By Kenji Tsumura
サンプルリスト
8 《島》 1 《冠雪の島》 2 《窪み渓谷》 1 《湿った墓》 1 《異臭の池》 2 《沸騰する小湖》 1 《汚染された三角州》 1 《溢れかえる岸辺》 1 《霧深い雨林》 1 《涙の川》 1 《水没した地下墓地》 1 《宝石の洞窟》 1 《墨蛾の生息地》 1 《海の中心、御心》 -土地 (23)- 2 《瞬唱の魔道士》 -クリーチャー (2)- |
4 《血清の幻視》 4 《万の眠り》 2 《致命的な一押し》 1 《検閲》 1 《応じ返し》 3 《疲労困憊》 2 《謎めいた命令》 4 《時間のねじれ》 3 《水の帳の分離》 3 《時間の熟達》 1 《徴用》 4 《クルフィックスの指図》 3 《吠えたける鉱山》 -呪文 (35)- |
3 《虚空の杯》 3 《集団的蛮行》 2 《氷の中の存在》 2 《思考囲い》 2 《ハーキルの召還術》 1 《黄金牙、タシグル》 1 《仕組まれた爆薬》 1 《徴用》 -サイドボード (15)- |
基本的な動き
「エターナルブルー」は《時間のねじれ》や《時間の熟達》といったカードを連打し、半永久的に自身のターンを継続している間に勝つことを念頭においた珍しいタイプのロックデッキです。
これらのカードをただ単に連発しているだけではすぐに手札が尽きてしまいますが、《吠えたける鉱山》と《クルフィックスの指図》が複数枚あれば追加ターンが途切れることはありません。
仮に追加ターンを得るカードが引けなかった場合には、下記カードを用いて対戦相手の自由を奪うことで強引に対戦相手のターンをスキップさせます。
こうして無事に時間を稼ぐことができたなら勝利は目前です。対戦相手からしてみれば正しく永遠のように感じる時間の中で、《瞬唱の魔道士》や《墨蛾の生息地》で悠々とゲームに勝利できるという寸法です。
フィニッシャーの中で、唯一規格外のパンチ力を誇るカードが《水の帳の分離》で、追加ターンを得るカードがそのまま勝ち手段にもなるのは一昔前の「エターナルブルー」と大きく異なる点です。
このデッキの最大の注意点は、一人回しがこれ以上なく捗ることです。基本的に対戦相手がいようがいまいが関係のないデッキなので、もしもこのデッキを手に取る際には無限に時間を奪われてしまわないようにご注意を。
TIPS
得意なマッチアップ/苦手なマッチアップ
このデッキのキーカードは《吠えたける鉱山》と《クルフィックスの指図》なので、それらを破壊されないマッチアップは有利と言えます。とりわけ速度の遅いミッドレンジ・コントロールデッキや、始動の遅いコンボデッキに対して非常に有利なアーキタイプです。
とにかくドローを増やすカードをいかにして通すかが鍵となるので、対戦相手が打消し呪文を使っている場合にはタップアウトの隙を狙って《クルフィックスの指図》を設置したり、《万の眠り》や《徴用》を使ってでも強引に通すようにしましょう。
逆に苦手なマッチアップは、全体的にコストが軽い「バーン」や「親和」が挙げられます。このデッキは序盤の高速ビートダウンを止める術に乏しいですし、マナコストが軽いデッキは《吠えたける鉱山》や《クルフィックスの指図》で増えた手札を効率良く使用してくるためです。これらのデッキに対しては、サイドボード後に《虚空の杯》、《集団的蛮行》、《ハーキルの召還術》などでしっかりと対策しておきましょう。
カードとしては《吠えたける鉱山》と《クルフィックスの指図》を的確に対処できる《突然の衰微》、追加ターンを得るカード全てを封殺してしまう《ガドック・ティーグ》あたりを苦手とします。
バリエーション
苦手なカード(代表例)
この記事内で掲載されたカード
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