赤黒ブリッジヴァインデッキガイド

Jacob Nagro

Jacob Nagro

Translated by Kenji Tsumura

原文はこちら
(掲載日 2018/08/16)

自己紹介

やあ、僕の名前はジェイコブ・ナグロ/Jacob Nagro。つい最近チームメイトのジョナサン・スケニク/Jonathan Sukenikハンター・コクラン/Hunter Cochranと共に、幸運にもマジック25周年記念プロツアーを7位で終えることができた。

Jonathan Sukenik Hunter Cochran

ジョナサン・スケニク、ハンター・コクラン

この結果により僕はゴールド・レベルプロになることができたんだけど、引き続きプロツアーに参戦できることを楽しみにしているし、自分自身が良いプレイヤーだと証明できたんじゃないかと思う。プロツアーで出会った多くのプレイヤーとは異なり、モダンは僕のお気に入りのフォーマットだ。僕がモダンのどこが好きかというと、コンボデッキの存在や、変更可能なスロットが多いデッキなんかを特に気に入っている。これらはしばしば互いにやりたいことを押し付けるだけのゲームを引き起こすけれども、自分のデッキでどんなことができるのか隅から隅まで学んだり、対戦相手の使っているデッキ次第で生まれる相互作用を学んでいるときは最高に楽しいね。

クラーク族の鉄工所若き紅蓮術士虚ろな者

このプロツアーに向けて、僕は気が付けば《クラーク族の鉄工所》 (KCI) について3ヵ月ほど学んでいた。その間にマット・ナス/Matt Nass1回2回、さらには3回ものグランプリトップ8を記録したわけなんだけど、プロツアーの1ヵ月前くらいになって自分自身の引き出しを増やすために他のデッキにも挑戦すべきだと考えたんだ。ほぼ同時期に「マルドゥ・パイロマンサー」と「赤黒《虚ろな者》」を試してみて、即座に「赤黒《虚ろな者》」の方が遥かに優れていると感じた。

黄泉からの橋復讐蔦

するとプロツアーの数週間前に、「赤黒ブリッジヴァイン」がモダンの5勝0敗リストに継続して掲載されていることに気が付いたんだ。僕はそういったデッキを見つけた際には、いつも自分の手で試すようにしている。

新たに《縫い師への供給者》が印刷されたおかげで、このアーキタイプは以前と比べて安定性が増した。気が付けばこのデッキに夢中になっていて、他のプレイヤーが採用していないような独自のカードを試し始めたんだ。

最終的に僕の勝率は他のTier1デッキと同じくらいになり、そこで過去の対戦成績を見直しているととても興味深い事実に気が付いたんだ。「赤黒ブリッジヴァイン」は僕がプロツアーに持ち込もうとしていた全てのデッキに対して信じられないような勝率を誇るその一方で、負けたデッキはと言えば、それら全てが今現在のモダンで決して立ち位置が良いとは言えないものばかりで構成されていたんだ。

これはプロツアーに向けて大きな自信を与えてくれたし、このデッキは実際に期待通りのパフォーマンスを発揮してくれた。これがプロツアーでの僕の個人成績だ。

ラウンド デッキ 結果
Round 1 Bye (あぁ、僕たちはとてもツイてたね)
Round 2 ウルザトロン 2-1
Round 3 5色人間 0-1 (2本目を始めるころにはチームメイトが勝ってくれていた)
Round 4 青白コントロール 2-1
Round 5 ジェスカイ・コントロール 2-0
Round 6 バント・スピリット 2-0
Round 7 KCI 2-1
Round 8 青白コントロール 1-2
Round 9 KCI 2-1
Round 10 ジャンド・ブリッジヴァイン 0-2
Round 11 ドレッジ 2-0
Round 12 赤黒《虚ろな者》 1-2
Round 13 5色人間 2-1
Round 14 5色人間 2-1

多くの人がこのデッキはぶっ壊れなのかと尋ねてきたけど、その問題に対する僕の解答は、「赤黒ブリッジヴァイン」はモダンの新たなTier1になれると思っている、だ。このデッキにはいくつかとんでもなく相性が悪いマッチアップが存在するけど、そういったマッチアップにおいても3ターンキル、ときには2ターンキルをもってして勝ち星を拾うことができるんだ。

「ブリッジヴァイン」は、今現在のモダンでとても興味深いポジションにいると思う。このデッキにとって最高のマッチアップは今のモダンで非常に人気のものが多いし、その一方で他のローグとされるようなデッキには苦戦を強いられるだろう。ただし、僕はこのデッキをプロツアーに持ち込むにあたってかなり良い選択だろうと思っていた。なぜなら今回のプロツアーはチーム戦だから、チームメイトの目を気にして変なデッキは選択しづらいだろうからね。

