お読みいただいているみなさん、初めまして。
先日行われたアジア初のエターナル・ウィークエンド(ヴィンテージ)において、《適者生存》デッキを使用して優勝した十文字 諒です。
今回はその《適者生存》デッキの紹介と、その回し方やこのデッキへの対策方法などについてお話したいと思います。
出会い
当初、私はエターナルウィークエンドに参加するつもりがありませんでした。というのも、それ以前に競技マジックを引退しており(公式カバレージ参照)、前月に行われたグランプリ・千葉2018すら不参加の有り様。それでも、マジックそのものはやめられず、友人と遊ぶためのヴィンテージキューブを作るカジュアルプレイヤーになっていました。
しかし、キューブを作るためにわざわざ購入したαの《Black Lotus》を見ていると大会で使ってみたくなるのはMTGプレイヤーの性なのでしょうか。気が付くと、ヴィンテージのデッキレシピを漁っている自分がそこにはいました。
しかも、そんな中でヴィンテージでは見慣れないとあるデッキを見つけてしまいます。そう、《適者生存》デッキです。
2 《Savannah》
2 《Taiga》
2 《Tropical Island》
2 《霧深い雨林》
2 《新緑の地下墓地》
2 《吹きさらしの荒野》
4 《Bazaar of Baghdad》
1 《ガイアの揺籃の地》
-土地 (18)- 4 《日を浴びるルートワラ》
4 《貴族の教主》
3 《スレイベンの守護者、サリア》
1 《封じ込める僧侶》
4 《ゴブリンの太守スクイー》
2 《Elvish Spirit Guide》
1 《呪文捕らえ》
4 《復讐蔦》
1 《不可思議》
4 《虚ろな者》
-クリーチャー (28)-
4 《適者生存》
1 《アメジストのとげ》
-呪文 (6)- 1 《Ancestral Recall》
1 《Time Walk》
1 《Black Lotus》
1 《Mox Emerald》
1 《Mox Jet》
1 《Mox Pearl》
1 《Mox Ruby》
1 《Mox Sapphire》
-パワー9 (8)-
最近(モダンで)話題沸騰のホロウヴァイン!しかもパワー9を8枚も使っていながら、《Bazaar of Baghdad》も4枚投入する欲張り仕様。一目見た瞬間に心を奪われてしまいます。
それでいて、Magic Onlineでは、リーグ戦5-0だけでなく、トップ8でのシングルエリミネーションがあるVintage Challengeで2位にも入っており、ポテンシャルは十二分。
早速回してみることに。すると……このデッキ凄い!初手に《Bazaar of Baghdad》さえ引いていれば、1ターン目に《日を浴びるルートワラ》、《復讐蔦》、《虚ろな者》+αの9点クロックが頻発!
もうお披露目にはこれしかない!と心は決まりました。
調整
大会で使うデッキも決まり、あとはこの《適者生存》デッキを完成させるだけ。そこで、1つずつ現状のレシピを比較分析してみると……デッキの根幹はやはり《Bazaar of Baghdad》、《適者生存》、《日を浴びるルートワラ》、《復讐蔦》、《虚ろな者》の5種20枚。ひとまずこの20枚を緑のサバイバルセットと呼称します。
しかし、その他のスロットについては、マナクリーチャーを4枚程度採用している以外は、2色目、3色目、4色目、果ては5色とカードどころか色すらバラついている始末。
そこで、各色の役割をまとめてみます。
白:とりあえず《スレイベンの守護者、サリア》。それと豊富なサイドカードたち。
青:《Ancestral Recall》と《Time Walk》のパワー9が2枚、それと、《不可思議》。
黒:《死儀礼のシャーマン》、《闇の腹心》、《配分の領事、カンバール》といった優良クリーチャー。
……まとまりません。なまじ、サバイバルセットを固めて引いて、ブン回れば割と何にでも勝てる、《適者生存》がシルバーバレットをしてくれるおかげで、散らすことも正当化されている(ように見える)せいかどれもやりたい放題。
