【コガモメモリーズその2】TurboLand

津村 健志

津村 健志



こんにちは!

前回の【コガモメモリーズその1】Trixに引き続き、この度も思い出のデッキを紹介していきたいと思います!

今回のデッキは、僕が初めてエクステンデッドの「プロツアー予選」に参加したこのデッキです。



Zvi Mowshowitz 「TurboLand」 グランプリ・ヒューストン2002

12 《島》
6 《森》
4 《Tropical Island》
1 《樹上の村》

-土地(23)-

1 《スパイクの飼育係》
1 《スパイクの織り手》
1 《変異種》

-クリーチャー(3)-
4 《衝動》
3 《対抗呪文》
2 《ガイアの祝福》
1 《妨害》
4 《Force of Will》
4 《噴出》
2 《時間のねじれ》
4 《踏査》
4 《ドルイドの誓い》
2 《巻物棚》
4 《どん欲の角笛》

-呪文(34)-
4 《火薬樽》
3 《基本に帰れ》
2 《目くらまし》
2 《スパイクの織り手》
1 《スパイクの飼育係》
1 《変異種》
1 《エメラルドの魔除け》
1 《妨害》

-サイドボード(15)-
hareruya



どん欲の角笛


アメリカの殿堂プレイヤーであるZvi Mowshowitz、そして日本が世界に誇るデッキビルダー中村 聡さんがこよなく愛したデッキが「TurboLand」

《踏査》《どん欲の角笛》の組み合わせでライブラリーを掘り進み、最終的にはライブラリーを全て引き切ってから、《ガイアの祝福》2枚で延々と《時間のねじれ》を循環させて「無限ターン」を獲得するデッキです。

コンボを完成させるまではそれなりの時間を要しますが、クリーチャーデッキに対しては《ドルイドの誓い》が鉄壁の守りとなります。《スパイクの飼育係》《スパイクの織り手》はビートダウンデッキにとって悪夢そのものであり、そうやって時間を稼いでしまえば、「無限ターン」に突入するなり《変異種》で殴り勝つなりお好みの勝ち方ができます。


スパイクの織り手変異種


《ドルイドの誓い》《ガイアの祝福》の相性の良さは特筆もので、《ドルイドの誓い》の能力が解決する際に《ガイアの祝福》が落ちていればライブラリーが自動的に修復されるので、こちらのクリーチャーやライブラリーが尽きることはありませんでした。


ドルイドの誓い


クリーチャーデッキを1枚で完封する《ドルイドの誓い》や、《踏査》《どん欲の角笛》による圧倒的なアドバンテージ差などなど、このデッキの魅力は多岐にわたりますが、なんと言っても「無限ターン」を得られる数少ないデッキであることこそが、僕の心を鷲掴みにした最大の理由です。



ずっと俺のターン!!


コンボデッキということもあって、一人回しも最高に楽しかったですね。「TurboLand」で何度も「プロツアー予選」に参加していたのですが、Zviの『TurboLand vs. The World』という記事はとても参考になりました。

広島で開催された「プロツアー予選」(6回戦)にて、小野田(倫久)さん、池田(剛)さん、諸藤(拓馬)さん、三津屋(和彦)さん、ジョン(景山 太郎)さんといった強豪とたくさん、そりゃもうたくさんあたったのもいい思い出です。この大会前までは、僕にとって「プロツアー予選」はただの大会のひとつに過ぎませんでしたが、この大会を機に「プロツアーに行くための大会」ということを明確に意識し始めたと記憶しています。

デッキの方に話を戻しますと、Zviは「グランプリ・ラスベガス2001」《ドルイドの誓い》が抜けたバージョン(!?)で結果を残したりもしていましたが、そこまでするなら違うデッキを使ったらいいのでは……少年だった僕でさえ、そう思わずにはいられませんでした(^_^;)(笑)