デッキリストとカード選択

こちらが僕のプレイしたリストだ。

思考囲い苦花鋳塊かじり

今後絶対に変更した方がいいと思う箇所は、サイドボードの《苦花》を抜いて何かに変えることだ。今のところ4枚目の《鋳塊かじり》《思考囲い》に入れ替えるのが良いと思っているけど、後述するいくつかのオプションも検討に値するだろうね。

ここからは、デッキに採用された全てのカードを分析していくと共に、それぞれの役割を解説していこう。

《復讐蔦》《黄泉からの橋》

復讐蔦

4

黄泉からの橋

4

これらがデッキ名になっているのはそれ相応の理由がある。まずこれらのカードはぶん回りと呼べる全ての展開に繋がるし、この強力な2種類が遺憾なくその真価を発揮できるように、喜んで0マナ0/0のクリーチャーを採用しているほどだ。また、僕のリストで注目すべきは、これらのカードは手札にある場合や、対戦相手が《虚空の力線》《安らかなる眠り》を出している場合に何もしないことだろう。だけど、それらのカードにアクセスできない相手と対峙したときには、1枚たりともサイドアウトしようと思わないほどにこれらのカードは強力なんだ。

《信仰無き物あさり》《傲慢な新生子》

信仰無き物あさり

4

傲慢な新生子

4

これら2種は、このデッキがやりたいことを実現するための最高のツールだ。メインボードで《復讐蔦》《黄泉からの橋》を手札から捨てる手段はこの2枚しかないから、多くの状況で初手にあってほしいカードだね。

《縫い師への供給者》

縫い師への供給者

4

こいつもこのデッキがやりたいことを実行するためのツールであり、このデッキに多くの安定感をもたらしてくれた。墓地に落ちるカードがいついかなるときも最適ってわけじゃあないけれど、とはいえ初手に2枚の《縫い師への供給者》、または《縫い師への供給者》《大いなるガルガドン》が1枚ずつあればだいたいキープするし、ライブラリーから6枚のカードを落とせば普通は何かしらの墓地利用カードにたどり着けるはずさ。さらにこいつは「ゾンビ・クリーチャー」だから、そのおかげで《墓所這い》を採用することができるようになったんだ。

《大いなるガルガドン》

大いなるガルガドン

4

《大いなるガルガドン》は、僕のリストと一般的なリストを隔てるカードだ。《臓物の予見者》の方がより直接的に《復讐蔦》を戦場に戻しやすいとはいえ、みんな《臓物の予見者》が好き過ぎるように思える。僕はコントロールデッキと対峙している際に、そういったデッキは容易に《臓物の予見者》を対処してしまい、その後《流刑への道》《神々の憤怒》《終末》といったカードで墓地から舞い戻るクリーチャーを処理してくることに気が付いたんだ。そういった背景から、対戦相手が干渉できない生け贄手段として《大いなるガルガドン》にたどり着き、その過程で《大いなるガルガドン》の利点について多くを学ぶことができた。

《大いなるガルガドン》は2枚目以降が無駄カードみたいなものだからと、上記理由を説明したあとでさえ《大いなるガルガドン》が4枚、《臓物の予見者》が0枚って構成にみんなが驚いていた。でも1枚目の《大いなるガルガドン》は絶対に引きたいと思うほどに強かったから、これを引くチャンスを最大限に増加させたかったんだ。それに複数枚引いたらって観点で見れば、《臓物の予見者》だって《復讐蔦》を戻す以外に使い道はないし、今現在のクリーチャー数で《復讐蔦》を戦場に戻すのに困ったこともない。

《恐血鬼》《墓所這い》

恐血鬼

4

墓所這い

4

《墓所這い》が入っているのはいたって普通だね。3枚しか入れてない人もいるけど、《大いなるガルガドン》じゃなくて《臓物の予見者》を優先しているならそれも理解できる。僕のリストと他のリストを比較して大きく異なるのは、《恐血鬼》が4枚採用されていることだ。《墓所這い》《恐血鬼》はどちらも《大いなるガルガドン》《黄泉からの橋》と組み合わせることで凄まじいアドバンテージを提供してくれるけど、《恐血鬼》《黄泉からの橋》がない状況下でも驚くほど速く《大いなるガルガドン》を出す助けとなってくれる。