しかし、サバイバルセットそのものは緑だけで事足りていたため、本当に必要なカードや色の取捨選択が必要不可欠です。取捨選択の材料を集めるため、今度は対戦相手として現れるであろう今のヴィンテージ環境を見ていくことにします。
最近のヴィンテージ環境といえば、MUD、ジェスカイメンター、パラドックスストーム、オース、ドレッジ、この5種及びその亜種で概ね環境の8割を占めていると想定されました。
そこでこれらと《適者生存》デッキとの相性を測ってみます。
MUD:お互いにブン回りの押し付け合いになりやすく、先手有利ではあるものの、理不尽な展開の強いこちらが若干微有利。サイド後も概ね同様。
ジェスカイメンター:メインサイド共にこちらのキーカードである《適者生存》と《Bazaar of Baghdad》への対応策が足りておらず、圧倒的有利。負けパターンはこちらの事故、もしくは、《僧院の導師》。
パラドックスストーム:メインは相手のコンボ速度がこちらのキルターンより明確に早く、とても不利。サイドボード後は微有利まで相性が改善されるものの、3本目の後手が鬼門。
オース:青緑赤が主流になったせいで対処されなくなった《適者生存》から《復讐蔦》を4枚貯めて16点押し込むと返しに何が出てきても対処しきれないため有利。サイド後は《封じ込める僧侶》でさらに有利に。対戦相手が毎回《ドルイドの誓い》と《禁忌の果樹園》を揃えて引いていなければ終始こちらのペースでゲームができます。
ドレッジ:無理です。メインは諦めましょう。サイド後は若干有利にはなるものの、ドレッジを機能不全にするサイドカードをプレイした上で、ぐだるゲームを2本制する必要があります。
《適者生存》を対処できるカードの枚数(特に《突然の衰微》)がほぼ採用されていません。そのため、《適者生存》だけで勝てるメンターやオースなどの青いフェアデッキには有利がつきますが、自分よりも明確にキルターンの早いコンボやドレッジには不利がつく、というわかりやすい結果になりました。
デッキリストについて
これらを元に組み上げたのがこちらになります。
3 《Savannah》
2 《Tropical Island》
2 《霧深い雨林》
2 《新緑の地下墓地》
2 《吹きさらしの荒野》
2 《樹木茂る山麓》
4 《Bazaar of Baghdad》
-土地 (18)- 4 《日を浴びるルートワラ》
4 《貴族の教主》
3 《スレイベンの守護者、サリア》
1 《封じ込める僧侶》
2 《Elvish Spirit Guide》
1 《ゴブリンの太守スクイー》
1 《刻み角》
1 《呪文捕らえ》
4 《復讐蔦》
1 《不可思議》
4 《虚ろな者》
-クリーチャー (26)-
3 《石のような静寂》
1 《アメジストのとげ》
-呪文 (8)- 1 《Ancestral Recall》
1 《Time Walk》
1 《Black Lotus》
1 《Mox Emerald》
1 《Mox Jet》
1 《Mox Pearl》
1 《Mox Ruby》
1 《Mox Sapphire》
-パワー9 (8)-
2 《ゴブリンの太守スクイー》
2 《墓掘りの檻》
1 《戦争の報い、禍汰奇》
1 《薄れ馬》
1 《博覧会場の警備員》
1 《石のような静寂》
1 《魔力流出》
1 《虚空の杯》
1 《無のロッド》
-サイドボード (15)-
基本的な動きについて
《Bazaar of Baghdad》の爆発力に目が行きがちですが、やはりデッキの根幹はデッキ名にもなっている《適者生存》。張ってターンが返ってこようものなら、3回起動するだけでほぼ勝ちです。
以上のようにサーチし、プレイすることで《復讐蔦》2枚で8点を与えることができ、さらに次のターンには13点入る(《日を浴びるルートワラ》の起動型能力を使えば15点)という場になります。 ※なお、手札が生物で溢れていて3回起動するマナが足りない場合は、1度《Elvish Spirit Guide》のサーチを挟むことで実質タダで1枚生物を捨てることができるのです!凄い《Elvish Spirit Guide》はほんとーに凄いんだ!