Zvi Mowshowitz 「Oath”less” TurboLand」 グランプリ・ラスベガス2001

10 《島》
3 《森》
4 《Tropical Island》
4 《Thawing Glaciers》
2 《樹上の村》

-土地(23)-


-クリーチャー(0)-
4 《渦まく知識》
1 《エメラルドの魔除け》
4 《蓄積した知識》
4 《対抗呪文》
2 《ガイアの祝福》
3 《獣群の呼び声》
2 《直観》
4 《Force of Will》
3 《時間のねじれ》
4 《踏査》
2 《巻物棚》
4 《どん欲の角笛》

-呪文(37)-
3 《ドルイドの誓い》
2 《黄塵地帯》
2 《エメラルドの魔除け》
2 《火薬樽》
2 《妨害》
2 《変異種》
1 《スパイクの飼育係》
1 《スパイクの織り手》

-サイドボード(15)-
hareruya



直観Thawing Glaciers


結局Zviが自身の記事か何かで《ドルイドの誓い》は入れ得!と語っていた(ような気がする)ので、《ドルイドの誓い》なしのバージョンはほとんど試さず終いでしたが、Zviのさすがの発想力には驚かされました。

その後ももちろん「TurboLand」を使用し続けたZviは、「デュアルランド」のなくなった1年後の「グランプリ・ニューオリンズ2003」で見事にグランプリ制覇を成し遂げています。



Zvi Mowshowitz 「TurboLand」 グランプリ・ニューオリンズ2003 (1位)

14 《島》
5 《森》
4 《ヤヴィマヤの沿岸》
1 《樹上の村》

-土地(24)-

1 《戦場のたかり屋》

-クリーチャー(1)-
4 《蓄積した知識》
4 《対抗呪文》
3 《一瞬の平和》
2 《クローサ流再利用》
2 《直観》
1 《転覆》
3 《時間のねじれ》
2 《噴出》
4 《踏査》
4 《ドルイドの誓い》
2 《巻物棚》
4 《どん欲の角笛》

-呪文(35)-
3 《貪欲なるベイロス》
3 《綿密な分析》
2 《火薬樽》
1 《黄塵地帯》
1 《帰化》
1 《反論》
1 《直観》
1 《転覆》
1 《妨害》
1 《誤った指図》

-サイドボード(15)-
hareruya



戦場のたかり屋一瞬の平和クローサ流再利用


すっかり「TurboLand」とZviに入れ込んでいた僕は、この結果に大歓喜!

直後の「グランプリ・広島2003」にはもちろん上記新型の「TurboLand」をコピーして参戦しましたが、結果は初日でポン……比べるのもおこがましいですが、Zviとは違い「グランプリ」でも、「プロツアー予選」でも、ついぞ結果を残すことはできませんでした。

結果こそ残せなかったものの、僕に「プロツアー予選」が何たるか、コンボデッキが何たるかを教えてくれた「TurboLand」は僕にとって最も大切なエクステンデッドのデッキのひとつです。

なお、余談ではありますが、あまりにも「TurboLand」愛が強すぎて、「時のらせん・ブロック構築」で「TurboLand」を作って挫折した経験もあります(笑)



津村 健志 「TurboLand・時のらせん・ブロック構築 ver.」

14 《島》
5 《森》
4 《広漠なる変幻地》
3 《戦慄艦の浅瀬》

-土地(26)-

4 《水深の予見者》
2 《意志を曲げる者》
4 《裂け目翼の雲間を泳ぐもの》
3 《ヴェズーヴァの多相の戦士》
2 《ザルファーの魔道士、テフェリー》
1 《塩水の精霊》

-クリーチャー(16)-
4 《祖先の幻視》
4 《遅延》
2 《ガイアの祝福》
4 《永劫での歩み》
4 《栄華の儀式》

-呪文(18)-
4 《鋸刃の矢》
3 《造物の学者、ヴェンセール》
3 《永劫の年代史家》
2 《意志を曲げる者》
2 《塩水の精霊》
1 《ヴェズーヴァの多相の戦士》

-サイドボード(15)-
hareruya



永劫での歩みガイアの祝福


このデッキも結局は「青単」に変更となりましたが、なんとかがんばって「TurboLand」で「グランプリ」に出ようとしていたのもいい思い出です(*^_^*)

ありがとう「TurboLand」。また「無限ターン」を得られるその日まで!


コガモ