔、それは魔法に満ちた世界アラーラだった。だがアラーラは引き裂かれ、その屍は五つの断片へと帰し、それぞれが力強いマナに助けられ、自然的、超自然的な均衡を残して存在し続けることとなった。
かつての最悪から取り残されて、美を体現する地もある。不自然。それは確かであり、死滅という終焉が待っていようとも、それでも美しい世界。
グリクシスは、そのような世界ではなかった。
(Agents of Artifice P.311より)
久遠の闇の霊的な風の中から現実の幕をくぐり、ジェイスは同じほどに過酷な、グリクシスの不快な大地へと降り立った。物理的な風?-だが、自然からは程遠かった。それは彼の身体から熱を濾し取り、消耗と絶望の有害な息を運んでくる。数瞬のうちにジェイスの外套の縁がくたびれてすり切れ、革の靴は何年も使い込んだかのようにもろく薄くなった。身体が痛み、視界が揺らいだ。その風から自身を守ろうと腕を挙げた時、ジェイスは自身の手の甲の毛がはかなく剥がれ落ちるのを見た。
風は油ぎった霧となり、不快な疫病の狂ったダンスとなって渦巻いた。濁った汚れが彼の顔を包み、流れる腐敗の膜が彼の肺を覆った。泥水のようにそれは濃淡を変え、だが最も澄んだ時でさえジェイスは30フィート以上の遠方を見ることはできなかっただろう。
(Agents of Artifice P.315より)
これはジェイスがリリアナと共に、ボーラスの助力を求めてグリクシスへと渡った時の描写です。黒を主とする青黒赤の断片グリクシス。マジックに「ひどい」次元は数あれど、グリクシスはその最たるものの一つでしょう。アラーラが五つに分かたれた時、失った二つのマナを最も渇望したのがグリクシスです。失われた白と緑のマナ、グリクシスでは「ヴィス」と呼ばれる僅かな生命エネルギーを巡って死者は共食いを続け、数少ない生者は死者達に怯えながら暮らしています。
死の世界グリクシスにはゾンビが満ちていますが、真の支配種族はデーモンです。デーモンは黒マナの権化。黒マナが最も優勢な断片グリクシスをデーモンが支配するというのは納得です。特に《マルフェゴール》はグリクシスの中でも、ゾンビの軍勢を率いて僅かに残る生者を狩り続ける恐ろしい存在として知られています。
混血なんでしょうか。
ですが、死者といえども無限に蘇り続けるわけではありません。次元カード及びグリクシスのクリーチャーが持つ能力「蘇生/Unearth」もそれを暗示しています。蘇生の能力で墓地から蘇ることができるのは一度だけ。生のエネルギーも死のエネルギーも増加することのないグリクシスでは、やがて生者は滅び、死者ももはや動かなくなり、全てが滅びる運命にあります。次元の外部から「何か」が引き起こされない限りは。
そしてアーティスト。グリクシスと言えばNils Hamm氏でしょう。アラーラ以外でも《墓所のタイタン》《秘密を掘り下げる者》で馴染み深いと思います。じくじくぞわぞわとした画風(褒めてます)がグリクシスの不快な雰囲気にぴったりです。
《アメーバの変わり身》→画像等の
(キモ)可愛いイラストも描かれています。
・ジャンド
赤を主とする黒赤緑の断片ジャンド。炎、熱、激情、混沌。赤というのは非常に直観的でわかりやすい色です。対抗色である白と青、秩序を最も体現する色を失ったジャンドは、赤のイメージをそのままに体現する獰猛な世界となりました。火山が溶岩を噴き上げ、空にはドラゴンが獲物を探して飛び周ります。ドラゴンの脅威がとても大きいために、空に近い高地に生活するのは食物連鎖の下位にいる者(ここではゴブリン)となっています。人間は小さな部族集団を形成していますが、それは共同体的繋がりを求めてではなく、単独よりも群れている方が生き延びるための狩りに成功しやすいという理由からです。
ジャンドは、生物が生きる環境としてはグリクシスの次に過酷な断片でしょう。例えばアラーラ世界の設定資料書籍「A Planeswalker’s Guide to Alara(未訳)」には、「人間種族の死亡率は非常に高く、30歳を超えたものは老人とみなされる」とあります。
食物連鎖。弱肉強食。次元カード及びジャンドのカードが持つ能力「貪食」は、これまた直観的にジャンドただ一つの法を表現しています。この次元カードのアーティストは数多くのプレインズウォーカーでおなじみのAleksi Briclot氏。この人の手によるジャンドの基本土地アートはまるでその熱を帯びた大気を感じられるようです。
・ナヤ
緑を主とする赤緑白の断片ナヤ。ジャングルの世界だけあってその大気は温かく湿潤。多種多様な野生生物が闊歩し、植物が鮮やかに花を咲かせるナヤは、ラノワールやヤヴィマヤといったマジック世界における昔からの名高い「豊かな緑の地」のイメージを受け継ぐような世界です。