この流れを阻害する緑マナの出ない土地については入れることによるデメリットの方が大きく、《裂け岩の扉》や《ガイアの揺籃の地》はオーバーキルであり、初手でキープできないことから抜け落ちていきます。
逆に、このデッキは自分より速度が早いデッキに対しては後述するヘイトベア戦法をとることから、初手に白マナは引いておきたいこと、MUDに土地を割られることから《Savannah》の枚数は増やす必要がありました。
赤と黒の不採用について
そんな中で、赤を入れる理由である《憤怒》は、先ほどのサーチパターンでわざわざ《憤怒》を持ってきても、その分《復讐蔦》のサーチ枚数が1枚減ることとなります。元から《復讐蔦》には速攻がついている=《日を浴びるルートワラ》と《虚ろな者》にしか効果がないため、打点がほぼ変わっていないのに《Taiga》を要求される、不要なカードでした。
黒マナを必要とするカードについては、主に《死儀礼のシャーマン》、《闇の腹心》、《配分の領事、カンバール》が挙げられます、1つずつ検討していきましょう。
《死儀礼のシャーマン》はいざ入れてみると実戦においてマナ能力以外の能力を起動している余裕がほぼない、ヴィンテージでは墓地に土地が落ちないことがあって十分にマナを出せない、対戦相手の《死儀礼のシャーマン》やサイド後の墓地対策によってマナが出なくなるなど、普通のマナクリーチャーと比べ、デメリットの方が目立ちます。
《闇の腹心》について、メインボードでは、初手に《適者生存》、《Bazaar of Baghdad》、《Ancestral Recall》のないハンドをキープしないので、キープ基準にならないこと。自分より早いデッキ相手へのサイドボード後は特定のメタカードであるヘイトカードがないとキープしないこと。そして、自分より遅い青いフェアデッキ相手には《ゴブリンの太守スクイー》にアドバンテージで劣ること。以上の理由により、色を足してまでこのデッキに採用したいカードではありませんでした。
《配分の領事、カンバール》については、パラドックスストームとジェスカイメンターに非常に強い……と思いきや、《Time Vault》と《通電式キー》のコンボに無力だったり、ジェスカイメンターには元から有利なため、わざわざ入れる程ではありません。よって、パラドックスストームを1枚で明確に機能不全にできて、相性微有利のMUDにも効果的な《石のような静寂》の方が良いです。
このように、色を増やすメリットよりも、《Savannah》を増やすことによる安定性が重視されたことから、今回は赤と黒については不採用となりました。メインボードに《石のような静寂》?
当初この枠には《ゴブリンの太守スクイー》が複数枚採用されていました。しかし、この《ゴブリンの太守スクイー》、強いマッチアップは当然ロングゲームになる青いデッキ。青いフェアデッキには明確に相性が良いことがわかったため、多少ガードを下げても有利が覆る程ではなく、メインボードに複数枚とらなくてもよいと気付きました。
そこでできたこのメイン枠、当然使うべきは五分~不利なマッチに有用なカード。そんなマッチアップといえば、MUD、パラドックスストーム、ドレッジ。この中でドレッジは特定のカードをメインボードで3枚とった程度で有利がひっくり返る程ではなく(不利ではなくて無理。「相性1:9」)、また絶対数も他の2つに比べて、そこまで多くはないことから、MUDとパラドックスストームという2つのアーティファクトデッキに相性の良い《石のような静寂》に白羽の矢が立ちました。特に、とても不利なパラドックスストームにはメインで張れればほぼ勝ち(決勝戦を参照)なこと、逆に不要な相手である青いフェアデッキには《Bazaar of Baghdad》で捨ててしまって構わないこともあり、メイン採用に踏み切りました。
また、メインに1枚挿している《刻み角》についても同様で、MUDの《ファイレクシアの破棄者》を対処しつつ、パラドックスストームに対しても《逆説的な結果》からのチェインを制限できることから、シルバーバレット先としてメインに1枚入れることとしました。
自分に被害のある《封じ込める僧侶》と《墓掘りの檻》がサイドボードに?
