■ サンプルリスト
2 《平地》 1 《神聖なる泉》 1 《聖なる鋳造所》 4 《溢れかえる岸辺》 3 《吹きさらしの荒野》 1 《乾燥台地》 4 《金属海の沿岸》 -土地 (16)- 4 《純鋼の聖騎士》 4 《上級建設官、スラム》 -クリーチャー (8)- |
4 《血清の幻視》 4 《撤収》 2 《白鳥の歌》 2 《有毒の蘇生》 1 《ぶどう弾》 4 《オパールのモックス》 4 《調和者隊の盾》 4 《聖戦士の盾》 4 《極楽のマントル》 4 《蜘蛛糸の網》 3 《骨の鋸》 -呪文 (36)- |
4 《沈黙》 4 《神聖の力線》 3 《残響する真実》 2 《白鳥の歌》 1 《逆説的な結果》 1 《ギラプールの霊気格子》 -サイドボード (15)- |
■ 基本的な動き
このデッキは、「装備品で1ドローできる」という《純鋼の聖騎士》と《上級建設官、スラム》の能力を利用して、20枚前後、およそデッキの3分の1近くも入った0マナ装備品を同じターンに大量にプレイすることで、カードを引きながら「ストーム」を稼ぎ、最終的に《ぶどう弾》で勝つというデッキです。
3分の1ということは3回に1回しか次の装備品を引かないため、そんなにドローが続かないのではないかと思うかもしれませんが、そこにはチェインが続く仕掛けがあります。
『ダークスティール』のマニアックなレアカード、《撤収》。これにさえ辿り着けば、全ての0マナ装備品を手札に戻してまた1から唱えなおすことができるようになるのです。
しかもこの際《オパールのモックス》があると、《撤収》で一緒に手札に戻るため、フルタップで土地も置ききってしまったという状況からでも、実質フリースペルとして《撤収》を唱えることができます。
コンボをスタートしたけれども2枚目の《撤収》をなかなか引かないというときでも、《有毒の蘇生》と0マナ装備品1枚を手札に残しておけば安心です。
たった1枚でも《純鋼の聖騎士》や《上級建設官、スラム》を出したターンにそのままコンボスタートできるため、最速で2キル、相手の妨害がなければ3キルも当たり前というこのデッキは、オールイン・コンボの中でも圧倒的な速度と理不尽さを持っていると言えるでしょう。
■ TIPS
◆ 得意なマッチアップ/苦手なマッチアップ
一見最強に見えるこのデッキですが、0マナ装備品をチェインさせるという勝利手段の関係上デッキの構造的な制約が強く、相手の干渉に対してできることは驚くほど少ないです。
特にキーパーツである《純鋼の聖騎士》と《上級建設官、スラム》をインスタントの除去で狙い撃ちされると、あっという間に負けてしまうということも少なくありません。
それゆえ得意/苦手はそのまま対戦相手がどの程度こちらに干渉する手段を有しているかというステータスに帰着します。2ターン以内の干渉手段が4枚以下のデッキに対しては有利ですが、8枚以上あると厳しくなってくるでしょう。
つまり、同じコンボ同士であれば速度で勝るこちらが基本的に有利になりますし、反対にジャンド/アブザンなどの黒緑系のデッキはありとあらゆる手段で妨害してくるため、厳しいマッチアップになります。
黒緑系相手は特に向こうが「2ターン目に除去を構えながら手札破壊」というプレイがとれるのが最悪なので、サイドボード後にはそれをされても良いように何らかの対抗手段を講じる必要があるでしょう。
◆ バリエーション
◆ 苦手なカード(代表例)
「純鋼ストーム」でデッキを検索この記事内で掲載されたカード
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