速報! Hareruya Hopesに新メンバー4名加入!

晴れる屋メディアチーム



 “未来のスターを、晴れる屋が応援していきたい”という強い思いが込められ結成された、Hareruya Hopes

 今日、新たに4名の加入が発表されました!



 加入するのは、浦瀬 亮佑、熊谷 陸、大木 樹彦、ポンポコ宮本(敬称略)の4名です。早速、それぞれのプロフィールをご紹介しましょう!

■ 浦瀬 亮佑

 MOを中心に実戦を重ねる新鋭で、トッププロも一目置く実力の持ち主。【MOCS2016】ではその実力を余すことなく発揮し、見事Top4に入賞を果たしてその名を世界に知らしめた。

 複雑なゲーム展開を打破する発想力や、そこに至るまでの奥深い思考を明快に言語化する能力は他の追随を許さない。今まさに世界が注目する超新星だ。


■ マジックとの出会い

浦瀬「大学二年生の頃、『ドラゴンの迷路』のイベントデッキを購入したことが出会いです。それからFNM出るようになり、『テーロス』の頃から本格的に大会に出るようになりました。その頃、初めてグランプリのサイドイベントでスーパーサンデーシリーズに出場して、7-1-1という成績で『これはTOP4に入れたな』と思っていたのですが、5位でプレイオフに残れなかったことが悔しくて、競技レベルの戦いに目を向けて、もっと真面目にマジックをやろう、と思いMagic Online(以下、MO)を始めました」

浦瀬「FNMは週1回しか対戦できないので『じゃあ、MOをやってみよう』と。そして、思いっきりハマりました。とにかく時間効率が段違いですし、オンラインが自分に合っていたんだと思います」

■ 自分のプレイヤーとしての特徴

浦瀬「アブザンミッドレンジや、緑白トークン、マルドゥグリーンと言ったような、緑系のミッドレンジを使用することが多かったです。カードで言うと、《クルフィックスの狩猟者》《不屈の追跡者》が好きですね」

クルフィックスの狩猟者不屈の追跡者

浦瀬「ただ、好みはもちろんあるのですが、大会の前にはなるべく多くのデッキに触れてみて手に馴染むもの、もしくは立ち位置が良さそうだな、と思ったものを選びます。MOのリーグで好成績を残しているデッキを回してみる、ということが多いですね」

■ マジックの魅力とは?

浦瀬安心して打ち込めること。これが大きいと思います。長年競技レベルの戦いが運営されている実績もありますし、近年はプロプレイヤーの活躍、そしてサポートもありますよね。競技人口がそもそも多いこと、ゲーム性が高いことはもちろんありますし、競技レベルから、カジュアルまでプレイヤーの裾野が広いことももちろんありますが、真剣に打ち込むことができる、ということが私にとっては何よりも大きいです」

■ これからの目標

浦瀬「憧れているのは彌永 淳也さん。そして中村 修平さんです。彌永さんの思考は、昔から学ぶこと、感銘を受けることが多く、今でも憧れのプレイヤーです。中村さんは『なかしゅー世界一周』をずっと読んでいて、『こういうプレイヤーになりたいな』と思っています。仕事の兼ね合いもあるのですが、アジア圏のグランプリには出場したいですね」

浦瀬「プロツアー『カラデシュ』は実力不足で、とても悔しい思いをしました。まずは、継続的にプロツアーに出場することを目指して練習を重ねたいです。それから、プロツアーで勝利するための練習と、プロツアーに出場するための練習は性質が違うと考えているので、現在は出場するための練習を続けて、その練習を活かしながら勝利するための練習に転換し、継続出場を目指したいと思います」

■ Hareruya Hopesの話を受けたときの感想

浦瀬安堵感、のようなものがありました。これまでやってきたことがプロツアーやMOCSという結果にはつながっていたと思うのですが、その上で評価してもらえたのかな、と」


浦瀬「もちろん嬉しかったことは事実ですが、先ほど述べた『安心して打ち込める』ということが、ひとつ確かな形になったと思えて『良かったな』という気持ちが強いですね。MOCSで結果を残せて、本当に良かったです」

■ 読者へのメッセージ

浦瀬マジックを真面目に続けると結果が付いてくる、ということを示せるようなプレイヤーになりたいと思っています。カジュアルに楽しむ人も、トップレベルを目指す人も、しっかりと目標を持ち、努力を続ければ、ゆっくりでも結果は付いてくる。その一つのモデルとなれるように、これからも戦いたいと思います。応援よろしくお願いします」

■ 熊谷 陸

 多数のプロツアー出場経験を持つ、宮城を代表する強豪プレイヤー。

 ハイレベルな戦いの中でも、マジックを楽しむ気持ちを忘れず、様々なアイディアを実践し成果を上げる。【グランプリ・東京2016】ではその独自の視点から構築されたオリジナルの「ナヤミッドレンジ」を持ち込み優勝を果たした。