自分のデッキの《復讐蔦》を阻害するこれらのサイドカード、何故採用されているのか。
逆に考えてください、このデッキ、墓地対策しても(されても)《復讐蔦》にしか効果がないんです!
自分のデッキにはそこまで痛手ではないが、わざわざこれを入れるということは対戦相手にはより劇的に効くんです。実際、オースやドレッジはこれらを処理できない限り、本来の勝ち方はまずできません。確かに《復讐蔦》が帰ってこないこと自体は損ではありますが、メイン相性「1:9」のドレッジ相手にそんなことを言っている場合ではありません。
キープ基準・細かいプレイについて
メインボードについては、対戦相手のデッキがわからないことから、特定のメタカードでキープする、ということができません。そこでキープ基準となるのは、《Bazaar of Baghdad》、《適者生存》とそれを出せるマナ、《Ancestral Recall》の3種類。
他にも「先手で《Black Lotus》を絡めてブン回れそう」などの特殊な手札もありますが、この3枚がなければ少なくとも1回はマリガンして探した方が良いと思います。
「後は対戦相手が対処できないドブンを押し付けるだけ!」というのも芸がないので、いくつかご紹介します。
《適者生存》と《Bazaar of Baghdad》が両方ありプレイできるときにどちらを先に展開、起動するか
《適者生存》が先の方が良いことが多いです。ディスカードしたいカードは特定のものに限られているため、捨てたいカードを先に確定で持ってきた方がプランが立てやすく、リターンも大きいです。
先にカードを引いた方が選択肢が広がって択が増えると思われがちですが、《Bazaar of Baghdad》に限って言えば、手札が減ってサーチのためのディスカードの択は減り、またタダで捨てられる《Bazaar of Baghdad》の起動ができなくなることで、サーチして強いカードの択も減っているからです。
サイドボード後の立ち振る舞いについて
相手と自分の速度の比較で決まります。自分のデッキの方が速い青いフェアデッキ相手には、メインボードと同じくプレッシャーをこちらからかけ続けていくことで対戦相手が捌ききれなくしましょう。
逆に相手のデッキが自分より速い、ないし同等の速度の相手には、ヘイトベアーとして振る舞い、対戦相手に好きに動かさせないことが重要になります。そのため、メイン・サイド共に対戦相手のデッキが判明し、特定のメタカードとクロックの展開の二択がかかった場合には、メタカードをまずプレイして相手の動きを鈍らせてからクロックを展開した方が良いことが多いです。
サイドボーディングガイド
では、具体的なサイドボーディングを見ていきましょう。
MUD
vs. MUD
まず《石のような静寂》か《無のロッド》を張りましょう。先手でこちらがドブン以外の場合、ゲームはそこからです。MUDが増えたり、簡単に勝ちたいなら《魔力流出》を増やすと良いです。
《戦争の報い、禍汰奇》は《歩行バリスタ》にピチュンされる可能性があるため、単体でのキープはオススメしません。また、同じく《歩行バリスタ》にピチュンピチュンされる《スレイベンの守護者、サリア》はさようなら。同じく自分の展開しか阻害しない《アメジストのとげ》もサイドアウト。
《抵抗の宝球》がある場でも、《虚ろな者》は3枚捨てれば0マナで唱えられるので覚えておきましょう。
ジェスカイメンター
vs. ジェスカイメンター
メインボードと基本的な戦い方は変わりません。墓地対策を入れてくることが多いため、《ゴブリンの太守スクイー》や《復讐蔦》をすべてまとめて追放されて大損するといった事態さえ避けられれば勝利は目前です。
《貪欲な罠》は墓地にカードが3枚落ちないとコスト軽減の条件が達成しないため、《適者生存》を少しずつ起動したり、《Bazaar of Baghdad》の起動の中に《日を浴びるルートワラ》があれば(ターン中に他にカードが墓地に落ちていなければ)罠にひっかかりません。
