『アモンケット』で「統率者戦」の注目カード5選!

トロピ大塚

 みなさんこんにちは!札幌店店長大塚です。

 普段よりも更新が遅れてしまい申し訳ありません。新しく札幌に晴れる屋ができる!ということで、成田店店長から札幌店店長にクラスチェンジしました!その準備のため、少し時間をいただくことになったのです。

 札幌でも統率者戦を盛り上げていきたいと思いますので、よろしくお願いします!!店舗紹介などは別の記事で紹介しておりますのでそちらをご覧ください。

 さて、統率者戦では1年ぶりに禁止&解禁カードがでましたね。

トレストの使者、レオヴォルド変幻の大男

 《トレストの使者、レオヴォルド》は統率者戦では要の動きとも言えるドローを封じる能力を持ちながら、わずか3マナ。除去しても1ドローされるうえにすぐに再キャスト可能!

Timetwister

 恐ろしいのは《Timetwister》のような、手札をリセットしてドローさせる系の呪文と組み合わせた時。あまりにも簡単にロックが決まってしまいます。ファンも多いカードだったとは思いますが、《上位の空民、エラヨウ》《陰謀団の先手ブレイズ》と同じように不快系カードは楽しく遊ぶカジュアルフォーマットでは禁止推奨になる運命でした……

 また、《変幻の大男》の解禁もびっくり!

 最初はなかなか面白いことができるんじゃないかと思いましたが、以外と合計6マナ以下の制約はキビシイ……。パッと思いついたコンボは《鍛冶の神、パーフォロス》ありったけの0マナクリーチャーを出すというもの。今のところXマナ含む0マナクリーチャーは13種。

鍛冶の神、パーフォロスズーラポートの殺し屋

 《変幻の大男》を死亡させる関係上、サクリ台は何かしらあるという前提なら、《ズーラポートの殺し屋》を使えば(13+1)×2+14で42点ドレイン!なお、この中で2枚以上ドローしてしまうと40点を超えない点はご了承ください(笑)

 さてさて、今回の『アモンケット』ですが新たな神様達や「-1」カウンターのメカニズムなど、ワクワクするカードがいっぱい!その中でも注目のカードを5枚ピックアップいたします!!

1.《黄昏+払暁》

黄昏+払暁

 小粒クリーチャーが並ぶデッキだと、巨大クリーチャーがいるとツライ!!そんな時はこの呪文。表で厄介なクリーチャーを除去できて、相手から受けた全体除去からのリカバリーもこなす!!

 《帰還した探検者、セルヴァラ》などでオススメの1枚!

帰還した探検者、セルヴァラ

2.《驚異への入り口》

驚異への入り口

 ブロック不可&ドローのソーサリー。

 普通に使うとちょっと重そうなのですが、その欠点を解消できる統率者がいます!それは《浄火の戦術家、デリーヴィー》攻撃が通るとアンタップできるため、ブロック不可能力とも相性バツグン!!増えたマナでドローしたカードを使える点も素晴らしい!!

浄火の戦術家、デリーヴィー

3.《イフニルの魔神》

イフニルの魔神

 「サイクリング」だけでなく、捨てても誘発するので《Wheel of Fortune》などで大量に-1/-1カウンターをばらまけます!黒は《闇取引》《精神を刻むもの》など手札を捨てる効果に長けていますので、手札だけでなく盤面もデストロイしちゃいましょう!

 《精神破壊者、ネクサル》はヘイトが高く攻撃されまくるので、除去として活躍するかも!?

精神破壊者、ネクサル

4.《収穫期》

収穫期

 一見地味なマナ加速ですが、クリーチャーを増やしつつマナを伸ばしたいデッキでは重宝しそうです!!

 一番活用できるのは《略奪の母、汁婆》でしょう。なんといってもクリーチャーをタップする「共謀」とのシナジーは最高!!デッキもマナを大量に必要とするので、ぜひ採用したい1枚です!

略奪の母、汁婆

5.《生類の侍臣》

生類の侍臣

 軽くなってマナサポートが付いた新《ガラクの大軍》。できるだけ多くのクリーチャーを採用してたくさんのアドバンテージを得たいですね。《精霊の魂、アニマー》《クローサの庇護者シートン》ならたくさんのクリーチャーを採用してるので、無理なく使えそうです。息切れもしやすいので。

 特に《精霊の魂、アニマー》では《鏡割りのキキジキ》《パリンクロン》のダブルシンボル、トリプルシンボルがネックになる場合もあるので、マナサポート能力はかなり偉いです。活躍させるなら個人的には40~50枚くらいクリーチャーが欲しいかな?という感覚です。

精霊の魂、アニマー

デッキ紹介:《葬送の影》を統率者戦で使ってみよう!!

葬送の影新たな視点

 「サイクリング」カードをすべて手札に戻す驚異のカード。「サイクリング」を持つカードは約200種類。新《波動機》《新たな視点》も手に入れ、ついに「サイクリング」デッキ実現!!

