6 《森》 2 《山》 2 《燃えがらの林間地》 4 《霊気拠点》 4 《獲物道》 1 《植物の聖域》 1 《尖塔断の運河》 -土地 (20)- 4 《導路の召使い》 4 《牙長獣の仔》 4 《通電の喧嘩屋》 4 《静電気式打撃体》 4 《逆毛ハイドラ》 -クリーチャー (20)- |
4 《顕在的防御》 4 《霊気との調和》 3 《アドレナリン作用》 1 《撃砕確約》 4 《気宇壮大》 4 《放たれた怒り》 -呪文 (20)- |
4 《流電砲撃》 3 《儀礼的拒否》 3 《否認》 2 《自然のままに》 2 《ヴァラクートの涙》 1 《島》 -サイドボード (15)- |
「スタンダード構築済デッキセット75枚入り(赤緑ビートダウン)」の使い方を、簡単にご紹介します。
このデッキの動きは非常にシンプル。「クリーチャーを呪文で強化して、攻撃する」というものです。『カラデシュ』からの新メカニズム「エネルギー」を大胆に活用して、勝利を目指しましょう。
「セット販売? 初心者向けの弱いデッキでしょ?」と侮ることなかれ。この赤緑ビートダウンは、世界中の大会で優秀な成績を収めています。つい先日の【SCG Players’ Championship 2016 】ではJoe Lossettが使用し、優勝を果たす原動力となりました。
そして、今回のデッキレシピは彼が使用したもの(【晴れる屋デッキ検索にも登録済み】)。チャンピオンが使用したデッキを、そのまま使うことが可能です!
■ エネルギーを活用して、一撃必殺!
このデッキには、普通のビートダウンとは違った必殺技があります。鍵を握るカードはこちら。
《静電気式打撃体》。
能力は単純明快で、「エネルギーを3つ払うと攻撃力が倍になる」というものです。
1/1で起動しても2/2にですが、強化して3/3なら6/6、もっと強化して5/5なら10/10に。さらにこの能力は、エネルギーがあれば何度でも起動できます。《気宇壮大》を使って5/5にし、そこから複数回使っていくと……?
「5/5→10/10→20/20→40/40→80/80」
一撃必殺を叩き込むことが可能です。
■ 理想的な動き
このデッキの理想的な動きは、
「エネルギーを貯める→《静電気式打撃体》を強化する→攻撃する→勝つ」
という極めてシンプルながら、勝利を掴むことができるものです。具体的に見ていきましょう。
1ターン目:《霊気との調和》(エネルギー2)
2ターン目:《導路の召使い》(エネルギー4)
3ターン目:《静電気式打撃体》(エネルギー7)
ここで手札に《気宇壮大》があれば、勝利は射程圏内。《静電気式打撃体》を5/5にしてからエネルギーを6つ支払えば、20/20、トランプルのできあがりです。
■ どのように攻める?
このデッキが強い理由は、ド派手な一撃必殺だけではありません。
《静電気式打撃体》以外にも、頼りになるクリーチャーがたくさんいます。一撃必殺ができそうにない場合は、彼らの力を借りていきましょう。
特に注目すべきクリーチャーは、《逆毛ハイドラ》です。
4/3というサイズを持ち、エネルギーを3つ支払うことで+1/+1カウンターを乗せながら、ターン終了時まで呪禁を得ることができます。自身が戦場に出たときにエネルギーを3つ得られるため、長期的に戦線を支えてくれます。
■ 呪文も有効活用
呪文は、エネルギーを生み出しながら土地を持ってくる《霊気との調和》以外は、すべてクリーチャーを強化するもののみ。
特に、《顕在的防御》は強化しながら呪禁を得ることができます。攻撃のみならず、防御として使うことも忘れずに。
■ サイドボードにも注目
サイドボードに採用されている、《否認》《儀礼的拒否》に注目! 最近流行の「《霊気池の驚異》デッキ」などに対抗するために、これらの打ち消し呪文が採用されています。
「赤緑なのに、青マナなんて用意できるの?」と思う方もいるかもしれませんが、《霊気との調和》で《島》を持ってくることができますし、豊富なエネルギーを活かして《霊気拠点》からも生みだすことができます。相手のプランを崩し、有利にゲームを進めて行きましょう。
■ 細かなテクニック
《静電気式打撃体》による一撃必殺は、数多くのプレイヤーを葬ってきました。そのため、このカードはすぐに除去されてしまうことも……。
そんなときは《顕在的防御》の呪禁が役立ちます。3ターン目に最速で《静電気式打撃体》を出すのではなく、1ターン我慢して《顕在的防御》を唱えられるようにしておきましょう。あっという間にライフを削れるので、1ターンの遅れを気にする必要はありません。
■ まとめ
優秀なクリーチャーたちを強化しながらビートダウンし、相手が隙を見せたら《静電気式打撃体》による一撃必殺を叩き込む……非常に分かりやすく、そして爽快感のあるデッキです。
サイドボードも付いているので、そのまま大会にも参加可能です。『カラデシュ』が生み出した新兵器を使って、スタンダードを楽しみましょう!
※商品ページは【こちら】
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