《ダク・フェイデン》に各種Moxや《虚ろな者》を奪われるので注意しましょう。特に色の合わないMoxは相手の助けにしかならないため抜きます。《虚空の杯》は大抵「X=1」でコールします。
パラドックスストーム
vs. パラドックスストーム
速度で劣るため、ヘイトベアーとして立ち回ります。とにかく対策カードを連打する必要があり、クロックの速さより対策カードが優先されます。そのため《Bazaar of Baghdad》も《適者生存》もないハンドをキープすることから、どちらかを引いていないとただの《樹皮革のやっかいもの》である《虚ろな者》を減らします。
また、対戦相手の《修繕》→《荒廃鋼の巨像》で負けないために《博覧会場の警備員》をサイドインします。サイドアウトしている《森》は、代わりに《ゴブリンの太守スクイー》アウトでも可。
オース
vs. オース
《ドルイドの誓い》誘発の手助けになるだけのマナクリーチャーは抜きます。ジェスカイメンター同様、《ダク・フェイデン》に《虚ろな者》をとられるため、もし”ぶっぱ”展開をするなら1ターン目です。逆にゲームが長くなりそうなら、ヘイトベアー戦略が主軸になります。
余裕があれば、《封じ込める僧侶》のキャストはターンの2枚目のクリーチャーになるようにすると、墓地の《復讐蔦》が返ってきてから《封じ込める僧侶》が着地します。
ドレッジ
vs. ドレッジ
メインは無理なので諦めました。マッチを確実にとりたいなら本当は《虚空の力線》を4枚とった方がいいのですが、サイドボード枠の関係で《墓掘りの檻》2枚になりました。
対戦結果と今後について
ラウンド | 対戦相手 | 結果 |
---|---|---|
Round 1 | ドレッジ | ×〇〇 |
Round 2 | オース | 〇〇 |
Round 3 | MUD | ×〇〇 |
Round 4 | MUD | 〇〇 |
Round 5 | BUGr (動画) |
〇×× |
Round 6 | BUG | 〇〇 |
Round 7 | メンター | 〇×〇 |
Round 8 | 青黒ストーム | 〇〇 |
準々決勝 | パラドックスストーム | ×〇〇 |
準決勝 | メンター | 〇〇 |
決勝 | パラドックスストーム (動画・カバレージ) |
〇〇 |
というわけでアジア初のエターナル・ウィークエンド ヴィンテージ選手権に優勝し、私自身としても初めての個人タイトルをとることができました。
今回の勝因は明らかに《適者生存》が認知されていなかったことによるもので、サイドボードの墓地対策が《トーモッドの墓所》や《墓掘りの檻》のような効果の薄いものが標準であったこと、そもそもメインに《適者生存》に触れるカードがほとんどなかったことなどが大きかったように思います (実際、R5においては的確に《突然の衰微》を当てられて、私の数々のプレイミスもあり負けています)。
今後このデッキが流行した場合、フェアデッキが戦っていくためには、
・メインに《Bazaar of Baghdad》に触れる《不毛の大地》や、《適者生存》に触れる《突然の衰微》等のカードを採用する or 採用できるデッキを選択する
・サイドの墓地対策をアーティファクトによるものでなく、全てを追放し続けられる《安らかなる眠り》や《虚空の力線》を採用する
といった方法が考えられます。
おわりに
今回は《適者生存》デッキが非常に思い出深いデッキとなったことから、この記事を書かせていただきました。
《適者生存》デッキを使ってみたい、という方への一つの指針としたかったのは勿論、このように各デッキの対策を十分に行えば、ヴィンテージでも様々なデッキが戦え、まだ見ぬ新しいデッキにも無限の可能性があることを表現しようと思い、文にしました。
幸い現在はMagic Onlineなら、金銭的にもヴィンテージに触れやすくなっています。
新しい世界を開いてみてはいかがでしょうか。