By Kazuki Watanabe
プロツアー『破滅の刻』予選、終幕!
優勝は、川口 テツ。改めておめでとう!
※決勝の様子はテキストカバレージを御覧いただきたい。
グランプリ・ブリスベン2017でトップ8入賞を果たし、プロツアー『アモンケット』の権利を獲得した川口は、今回の優勝により連続プロツアー出場を果たすこととなった。
朝8時から始まったプロツアー予選は、決勝終了までおよそ11時間の時間がかかった。
長丁場を戦い抜いた川口にインタビューを申し込むと、「もちろん良いですよ」と快く返事をいただいた。早速、話を伺ってみよう。
■ リアルのドラフトは、プロツアー以来
――「お疲れ様でした。そして、改めておめでとうございます」
川口「ありがとうございます!」
――「改めて、プロツアーの権利を獲得した感想を教えていただけますか?」
川口「とにかく嬉しいですね。本戦のモダンは散々だったんです。個人的にはリミテッドの方が得意なので、挑戦して良かったな、と」
――「普段からリミテッドはプレイされるのですか?」
川口「Magic Onlineが中心です。実際に触れる機会はほとんどないんですよね。実は、プロツアー『アモンケット』以来なんですよ、リアルのドラフトをやるの」
――「ええ!? そうだったんですね。ではシールドも同じですか?」
川口「そうですね。Magic Onlineでの練習のみです」
――「では、少し今日のシールドとドラフトを振り返って頂きたいのですが、シールドはいかがでした?」
川口「プールに恵まれていたな、と思いますね。《不屈の神ロナス》と《生類の侍臣》、そして《威厳あるカラカル》。緑白で構築して、1ゲームも落とさずに5-0できました」
――「おお、文字どおり無敗で勝ち上がったわけですね。ドラフトはいかがでした?」
川口「初手は《秘法の管理者》をピックして、その次に《ナクタムンの侍臣、テムメト》を取ることができたんです。そのまま青白が組めたら良いなー、と思っていたら《風案内のエイヴン》も流れてきて、しっかりと組めたと思います。決勝ラウンドは、2-1、2-0、2-0でした」
――「今日1ゲームしか落としてない! シールドもドラフトも、勝つべくして勝った、という表現がぴったりですね」
川口「ありがとうございます。勝てて本当に良かったです」
――「これで晴れてプロツアーの連戦が決まったわけですが、プロツアー『アモンケット』に向けて、どのように調整をしていくご予定ですか?」
川口「今後も、Magic Onlineを中心に練習をしていくことになると思います。ただ、これまでと変わってMOPTQに出る必要がなくなったので、より練習方面にエネルギーを割いていきたいと思います」
――「なるほど。具体的な目標はありますか?」
川口「前回のプロツアー『アモンケット』では、力及ばず初日落ちだったんです。なので、次こそは勝ちたいと思っています。前回は結果には、納得いっていないので……今回はPTQでの権利獲得でしたが、次はプロツアーで権利を獲得できるように、精一杯頑張っていきたいと思います」
――「ありがとうございました。これからも、そしてプロツアー『破滅の刻』でも頑張ってください!」
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