■ マジックとの出会い

熊谷「小学生のとき、転校した学校で流行っていたのが始まりです。カードゲーム自体にも当時はまったく触れていなかったので、凄く新鮮に感じました。エキスパンションでいうと『第7版』のころだと思います。《長弓兵》《セラの抱擁》をつけて遊んでいた記憶があります」

長弓兵セラの抱擁

熊谷「その後は、節目節目で一旦マジックから離れたり、また少しだけ戻ったりということを繰り返して、『ゼンディカー』ブロックで復帰して今に至ります」

■ 自分のプレイヤーとしての特徴

熊谷「スタンダードの環境初期など、雑多なアイデアが周囲に溢れている中から、良いものとそうでないものを選び取る能力には自信があります」


グランプリ・東京2016、優勝写真。
※画像は【マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト】より引用させていただきました。


熊谷「この能力は、信頼が置けて、的確な視点と意見を持っている周囲の方々がいることがいるからこそ身についたものです。グランプリ・東京2016の結果も、その能力が活きた結果です」

■ 好きなカード、好きなデッキ

熊谷「数えきれないほどありますが、デッキが円滑に動くことを手助けしてくれるカード、特にクリーチャーが大好きです。例えば、《前兆の壁》《巨森の予見者、ニッサ》《ならず者の精製屋》ですね」

前兆の壁巨森の予見者、ニッサならず者の精製屋

熊谷「そういったカードが入っていて、息切れし辛いデッキが好きです。アブザンコントロール、4色ラリー、バントカンパニー辺りが代表でしょうか」

■ マジックの魅力とは?

熊谷「競技マジックが持つ、お互い入念に準備を重ねてきた二人が全力を尽くして戦うこと。そして、その場に流れるひりつくような空気が大好きで、マジックをプレイしています。プロツアーに参加するまでは、自分の好きな戦い方で、自由にゲームを作ることができる、ということをひたすら楽しいと思って遊んでいました。その両方があったおかげで、自分は今マジックを続けているんだと思います」

■ 大きな目標

熊谷プロツアーに出場し続けること。そのためにゴールドレベル以上を目標にして、今までも、そしてこれからもマジックをプレイしていくつもりです。過去にグレイビーだった方々に追いつけるよう、勝ちを積み重ねたいと思っています。現在のポイントは19点なので、シーズン残りのグランプリでシルバーレベルを確定させて、プロツアー『破滅の刻』に望みを繋げたいです」

■ Hareruya Hopesの話を受けたときの感想

熊谷「突然のお話だったので、まずは驚きました。その後、漠然とした不安もあり、どこかで憧れていた感情もあり、色々と混乱していましたが……要するに、嬉しかったです

■ 読者へのメッセージ

熊谷「今回を契機に、より精進してマジックと付き合っていきたいと思っています。パーカーを着てどのように自分が成長していくか、自分でも楽しみにしています

■ 大木 樹彦

 アイルランドで開催された【プロツアー『霊気紛争』】でトッププレイヤーを打ち倒しながら勝利を重ね、見事マネーフィニッシュ。11勝5敗の好成績を収めて次回のプロツアー出場の権利も獲得し、一躍プロシーンに躍り出た若き精鋭。

 広範な選択肢から正解を見出し、ロングゲームを制する確かな実力を持つ。


■ マジックとの出会い

大木「6年前に、大学のサークルで先輩に教わったのが出会いです。そのときは『タワーマジック』をやったのですが、そこからハマっていきました」

■ 自分のプレイヤーとしての特徴

大木「少しづつ有利な戦場を組み上げて、ゆっくりと戦っていくようなプレイが得意ですね。ミッドレンジ以降のロングゲームに強いデッキを使いたい、と考えています」

■ 好きなカード、好きなデッキ

大木「最近では、《アブザンの魔除け》《荒野の確保》《棲み家の防御者》が好きです。それから、各種プレインズウォーカーも。選択肢の広いカードが好きですね」

アブザンの魔除け荒野の確保棲み家の防御者

大木「デッキとしては安定感のあるロングゲームに強いデッキが好きで、最近のスタンダードで言うとアブザン系や黒緑昂揚が使っていてしっくり来ました」

■ マジックの魅力とは?

