GP神戸2014が終わっても、俺たちのモダンは終わらない。
モダン神・小堺 透雄への挑戦権を得るべく集まったプレイヤーは155名。
今回の勝ち組デッキは果たして?
第4ラウンド開始時点での、上位卓の分布はこちら。
青赤デルバー、青白赤デルバー、バーンなどデッキこそ異なるが、赤を含んだアグロデッキは20名中6人。
そのほとんどが『タルキール覇王譚』で加入した新戦力にして即エース、《僧院の速槍》と《宝船の巡航》を使用していた。
もともと強力な上に、新セットで強化されたこのアーキタイプたち。このまま全勝街道を突き進むのだろうか?
また、GP神戸2014では明確な負け組となっていた黒緑系デッキが5人。
苦手なバーンが多いのが気になるところではあるが、《宝船の巡航》が増えたとはいえ《タルモゴイフ》の存在により青赤系のデッキ全般に相性が良く、また《思考囲い》《ヴェールのリリアナ》《突然の衰微》のラインが《ジェスカイの隆盛》コンボに強いのでこの数も納得できる。
そして最後に取り上げたいのが、ジェスカイの隆盛コンボの不在。
禁止になるのではないかと有名プレイヤーたちが口を揃えるこの最新コンボデッキだが、《きらめく願い》の高騰により使用者数が少ないのか、はたまた《大歓楽の幻霊》のような「ナチュラル対策」に敗れたのかは不明だが、全勝者不在と少し寂しい結果となっている。
この第4ラウンドを合わせて、残すは5回戦。
スイスラウンド8回戦+シングルエリミネーション3回戦という長い闘いを勝ち抜き、見事モダン神への挑戦権を獲得するのは果たしてどのデッキだろうか?