By Kenji Tsumura
サンプルリスト
5 《森》 1 《島》 1 《山》 4 《植物の聖域》 2 《伐採地の滝》 4 《尖塔断の運河》 4 《霊気拠点》 1 《見捨てられた神々の神殿》 -土地 (22)- 4 《ならず者の精製屋》 2 《つむじ風の巨匠》 1 《奔流の機械巨人》 3 《絶え間ない飢餓、ウラモグ》 -クリーチャー (10)- |
4 《霊気との調和》 4 《蓄霊稲妻》 3 《検閲》 3 《造反者の解放》 1 《否認》 1 《コジレックの帰還》 4 《天才の片鱗》 4 《織木師の組細工》 4 《霊気池の驚異》 -呪文 (28)- |
4 《不屈の追跡者》 3 《逆毛ハイドラ》 3 《否認》 2 《守られた霊気泥棒》 2 《光輝の炎》 1 《払拭》 -サイドボード (15)- |
基本的な動き
「ティムール《霊気池の驚異》」デッキは、『カラデシュ』で登場した《エネルギー》ギミックを存分に活用する一種のコンボデッキです。
キーカードとなるのは、デッキ名そのものである《霊気池の驚異》。マナコストを踏み倒す強力な効果を秘めたこのカードを駆使することで、最速ならば4ターン目に《絶え間ない飢餓、ウラモグ》を呼び出しゲームに勝利してしまうことができます。
安全に《霊気池の驚異》を設置、そして起動するために、序盤は《エネルギー》を溜めながら時間を稼いでいきます。
特に優秀なのが《織木師の組細工》で、6点ものライフと《霊気池の驚異》の起動に必要な6つの《エネルギー》を1枚で提供してくれるこのカードは、《霊気池の驚異》にとって最高のパートナーと呼べる存在です。
これらのカードは《エネルギー》を溜めつつドローを進めて《霊気池の驚異》にたどり着きやすくなります。《ならず者の精製屋》は相打ち要員としても最適ですね。
このデッキのみならず、《エネルギー》を使用する全てのデッキにとって最良の除去呪文が《蓄霊稲妻》。序盤を凌ぐのはもちろん、《奔流の機械巨人》のような高タフネスのクリーチャーにも容易に対処できます。
なお、《蓄霊稲妻》は解決時に0を選ぶこともできるため、《霊気池の驚異》はあるけど《エネルギー》が足りないという状況であれば、純粋に《エネルギー》を溜めるカードとしても機能します。
《エネルギー》絡みのカードの中でも別格の存在感を放つのが《つむじ風の巨匠》です。大量のブロッカーを用意して時間を稼いだり、「プレインズウォーカー」の牽制したり、ときには《飛行機械トークン》でゲームを決めてしまったりと、その役割は多岐にわたります。
《霊気池の驚異》デッキを使うに際し、どうしても向き合わなければいけない問題は、手札にきてしまった《絶え間ない飢餓、ウラモグ》たちをどうするかです。そこで活躍するのが《見捨てられた神々の神殿》になります。1ターンの違いはゲームの勝敗を分かつほどのインパクトがありますし、このカードを最後にセットすれば対戦相手の計算を大きく狂わせることができます。
《見捨てられた神々の神殿》のマナは《絶え間ない飢餓、ウラモグ》以外にも、《織木師の組細工》、《霊気池の驚異》、《コジレックの帰還》の使用に充てることができるので、中盤以降の手数の増加にも寄与します。
TIPS
得意なマッチアップ/苦手なマッチアップ
このデッキは《霊気池の驚異》からの《絶え間ない飢餓、ウラモグ》という必殺技があるため、得意なデッキは数あれど絶望的と呼べるようなマッチアップはほとんど存在しません。
強いて挙げるとするならば、《霊気池の驚異》への唯一の効果的な解答である打ち消し呪文の入ったデッキと、ゾンビや白赤人間のように数で押してくるデッキでしょう。
前者が増えるようであれば《不屈の追跡者》や《逆毛ハイドラ》をメインから採用したり、後者が増えるようであれば《コジレックの帰還》や《光輝の炎》を増やすことで対応できます。
バリエーション
苦手なカード(代表例)
この記事内で掲載されたカード
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