【やり得ハッピーテク紹介002】探しやすい土地がハッピー

齋藤 友晴



マジックをやってく上で知っておくとプラスになるようなテクニックを片っ端から紹介していこうというこのコーナー。
ベテランならあたりまえー♪な小ワザから、晴仙流の奥義継承まで出し惜しみなく、幅広くおこなっていく。

2回目となる今回のテーマは基本土地

平地、島、沼、山、森。

カードの種類としてはたった5種類だけど、20年以上のマジックの歴史の中で様々なバリエーションが登場した。
この中からデッキに好きなものを使えるというのはさしずめ、出かけるときどんな靴を履くかという、
オシャレは足元から♪に近い要素だ。



基本土地オシャレ界の頂点と名高いのはやっぱり多くのプレイヤーが憧れる『GURUランド』







大陸の向こう側の名所を盤面に再現できる『ユーロランド』







日本語プロモ界の大家族『MPSランド』







20枚ずつ持ってたらそれだけで相手が投了する事があるかもしれない希少すぎる『サマーランド』









……など、色んなオシャランドがあるけど、今日はその中でも勝つためにオススメなオシャランドトップ3を紹介したいと思う。





第1位 『ゼンディカーランド』







第2位 『アンヒンジドランド』







第3位 『アングルードランド』





個人的にだけど、勝利に向かうなら上記3つのどれかで揃えておくのが断然オススメ。

理由はこれらのデザインが通常の土地とは全く異なることにある。


フェッチランドなどで土地を探す効果を使用する際、デザインがハッキリしていて圧倒的に探しやすい。

特にハッキリしているのはゼンディカー、アンヒンジドの2つ。アングルードもデザインはハッキリしてるけど、
比較するとイラストの色が淡泊なこと、カード黒枠内の一番端のほうだけだと判別が付かないのが珠にキズ。

ゼンディカーのほうがアンヒンジドより上なのは、ほとんど同じデザインの割に、イラストも4種類ずつあって好きなものを選べるし、価格が安いから。
当然、浮いたお金が主要カード購入費や大会参加費、遠征費などに使えればそのぶん強くなりやすいし勝ちやすい。


基本土地が探しやすいとどういうメリットがあるか?


これは極めてシンプルで、探す時間が少し軽減出来ること。
そうすれば、試合での引き分けリスクが減るとともに、練習中の無駄な時間が軽減される。
よってこれが、勝利に近づく選択なのは間違いないと考えてる。

そういう考えで、俺はしばらくゼンディカーランドしか使ってない。

(本当はオシャレ要素でアンヒンジドランドも持っておきたいけど晴れる屋の品揃えのため、三度手放した;;)


いかがだっただろうか?
これはあくまで、合理的に勝ちにいくことだけ考えた場合のやり得ハッピーテク。
メンタル面は度外視した内容となっている。

1番好きな土地でリラックスして、あるいは笑顔でプレイすることがもたらすハッピーもあるので、
自分がどの基本土地を使うかを今一度考えるきっかけになってくれたら幸いだ。

自分の場合は、魅力的な基本土地が多すぎて、こうでも考えないと選べないっていうのがきっかけになってたり(笑)


最後に、2つ付け加えておきたい。

・探しやすくなるからって土地だけ全部Foilにするのは、ルール上のリスクがあるからオススメしない。
・また、初心者の方や予算があまりないという方は、こういう細かい差やオシャレに投資するのは後回しにしたほうが良いだろう。


細かい差が、大会の勝敗を分けていく。

細かい差が、人生のハッピーさを変えていく。

大袈裟だけど大真面目^^


トモハル