■ サンプルリスト
4 《宝石鉱山》 4 《マナの合流点》 4 《セファリッドの円形競技場》 -土地 (12)- 3 《朽ちゆくインプ》 2 《ゴルガリの凶漢》 4 《ナルコメーバ》 4 《臭い草のインプ》 3 《イチョリッド》 4 《ゴルガリの墓トロール》 1 《灰燼の乗り手》 1 《グリセルブランド》 -クリーチャー (22)- |
4 《陰謀団式療法》 4 《入念な研究》 4 《信仰無き物あさり》 2 《打開》 1 《暗黒破》 1 《炎の嵐》 2 《戦慄の復活》 4 《黄泉からの橋》 4 《ライオンの瞳のダイアモンド》 -呪文 (26)- |
2 《知られざる楽園》 2 《炎の嵐》 2 《有毒の蘇生》 2 《古えの遺恨》 2 《真髄の針》 1 《鋳塊かじり》 1 《大修道士、エリシュ・ノーン》 1 《エメリアの盾、イオナ》 1 《暗黒破》 1 《自然の要求》 -サイドボード (15)- |
■ 基本的な動き
ドレッジはレガシー環境で古くから活躍するコンボデッキで、その名の通り「発掘/Dredge」能力を持ったカードを活用して大量のカードを墓地に落とし、高速で《戦慄の復活》を「フラッシュバック」することで《エメリアの盾、イオナ》や《灰燼の乗り手》といったフィニッシャーへと繋ぎます。
デッキの根幹をなす挙動の多くが誘発型能力やドローを置換する常在型能力によるものであることから、コンボデッキとしては珍しくカウンターや手札破壊にもある程度の耐性があります。そのため、ほとんどのデッキにとってドレッジの挙動をメインボードで妨害することは難しく、“メインボード最強”と称されるデッキです。
反面墓地を対策されると非常に脆く、1枚の対策カードで敗れてしまうことも多々あります。レガシーではどのデッキも多かれ少なかれサイドボードに墓地対策カードを採用している(このデッキのせいでもある)ため、ハイリスクハイリターンなデッキと言えるでしょう。
毎ターン10枚、20枚と大量のカードを墓地に置く特徴的な挙動はレガシー界でも類を見ない派手さで、初見のプレイヤーが訳も分からないうちにドレッジにめちゃくちゃにされる光景はレガシーの風物詩と言えます。みんなそれを乗り越えてきました。
■ TIPS
◆ 得意なマッチアップ/苦手なマッチアップ
上述のとおり、メインボードは無敵といっても差し支えがないほど勝率が高いデッキです。強いていうならヘルムヴォイドなどには不利ですが、あまりメジャーなアーキタイプではないためそこまで警戒する必要はないでしょう。
ただし《死儀礼のシャーマン》を使用するデッキと当たったときだけは注意が必要です。ルーター呪文で捨てた《ゴルガリの墓トロール》などを追放されることがないように、優先権を渡す前に「発掘」していくなどの工夫しましょう。
また、初速が遅れたときの《不毛の大地》や《リシャーダの港》も致命的です。各ターンのドローを「発掘」に置換する性質上、通常ドローをする機会が少なく、デッキ自体も土地枚数が11~13枚程度で構築されることが多いことからマナを縛られて身動きが取れず、強烈な足止めを食らってしまうことがあるためです。
◆ その他
よく勘違いされがちですが「発掘」能力は常在型能力であるため《もみ消し》などで打ち消すことはできないことや、ライブラリーがn枚未満であるとき「発掘n」はできないことなどは覚えておきましょう。
また、《黄泉からの橋》は「if節ルール」の制約を受けるカードなので、誘発時はもちろん解決時も墓地に《黄泉からの橋》がないとトークンが出ることはありません。
◆ バリエーション
◆ 苦手なカード(代表例)
【「発掘」でデッキを検索】
この記事内で掲載されたカード
Twitterでつぶやく
Facebookでシェアする