ナヤに住まう知的種族は人間、エルフ、そして猫人ナカティル。秩序、組織を体現する白マナを失っていないためか、それぞれが共同体を形成しています。人間は地上に、エルフは梢に、ナカティルは山岳に。時に小競り合い程度はあるものの、各種族が表立って敵対することは少なく比較的平和に住み分けをしています。
彼らにとって、それは動物ではなく、崖崩れや台風のような自然の力なのだ。
(フレイバーテキストより)
そんなナヤを特徴づけるのは「ガルガンチュアン」と呼ばれる巨大なビースト。上記のフレイバーテキストが示すように、ナヤにおいてそれは生物という概念を越えた存在とされており、住人からは崇拝の対象となっています。ナヤのカードにはパワー5以上のクリーチャーに恩恵を与えるものが多いのはそれを反映しています。また忘れてはならないのはその豪快なマナ・コストと能力で名高いハイドラ神、大祖始。大祖始は自然そのものの化身でありナヤの地下深くで眠りについている、ナヤのエルフの伝承はそう語っています。
「遺産」の方も実にいい墓地対策カードですよね。
一方、次元カードの「追加の土地をプレイしてもよい」という能力はアラーラブロックよりもゼンディカーブロックを思い起こさせますが、これはナヤが持つ豊潤なマナと生命力を表しているのでしょう。アーティストはナヤの基本地形、光差すジャングルの風景を描いたZoltan Boros & Gabor Szikszaiコンビです。
ところでバント、エスパー、グリクリス、ジャンド、ナヤ。この五つの断片はとても覚えやすく、またそれぞれの色のイメージが湧く名称ですよね。それもそのはず、公式クリエイティブ・チームは「それぞれの世界の香りを呼び起こす音の響きを含むような、かつカード名に使うことを考えて短く書きやすい名前」を考え出したのでした。そしてBant-Esper-Grixis-Jund-Naya、全くの偶然にもその名前はアルファベット順に並んだのだそうです。
アラーラ以前、友好色三色の組み合わせは「クローシスカラー」「デアリガズカラー」等、インベイジョンにて登場した多色ドラゴンの名前で呼ばれていましたが、今やすっかり断片名に取って代わられましたね。
ちなみにこの二体は女の子。割と有名なトリビア。
3. アラーラブロックのプレインズウォーカー達
アラーラの断片には、グリクシスを除く四つの断片に住まう(ですが必ずしも「その断片出身」ではありません)四人のプレインズウォーカーがカードとして登場しました。
アラーラは実は初めて、新世代プレインズウォーカー達が物語に直接関わったブロックです(新世代プレインズウォーカー達はローウィンで初めて登場しましたが、ローウィンブロックの物語には全く関わっていません)。そして強力なソーサリー「根本原理」サイクルにもアラーラのプレインズウォーカー達の姿が描かれていました。
バントには美しくも気高い騎士、エルズペス。
エスパーには力と真理を求める工匠、テゼレット。
ジャンドにはドラゴン崇拝の強大なシャーマン、サルカン。
ナヤには兄の仇を追う戦士、アジャニ。
アラーラブロックの小説「Alara Unbroken」はアジャニが主人公として描かれています。彼は何者かに兄を殺されたことを知った衝撃でプレインズウォーカーとして覚醒しました。初めて次元を渡って辿り着いたのは、すぐそばの断片ジャンド。ナヤよりも遥かに獰猛なその地で彼は先輩プレインズウォーカー、サルカン・ヴォルと出会います(この二人の出会いはプレインズウォーカー・コミック「白獅子の飛翔」でも語られています)。自身に何が起こったのか見当もつかないアジャニでしたが、プレインズウォーカーとは、次元とは何かをサルカンから学びました。ジャンドの赤マナに触れたアジャニは復讐心を燃え上がらせ、そして兄の仇を探して各断片をさすらう中、アラーラ全断片を巻き込む陰謀の存在に気付きます。
そして、コンフラックスのファットパックのパッケージイラストとして公開されたこの絵。
アラーラの断片で唯一所属プレインズウォーカーが登場していなかったグリクシス、ですが手がかりはありました。《残酷な根本原理》に映る謎の影(→画像)。そしてニコル・ボーラスがプレインズウォーカーとして登場するという噂はコンフラックス発売前からありました。力を結集して巨悪ボーラスへと立ち向かう4人のプレインズウォーカー! 熱い、熱すぎる!!
ですがこれが世紀の詐欺画像であるとは、この時プレイヤーの誰一人として知らなかったのです……
(次回へ続く)