両カード共に《信仰無き物あさり》《傲慢な新生子》で捨てるカードとして最適だし、《縫い師への供給者》の当たりも増える。もしも何らかの理由で《恐血鬼》を減らすとしたら、それに伴い《恐血鬼》と相性が良い《大いなるガルガドン》の枚数も減らすだろうね。

《ゴブリンの奇襲隊》

ゴブリンの奇襲隊

4

このカードはゾンビ軍団を悪用して速やかに攻撃したり、爆発的なキルターンを可能にする一部であり、このデッキにおいて素晴らしい役割を担うんだ。時々《復讐蔦》を戻すために “キッカー” なしでもキャストするね。サイドボード後に墓地対策が出てくると予想されるマッチアップでは、しばしば初手にきてほしいと思うカードだ。《ゴブリンの奇襲隊》は、墓地対策カードがある状況下で勝利するための最善の策だからね。

《歩行バリスタ》《搭載歩行機械》

歩行バリスタ

4

搭載歩行機械

3

こいつらは “最高のぶん回り” を演出してくれるカードだ。《歩行バリスタ》の方が明確に優れていて、《黄泉からの橋》が墓地にあるときは自軍のクリーチャーを殺す手段になったり、《スレイベンの守護者、サリア》のように能力が強く、それでいてブロッカーとしても有用なクリーチャーを除去する手段にもなる。それに対戦相手の最後の数点のライフを削ることもあれば、《恐血鬼》に速攻を与えるために、相手のライフを10以下にしてくれることもあるね。

《搭載歩行機械》は不器用だから、相手が《安らかなる眠り》《虚空の力線》をコントロールしているときには《飛行機械トークン》を出せない。でも展開によっては時間をかけて大きくすることもあるし、「赤黒《虚ろな者》」のようなデッキに対してはサイズで圧倒できる。また、消耗戦かつ追放除去を持たないデッキに対してはこいつの能力が有用なときもあるし、「親和」のようなデッキに対しては飛行のブロッカーを提供してくれる。

とはいえ、ほとんどのゲームにおいてこいつらはただの0マナ0/0としてプレイするから、仮にこれら数枚を《果てしなきもの》に変更したとしても大した問題じゃないね。

《鋳塊かじり》

鋳塊かじり

《鋳塊かじり》はこのデッキが採用できるサイドボードカードの中で、最もシナジーに富んだ1枚だ。このカードは基本的には1マナ0/0で、このデッキにはすでに複数の0マナ0/0クリーチャーが入っている。これだけで判断すると0マナクリーチャーのただの下位互換でしかないけど、実際にアーティファクトが破壊できる場合は事情が異なる。

僕は「5色人間」と当たった場合に、仮に相手のデッキに《墓掘りの檻》が入っておらず、アーティファクトが《霊気の薬瓶》だけだと分かっていても喜んでこのカードを4枚サイドインするよ。もし相手が《霊気の薬瓶》を引かなかったとしても、《鋳塊かじり》《黄泉からの橋》《復讐蔦》のために活用することができるからね。

メタゲーム次第では、数枚の《鋳塊かじり》をメインボードに採用することだって正解になりえるだろうね。

《思考囲い》

思考囲い

《思考囲い》は一般的に強力なカードだとされているし、サイドボードの枠を割くに値するね。このカードはコンボデッキや、ときにコントロールデッキとのマッチアップにおいて役立つ。僕自身はまだそういった経験がないけれど、もしどうしても《黄泉からの橋》《復讐蔦》を捨てたいときには自分自身を対象に取ることだってできる

《稲妻の斧》

稲妻の斧

《稲妻の斧》で対戦相手のクリーチャーを破壊するとこちらの墓地の《黄泉からの橋》が追放されてしまうため、時おり不便に感じることもあるけれど、とはいえ《復讐蔦》を捨てたときのシナジーは素晴らしい。「5色人間」への負け筋の多くは《カマキリの乗り手》《翻弄する魔道士》だと気付いたから、それらに干渉できる何かしらのカードを採用したかったんだ。

《苦花》

苦花

最初の方でも述べたように、このカードはおそらくサイドボードから抜く予定だ。Magic Onlineで《虚空の力線》が入った「ジャンド」に当たり続けたために、そういったマッチアップで墓地を使わないプランを強化したかったから、デッキリスト提出ギリギリで《苦花》を採用することにしたんだ。ミラーマッチにおいても、対戦相手が《虚空の力線》を求めて積極的にマリガンするようならかなり頼りになるカードだ。

