ここでは1敗ラインでトップ8進出をかけたバブルマッチに注目していこう。
「オース」操る鳥海 貴(埼玉)と、「スタックス」操る高桑 雄介(東京)。「スタックス」のマナ拘束戦略に対し、「オース」の《ドルイドの誓い》が間に合うか否かが焦点となるこのゲームで、勝利を収めるのはどちらになるか？
鳥海 貴(埼玉) vs. 高桑 雄介(東京)
Game 1
先攻の高桑が第1ターンに《ファイレクシアの破棄者》をプレイし、《Black Lotus》を指定すると、これが鳥海にクリティカルヒット。
鳥海はオープンハンドにあった《Black Lotus》を抱え込むことになってしまい、ブン回りを封じられやむなしに《師範の占い独楽》をプレイするのみでターンを終了する。
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続けて高桑は第2ターンに《からみつく鉄線》、第3ターンに2枚目の《からみつく鉄線》をプレイする。この2枚に《意志の力》で応じた鳥海だったが、手札は尽きてしまい《師範の占い独楽》に頼り切る形になってしまう。
鳥海 貴(埼玉)
その間にも《ファイレクシアの破棄者》と《ミシュラの工廠》によってダメージを蓄積させ、《トリスケリオン》までプレイする高桑。
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この時点で戦場に見える全てのクロックを対処しきるのは不可能と判断し、鳥海はサイドボードに手を伸ばした。
鳥海 0-1 高桑
Game 2
1マリガンの鳥海は土地を置くのみでターンを終了すると、高桑は《Mox Sapphire》をプレイしつつ「X=0」で《虚空の杯》を設置。さらに《Mishra's Workshop》から《抵抗の宝球》をプレイし、高桑の動きを封じ始める。
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鳥海も2マナで《思案》をプレイして手札を整えるが、その間にも高桑から《からみつく鉄線》がプレイされ、苦しい展開が続く。かろうじて《抵抗の宝球》を《自然の要求》で割ることに成功するが、序盤は完全に高桑のペースだ。
高桑 雄介(東京)
さらに高桑が《姥の仮面》を通し、打ち消しもアドバンテージ差で押し切られる展開も警戒する必要もなくなったことで、あとは鳥海の勝ち筋を一つ一つ潰していくだけとなる。
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その後《煙突》と《無のロッド》をプレイして数ターン。煙も出ない状態へと追いやられた鳥海がついにギブアップすることとなった。
鳥海 0-2 高桑
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