いよいよ全勝者も絞られてきた第5ラウンド。ここまでの戦いを勝ち進んできたのはトップ8経験もある強豪・飯野 晃(千葉)とHareruya Pros所属の金川 俊哉(山梨)だ。
ここで勝利を収め、プレイオフへ大きく近づくのは果たしてどちらになるか――?
飯野 彬(千葉) vs. 金川 俊哉(山梨)
Game 1
先攻の飯野は《Mox Sapphire》、《Black Lotus》、《魂の洞窟》(指定は人間)から《現実を砕くもの》で1ターン目から素早く5点クロックを刻み始める。
対する金川は《Bazaar of Baghdad》をセットしてその能力を起動。《イチョリッド》、《臭い草のインプ》、《黄泉からの橋》を捨てて、第2ターンに「発掘」を開始。《イチョリッド》の誘発型能力を解決させにいく。
飯野 彬(千葉)
……が、飯野からここで待ったがかかり、その手からプレイされたのは《魂の洞窟》によってカウンター不能となった《封じ込める僧侶》!
これに対処する手段を持たず、《現実を砕くもの》のクロックで大きくライフを失っていた金川はサイドボードに手を伸ばした。
飯野 1-0 金川
Game 2
初手に《Bazaar of Baghdad》が来ない金川は《血清の粉末》で3回のフリーマリガンを得ながら計9回のマリガン。1枚になった初手にようやく《Bazaar of Baghdad》を見出し、ゲームをスタートする。
金川 俊哉(山梨)
だが、飯野が後手1ターン目にプレイしたのは無情な《安らかなる眠り》。さらに《太陽の指輪》によるマナブーストの恩恵を受けながら《磁石のゴーレム》や《スレイベンの守護者、サリア》が並び始めるとゲームが一瞬で決まってしまった。
飯野 2-0 金川