大木楽しみ方の幅が広く、いくらでも夢中にさせてくれるところだと思います」

■ これからの目標

大木「安定して結果を出し続けられるプレイヤーになりたい、と思っています。ゴールドレベル以上が大きな目標です」

プロツアー『霊気紛争』にて、Brad Nelsonと並ぶ。

大木「現在のプロポイントが12点で、次回のプロツアー『アモンケット』を含めれば15点が確定しているので、5点を獲得してシルバーレベルになることを今シーズンの最低限の目標として、グランプリに出場したいと思います」

■ Hareruya Hopesの話を受けたときの感想

大木「シルバーレベルになったらどこかに拾って頂けるかもしれないな、なんて思っていたので、予想以上に早くて驚きました。ありがたいことだと思います」

■ 読者へのメッセージ

大木「競技プレイヤーとしてはまだ日が浅く、これという実績は持っていないのですが、これから頑張って積み上げて行きたいと思います。応援して頂けると嬉しいです」

■ ポンポコ宮本

 本名、宮本 盟大。晴れる屋スタッフとして店頭に立ちながら、日々切磋琢磨を続ける名物店員。今日も彼の声が、高田馬場TCに響き渡る。

 「マジックの魅力を伝えられるようなプロを目指したい」と語り、国内外問わず、各地のグランプリに遠征を続ける。明るい笑顔に秘められた情熱は確かなもので、日々の練習から環境を読み解き、一歩先を行く構築・調整を行う。その集大成が発揮された【グランプリ・静岡2017春】では見事Top8に入賞を果たし、プロツアーの舞台へと駆け上った。


■ マジックとの出会い

宮本「『ドラゴンの迷路』の深夜販売に参加したことがきっかけです。カードゲーム自体は好きだったので、そこからすぐにハマって、遠征を始めましたね」

■ 自分のプレイヤーとしての特徴

宮本「メタを読むことに、とにかく時間を使います。その上で、既存のアーキタイプに独自の調整を加えることが多いですね。調整は、仕事後に晴れる屋で友人たちと行うことがほとんどです」

■ 好きなカード、好きなデッキ

宮本「グランプリ・静岡2017春で使用したマルドゥ機体のカードは、すべて好きですね。《密輸人の回転翼機》が禁止される以前からずっと使用していたデッキなので、とにかく思い入れがあります」


グランプリ・静岡2017春、マルドゥ機体を手に準々決勝に挑む
※画像は【マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト】より引用させていただきました。

■ マジックの魅力とは?

宮本言語を越えたコミュニケーションができることが魅力ですね。カードの能力は世界共通ですから、たとえ言葉が通じなくても対戦することができます。言葉以上のコミュニケーションができる、というのは本当に貴重ですよね。これからも遠征は続けるつもりなので、この繋がりをもっと増やしていきたいと思います」

■ 大きな目標

宮本「みんなの目標になれるような、そして気軽に話しかけて貰えるプレイヤーになりたいですね。遠い存在ではなく、すぐに会えるような。マジックを始めた頃、たまたま諸藤 拓馬さんにお会いしたことがあって感銘を受けたんです。聞けば答えてくれるし、盛り上げることも忘れない……諸藤さんのようなプレイヤーになりたい、という気持ちは今でもありますね」

■ 今シーズンの目標

宮本「まずは、今回獲得したプロツアー出場をしっかりと活かして結果を残したいです。そして同時に、マジックをもっと盛り上げていきたいですね。今回のグランプリで『日頃の過ごし方がどれほど重要か』を実感しました。練習ももちろんですが、晴れる屋でお会いしたお客様から温かい声援をいただけたことも、日頃の過ごし方だな、と。その気持ちを忘れずに、これからも頑張りたいですね」

■ Hareruya Hopesの話を受けたときの感想

宮本「とにかく嬉しかったです。グランプリでTOP8が決まった瞬間と同じくらい。マジックを盛り上げていく立場として、今まで以上に背負うものと支えてくれるものができたんだ、と思っています」

■ 読者へのメッセージ

宮本「今回、TOP8に入れたこと、そしてHareruya Hopesの一員になれたのは、晴れる屋で日々声を掛けていただいている皆さんのおかげだと思っています。マジックに打ち込む上で、晴れる屋ほど恵まれている場所はありません。その一人の先達として、これからも頑張っていきたいと思います!」

■ 特別インタビュー:新Hopes、ポンポコ宮本 -マジックをもっと盛り上げるために-

 せっかくの機会なので、Bazaar of Hareruyaで仕事中のポンポコ宮本さんにお話を伺ってみました。



宮本「Hareruya Hopesの一員にはなりましたが、晴れる屋のスタッフとしてマジックを盛り上げることはもちろん考えていますよ。こうやってBazaar of Hareruyaに立ってお客様と話せることは、やはり楽しいですからね」

■ 若いプレイヤーを支えていきたい

――「なるほど。スタッフとして盛り上げつつ、プレイヤーとしての活躍も目指す、ということですね」

宮本「そうですね。ただ、スタッフ、プレイヤーだけでなく、同時に“若いプレイヤーを支えていきたい”とも考えているんです。学生や若い人にとって海外グランプリはもちろんですが、各地で開催されているPPTQの遠征に向かうのも大変ですよね?」

――「そうですね。練習は近場でもできますが、遠征は交通費もかかりますから」

宮本「なので、せめて交通費だけは……ということで、車を出して、運転役を買って出ることが多いんです。何人かと一緒に遠征をして、大会に出て、ちょっとした旅行のように楽しむ、と」

――「そうなんですね。運転手は交代でやるんですか?」

宮本「いや、運転は行きも帰りも私がやりますよ!

