クイックインタビュー: トッププロたちの見据える目標

晴れる屋

By Kazuki Watanabe

 プレイヤーの数だけ、夢と目標がある。

 自分自身の夢、そして目標を叶えるために、プロプレイヤーたちは戦いを繰り広げている。

 ここでは、4名のプレイヤーに「今シーズンの目標は?」という質問を投げかけてみた。

ティアゴ・サポリート

 まず最初に話を聞いたのは、Hareruya Latinのティアゴ・サポリートだ。

ティアゴ・サポリート

ティアゴゴールド・レベルを獲得することだね。あと、Magic Online Championship 2018に参加することも目標だ。Magic Onlineが、俺の生きがいなんだ」

ティアゴ「もちろん、チームシリーズも重要だ。Hareruya Latinは6人全員が2日目に進出できたルーカス・エスペル・ベルサウドは全勝だし、他のメンバーも悪くない。チーム一丸となって戦えるなんて夢のようだよ!」

ジェレミー・デザーニ

 次は、日本に在住しながらプロ活動を続ける、ジェレミー・デザーニだ。

ジェレミー・デザーニ

ジェレミー「レベルで言えばゴールド・レベルですね。なるべく早く確定させて、慌ててグランプリに参加するような事態は避けたいと思っています」

ジェレミー「今、私は日本に住んでいるのですが、ヨーロッパやアメリカはもちろんですが、アジアのグランプリに遠征するのも大変です。今月末にはグランプリ・シンガポール2018が開催されますが、日本からだと8時間近く掛かってしまいますからね。このプロツアーを含めて早めにゴールドを確定させて、日本でゆっくり過ごす時間を増やしたいと思います」

オリヴァー・ポラック=ロットマン

 3人目は、オリヴァー・ポラック=ロットマンだ。

オリヴァー・ポラック=ロットマン

オリヴァー「今回のプロツアーはもちろんだが、次の『マジック25周年記念プロツアー』で良い成績を収めることが目標さ。メンバーは決まってるんだ。Hareruya Prosのピエール・ダジョンと、マルク・トビアシュだよ。2人とも実力は十分だから、足を引っ張らないように気をつけるよ」

オリヴァー「それから、ワールド・マジック・カップに出場することも目標だ。キャプテンになるのは難しいかもしれないから、オーストリア選手権で優勝できるように、しっかり準備をしないとね」

マーティン・ミュラー

 最後は、マーティン・ミュラーである。

マーティン・ミュラー

マーティン世界選手権で良い成績を残したいですね。あとは……具体的な称号や結果ではなくても良いですか? 僕が常に目標しているのは、さらに強いプレイヤーになることです。グランプリ、プロツアー、世界選手権といった大会で、しっかりと結果を残せるプレイヤーになりたいと思っています」

マーティン「常に安定した成績を残す、というのはマジックの世界では難しいものです。ですが、これからも世界で戦えるプレイヤーであるために、今まで以上に努力をしなければなりません。幸運にも、私が所属するGenesisには、ブラッド・ネルソンを始めとして最高のお手本が居ます。彼らに学び、そして負けないようなプレイヤーになりたいですね」

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