《虚空の力線》

虚空の力線

頭の片隅ではこのカードを採用したくないと思っていたんだけど、この手のデッキはサイドボードの枠が余りがちだし、それにこのプロツアーで「赤黒ブリッジヴァイン」が大量発生するんじゃないかと心配していたんだ。どうやらプロツアーでは他の参加者も同じ懸念を抱いていたようだけれども、この枠に関しては本当に4枚もの枠を割く価値があるかどうか、1週間ごとにしっかりと検討すべきだと思う。

採用を見送ったカード

緑マナと白マナなし

草むした墓踏み鳴らされる地神無き祭殿聖なる鋳造所

プロツアーで「ブリッジヴァイン」を使った多くのプレイヤーが、サイドボードのカードのためや《復讐蔦》を普通にキャストするために緑マナを採用していたようだ。だけど、僕は(赤)マナと(黒)マナの両方を出せる土地を可能な限り採用したかった。例外は1枚の《山》のみだけど、これはライフを温存する選択肢が取れるようにと思って採用した。

概して、僕はモダンにおいて “プランA” の安定性を高く評価しているし、《草むした墓》《踏み鳴らされる地》を採用してしまうことで、1ターンに《墓所這い》を複数回唱えられなくなってしまったり、《信仰無き物あさり》から “キッカー” の《ゴブリンの奇襲隊》に繋げられなくなってしまったりするような展開を危惧していたんだ。

《復讐蔦》を普通にキャストできないこと、そして《虚空の力線》を破壊するカードがないという事実は、墓地対策カードがより効果的に機能してしまうことは理解しているよ。でも、もし環境に《虚空の力線》が溢れていると予想するのであれば、僕はいっそ違うデッキを選択した方がいいと思う。もちろん、予想するメタゲーム云々にかかわらずこのデッキを使いたいって言ってくれる人がいるのも分かっているし、そういった人たちが今後《破壊的な享楽》のために緑マナを、《薄れ馬》のために白マナを採用するのだって理解できる。

《臓物の予見者》

臓物の予見者

このカードについては《大いなるガルガドン》の項目でも掘り下げたね。もう少し付け加えると、僕はプロツアーで「KCI」と「青白コントロール」が多いと思っていたから、それを加味してコンボやコントロールに強くなるよう自分のリストを作ったんだ。

《臓物の予見者》《大いなるガルガドン》よりも《翻弄する魔道士》《反射魔道士》に強いため、おそらく「5色人間」に対しては良いカードだろう。《臓物の予見者》を優先すればより安定して《復讐蔦》を戻せるようになるし、これは特にマリガン後に重要だね。もし何らかの理由で《恐血鬼》を減らすなら、《臓物の予見者》についてもっと真剣に検討することをお勧めするよ。

その他のライブラリーを掘り進む、またはライブラリーを削る手段

安堵の再会屍体の攪拌血怒りの喧嘩屋叫び角笛

これは《安堵の再会》《屍体の攪拌》《血怒りの喧嘩屋》《叫び角笛》なんかを指す。僕はこの点に関して、今のリストでも十分に機能すると判断した。もしこれらのカードを入れるとしたら《恐血鬼》を減らすことになるだろうけど、そうすると《大いなるガルガドン》の価値は下がるし、ほとんどの場合においてデッキに安定性を加えようとすればするほどデッキの速度は落ちる。僕は対「KCI」戦を意識して3ターンキルの可能性をできるだけ高めたかったし、その点において僕のリストは最高の出来だと感じている。

上記カードの中で一番のお気に入りは、クリーチャーだからという理由で《血怒りの喧嘩屋》だね。実はエリック・セヴァーソン/Eric Seversonがデッキに入っているのを見せてくれるまで、検討すらしていなかったカードなんだけどね。

Eric Severson

エリック・セヴァーソン

サイドボーディングガイド

概して、僕はサイドボードを大量に入れるのは好きじゃない。このデッキのメインボードには無駄カードが一切入っていないし、サイドボードを入れすぎてデッキを薄めてしまうことはそれ自体が問題となりえるからだ。ここでは全てのマッチアップを網羅するようなことはしないけれど、ほとんどの場合《墓所這い》《恐血鬼》を減らし、《大いなるガルガドン》も1~2枚減らすようにしているよ。