――「なんと! ご自身もプレイヤーとして参加しながらだと、かなり大変ですね」

宮本「もちろん疲れはありますが、彼らの力になれることですし、車内の会話も大好きなので、喜んでやっています。もしプロツアーの権利も持っていたとしても、『PPTQに行きたい』という人がいたら喜んで運転手として行ってしまうかもしれません(笑)」

――「なるほど。宮本さんにとっても、良い時間の使い方なのかもしれませんね」

宮本「そうですね。みんなと一緒にマジックをすることって、ただ楽しいだけでなく、実力が付くんですよ。私がTOP8に入賞できたのもそうですし、一緒に練習したり遠征したりしている晴れる屋スタッフのパシス君もTOP16に入賞して、一緒にプロツアーに行くことができるんです。彼の力になれた証拠だと思うので、これは自分の入賞と同じくらい嬉しかったですね。……あ、グランプリ静岡のことで、どうしても触れておきたいことがあるんです! Hareruya Prosの高橋 優太さんとの会話なんですけど……」

■ 高橋 優太さんとの会話

宮本「準々決勝で敗れた後、これまでにない複雑な感情に襲われました。試合の疲労感、ここまで来たという達成感もありましたし、そこに悔しさが合わさってゴチャゴチャになってしまって……。そんなときに、高橋さんが声を掛けてくれたんです。励ましの言葉だけでなく、『こうやったら勝てていたよ』というアドバイスを貰いました。本当に嬉しかったですね。感動して泣きそうに……いや、正直に言うと泣いてしまいました」


※画像は【マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト】より引用させていただきました。

――「公式にも、その場面が掲載されていましたね」

宮本「そのときに、『あ、自分もこういうプレイヤーになりたいな』と思いました。長年第一線で戦ってきた経験が豊富なのはもちろん、あの場所、あの状況で言葉を掛けられる高橋さんは本当に凄いな、と」

■ マジックに打ち込める環境

――「宮本さんの目指す姿、ということですね。改めて、今後の目標を教えていただけますか?」

宮本「今まで以上にもっとマジックを盛り上げたいと強く思いますし、同時にプレイヤーとしても上を目指したいと思っています。私が目標とするプレイヤー像はありますが、それと同時に誰かの目標になりたいとも思うんですよね。変な言い方ですけど、会いに行けるプロを目指したい、といったところでしょうか」

――「晴れる屋に行けば会えるプロの一人、ということですか?」



宮本「そうですね。なので、これからも晴れる屋のスタッフとしてBazaar of Hareruyaには立ち続けます。今回、晴れる屋で声を掛けてくれる皆さんの応援があったからこそ結果を残せました。そして、少し言い過ぎかもしれませんが、今回私が結果を残せたことで晴れる屋がマジックに打ち込める環境であると、少しでも示せたんじゃないかな? と思うんですよ」

――「”晴れる屋のスタッフとして結果を残した一人”、ですからね」

宮本「なので、まだまだトッププレイヤーには程遠い存在なので『憧れ』にはならないと思いますが、身近な存在、そして目標となれるように、これからも頑張りたいですね。晴れる屋や、大会の会場で見かけたら、ぜひ声をかけてください。私も色々と教えてほしいことがありますし、みなさんと会話することが私の原動力にもなりますから」

 ここでBazaar of Hareruyaにお客様が集い始め、少し慌ただしくなってきました。すると、宮本さんは「ちょっとすいません」と一言告げて、いつもの笑顔でお客様を出迎え、会話を始めます。突然の終わり方ではありますが、宮本さんがまた次の大会へ向けて原動力を得ている最中なので、邪魔するわけにはいきません。



 今回は宮本さんのみのインタビューとなりましたが、浦瀬さん、大木さん、熊谷さんへインタビューをする機会は何度もやってくることでしょう。彼らはマジックとの出会いとこれまでの歩みは違いますが、これからは同じHareruya Hopesとして高みを目指し、マジックを盛り上げていくのですから

 新たに強力なメンバーが加わったHareruya Hopesの活躍に、これからも注目しましょう!

Twitterでつぶやく

Facebookでシェアする


関連記事