 そう思い、満を持してデッキを作成しました!!

 …が!塚本さんが僕より先にサイクリングデッキを考案!!がーんだな…出鼻をくじかれた。

 そこで、僕は塚本さんとは違う形で「サイクリング」デッキを考えました!せっかく《波動機》を使うなら、「サイクリング」で最後まで駆け抜けたい!!そうするためには、《葬送の影》を何度も叩きつけるのが一番です!

有毒の蘇生回収ライオンの瞳のダイアモンド

 幸い「サイクリング」効果ですぐ引けるので、《有毒の蘇生》《回収》などで《葬送の影》を使いまわすのは容易です。《Songs of the Damned》でマナ供給も簡単!《葬送の影》スタックで《ライオンの瞳のダイアモンド》を割って好きなマナを生み出してもいいですね!

アルハマレットの書庫研究室の偏執狂死闘

 そして余ったマナで《アルハマレットの書庫》を出せば、サイクリングで2枚ドロー!!こうしてデッキをを引き切って、やっぱり最後は《研究室の偏執狂》でフィニッシュ!!黒マナが生まれやすいことと、墓地にクリーチャーが溜まるので《死闘》での特殊勝利も狙えます!!

 そして完成したデッキリストがこちら!


《スリヴァーの女王》

《スリヴァーの女王》


-統率者 (1)-

《沼》
《Bayou》
《Underground Sea》
《Scrubland》
《Badlands》
《灌漑農地》
《異臭の池》
《泥濘の峡谷》
《隠れた茂み》
《まばらな木立ち》
《統率の塔》
《真鍮の都》
《色あせた城塞》
《マナの合流点》
《漂う牧草地》
《離れ島》
《汚染されたぬかるみ》
《薄煙の火口》
《滑りやすいカルスト》
《アガディームの墓所》
《枯渇地帯》
《セファリッドの円形競技場》
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》

-土地 (23)-

《野生の犬》
《砂州のマーフォーク》
《フェアリーの大群》
《優雅の信奉者》
《法の信奉者》
《ゆらめく障壁》
《敵意の信奉者》
《猿人の指導霊》
《砂時計の侍臣》
《不毛地の蠍》
《闇番のエルフ》
《研究室の偏執狂》
《Elvish Spirit Guide》
《臓物を引きずる者》
《慧眼のエイヴン》
《ペンドレルのドレイク》
《砂州の大海蛇》
《微光鱗のドレイク》
《イフニルの魔神》
《通りの悪霊》
《樹皮革のやっかいもの》
《オケチラの従者》
《エルフの逸脱者》
《谷のラネット》
《海辺のレインジャー》
《ジェスのゾンビ》
《よじれた嫌悪者》
《青ざめた出家蜘蛛》
《炎血の襲撃者》
《漂うジン》
《ジャングルの織り手》
《峠のラネット》
《大いなるサンドワーム》
《鋤引きの耕し獣》
《逃げ出したプライモック》
《聖域の耕し獣》
《隻眼の将軍 夏侯惇》

-クリーチャー (37)-
《有毒の蘇生》
《ギタクシア派の調査》
《回収》
《伝国の玉璽》
《神秘の教示者》
《Demonic Consultation》
《暗黒の儀式》
《吸血の教示者》
《悟りの教示者》
《納墓》
《発掘》
《Songs of the Damned》
《排除》
《魔力変》
《誤算》
《汚れた契約》
《スクラップ》
《Demonic Tutor》
《新たな芽吹き》
《葬送の影》
《壌土からの生命》
《秋の際》
《加工》
《最後の審判》
《俗物の放棄》
《自然の復活》
《地下墓地の総ざらい》
《Mystic Remora》
《死闘》
《新たな視点》
《金属モックス》
《水蓮の花びら》
《モックス・ダイアモンド》
《魔力の墓所》
《太陽の指輪》
《魔力の櫃》
《波動機》
《厳かなモノリス》
《アルハマレットの書庫》

-呪文 (39)-
hareruya

 よくあるのが「サイクリング」中に土地を引きすぎてしまうこと。なるべく土地をサーチする「サイクリング」から使ってデッキ内の土地を減らしていきましょう。『アモンケット』の「サイクリング」土地は基本土地タイプを持っているので、山「サイクリング」などのカードでサーチしつつドローに変換することができます!これらは優先的に持ってくるカードですね。「サイクリング」で引きまくってるときは気持ちいいですよ!

 自分は《死体の花》の存在を忘れていたので、その点に気づけた塚本さんはさすが!というところですね♪同じテーマでも様々なアプローチがあるので、ぜひ自分だけの「サイクリング」デッキを作ってみてください!

 さて、そんなこんなで今回は以上です!『アモンケット』のカードを、思う存分統率者戦でも使ってみてください!

 それでは次回の『破滅の刻』でお会いしましょう!!

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