打ち消し、除去で相手の動きを妨害し確立された勝ち手段で勝ちを目指す。
その古き良きデッキを、現代のモダンという環境で再現する者がいた。
岩崎 瞬(東京)。
普段はレガシーをメインでプレイしている彼がこのモダンというフォーマットで構築したこのデッキが余りにも特徴的で話を聞かずにはいられなかった。
――「この度はご協力ありがとうございます、かなり特徴的デッキまずデッキを構築した経緯をお聞かせください」
岩崎「コンセプトは昔の強かったころのカウンターバーンをモダンで再現できると確信して作り始めました。来年はレガシーも国内では大きなイベントもないので、GP神戸に向けた半年計画で調整していこう思い構築しました」
――「ありがとうございます、次にこのデッキのメインの動きを教えてください。」
岩崎「基本的な動きとしては《けちな贈り物》を使って《ボガーダンの鎚》や《陶片のフェニックス》を落として繰り返し使える勝ち手段を使うのがメインの動きになります。同時に選ぶのは《熟慮》や《ルーンのほつれ》で、基本的に長期戦を目指すので“何が落ちても何が手札に来てもいい”といった形になります。」
――「今回の調整に当たって意識したことはありますか?」
岩崎「勝ち手段の追加として《さまよう噴気孔》を4枚採用したのと、《等時の王笏》を採用しました。《稲妻》、《噴出の稲妻》、カウンター、《熟慮》を刻印してアドバンテージを稼ぐような形になります。」
――「続いてですが、苦手なマッチアップや苦手なカードはありますか?」
岩崎「《瞬唱の魔道士》もいるのでかなり墓地対策系カードはつらいですね……。辛そうなマッチアップとしてはジャンドがあったのですが、今回仮想敵としてジャンドをかなり意識したので、実際当たったのですが勝つことができました。それ以外に関しては調整し始めた段階なので自分でもまだ把握しきれていません」
――「最後になりますが、このデッキの魅力や好きなカードについて教えてください。」
岩崎「UR系コントール全般に言えますが綱渡り感が病みつきです!、好きなカードは《瞬唱の魔道士》ですかね、このカード強すぎです!」
――「本日はありがとうございました!頑張ってください!」
岩崎「ありがとうございました!」
これからも調整を頑張っていただきこのデッキの進化を見届けたいと思う。
6 《島》 1 《山》 2 《蒸気孔》 4 《沸騰する小湖》 4 《さまよう噴気孔》 2 《滝の断崖》 2 《尖塔断の運河》 1 《幽霊街》 1 《地盤の際》 -土地 (23)- 4 《瞬唱の魔道士》 1 《陶片のフェニックス》 -クリーチャー (5)- |
4 《祖先の幻視》 4 《稲妻》 3 《呪文嵌め》 1 《噴出の稲妻》 4 《ルーンのほつれ》 2 《差し戻し》 1 《収穫の火》 1 《焙り焼き》 1 《疑念の影》 1 《熟慮》 3 《神々の憤怒》 1 《ボガーダンの鎚》 3 《謎めいた命令》 2 《けちな贈り物》 1 《等時の王笏》 -呪文 (32)- |
4 《儀礼的拒否》 3 《溶鉄の雨》 2 《払拭》 2 《ゲリラ戦術》 2 《不忠の糸》 1 《誘惑蒔き》 1 《塵への崩壊》 -サイドボード (15)- |
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