By Hiroshi Okubo
世界各地に数多ひしめくマジックプレイヤーの中でも、一部のプレイヤーだけが到達できる世界。晴れる屋でもこれまで幾度となく取材を行ってきたプロツアーの、さらにその上位にある至高の戦い。
世界選手権2018。このトーナメントへと出場できるプレイヤーは、全世界でもわずか24名。
世界各国から集った世界最高峰のプレイヤーが一堂に会して戦うその舞台は、仮にシーズン中一度のグランプリ優勝経験があったとしてもまだなお遠い。一般のプレイヤーからしてみれば「参加資格を得るための”ふるい”にかけられるライン」でさえ果てしない高みと言える。もはや天上の戦いと例えても誇張ではないだろう。
だが、そんな天上の出来事にも思える戦いもまた、遠い水平線の彼方――ラスベガスの地で、現実に行われているのだ。しかも、Hareruya Prosから8名もの参加者を伴って。
……さて、読者のみなさまの中にはBen HullやGregory Orange、John Rolf、Allen Wuなど「見慣れないプレイヤーがいるぞ」と思った方がいらっしゃるかもしれない。そう。今回Hareruya Prosには新たに6名のメンバーが加入し、さらにその中から4名が今回の世界選手権2018に出場しているのだ。
新メンバーの詳細についてはひとまずこちらの記事をご覧いただくとして、本現地取材では世界選手権2018に出場する8名のHareruya Prosの姿をお届けしていく。ご期待あれ!
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