ここからは《苦花》を2枚とも抜いて、4枚目の《鋳塊かじり》《思考囲い》を入れたリストのサイドボードプランを紹介していこう。

5色人間

対 5色人間

Out

恐血鬼 恐血鬼 恐血鬼 恐血鬼
墓所這い 墓所這い 大いなるガルガドン

In

鋳塊かじり 鋳塊かじり 鋳塊かじり 鋳塊かじり
稲妻の斧 稲妻の斧 稲妻の斧

対 ウルザトロン

Out

墓所這い 墓所這い 墓所這い 墓所這い
恐血鬼 恐血鬼 恐血鬼 恐血鬼

In

鋳塊かじり 鋳塊かじり 鋳塊かじり 鋳塊かじり
思考囲い 思考囲い 思考囲い 思考囲い
精霊龍、ウギン大いなるガルガドンワームとぐろエンジン

《大いなるガルガドン》《精霊龍、ウギン》《ワームとぐろエンジン》を無効化できるため、このマッチで最良のカードだ。

鋳塊かじり大祖始の遺産墓掘りの檻探検の地図

《鋳塊かじり》《大祖始の遺産》《墓掘りの檻》用に温存しておきたいところだけど、自分の展開があまり速くないなら躊躇なく《探検の地図》を壊すね。プロツアーの時点では《思考囲い》を3枚しか採用していなかったから、もしかすると4枚目はやり過ぎかもしれない。

赤黒《虚ろな者》

対 赤黒《虚ろな者》

Out

恐血鬼 恐血鬼 恐血鬼 恐血鬼
縫い師への供給者 縫い師への供給者 縫い師への供給者

In

虚空の力線 虚空の力線 虚空の力線 虚空の力線
稲妻の斧 稲妻の斧 稲妻の斧
虚空の力線

これは対戦相手が《虚空の力線》を探すために喜んで何度もマリガンするだろうと、ある程度仮定した上でのサイドボーディングだ。「赤黒《虚ろな者》」はこのデッキと比較して《虚空の力線》がある状況下で上手く動けるデッキだから、《虚空の力線》をサイドインしないという選択肢もあるかもしれない。もし対戦相手が《虚空の力線》を求めて積極的にマリガンしないようなら、《縫い師への供給者》の代わりに《墓所這い》をサイドアウトしよう。

青白コントロール

対 青白コントロール

Out

搭載歩行機械 搭載歩行機械 搭載歩行機械
歩行バリスタ

In

思考囲い 思考囲い 思考囲い 思考囲い
大いなるガルガドン流刑への道終末機を見た援軍

このマッチは凄まじく素早く攻めなきゃいけないってわけじゃないから、0マナのカードを数枚抜くようにしている。基本的に対戦相手が《流刑への道》《終末》で盤面を捌く前に《大いなるガルガドン》を「待機」できるなら、それが最善の行動だ。《大いなるガルガドン》が「待機」してあれば、《機を見た援軍》からトークンが生み出されるのを防ぐこともできる。

以前はこのマッチアップはかなり相性が良いと思っていたんだけど、プロツアーで対戦したガブリエル・ナシフ/Gabriel Nassifはたくさんのサイドボードを用意しているようだったし、もしみんながしっかりとした準備をしているならば、このマッチは僕が考えていたよりも接戦になりそうだ。彼のレポートはここで読めるよ。

《クラーク族の鉄工所》 (KCI)

対 KCI

Out

墓所這い 墓所這い 墓所這い 墓所這い
恐血鬼 恐血鬼

In

鋳塊かじり 鋳塊かじり 鋳塊かじり 鋳塊かじり
思考囲い 思考囲い
虚空の力線自然の要求

「KCI」に対して《虚空の力線》をサイドインしないことに驚いた人も多いだろうね。でも平均的なキルターンはこちらの方が速いし、相手はどの道《自然の要求》を4枚サイドインしてくる。もし《大いなるガルガドン》の代わりに《安堵の再会》などを採用したリストを使っている場合には、《虚空の力線》をサイドインすることもあるだろう。また、対戦相手がこちらが《虚空の力線》をサイドインしないと分かっているのならば、彼らは《自然の要求》でデッキを薄めたりはしないだろうし、そうなるとこの戦略は少しばかり良くないものになってしまうね。

鋳塊かじりオパールのモックス精神石クラーク族の鉄工所

《鋳塊かじり》《オパールのモックス》《精神石》を壊すのは理想的な展開だ。《クラーク族の鉄工所》がある状態でターンが返ってくることは稀ではあるけれど、ときにはそういった状況も起こりうる。

まとめ

モダンにはまだまだたくさんのデッキがあるし、デッキガイドを書き続けることもできるけど、上記5つのデッキはプロツアーで人気があると予想していたもので、実際の分布もその通りになった。「赤黒ブリッジヴァイン」を使い始めるにあたって、このデッキガイドが役に立てば嬉しいな。このデッキは誕生してまだ間もないから新しい選択肢を試すのは極々自然なことだし、間違いなくこれから先のメタゲームは発展していくことだろう。

読んでくれてありがとう。

ジェイコブ・ナグロ

この記事内で掲載されたカード

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