The Last Sun 2013優勝、山本 賢太郎にインタビュー!

晴れる屋

晴れる屋

By Asako Seo


プロフィール:2007年のプロツアー・サンディエゴで高橋優太とのチームで準優勝。今年はグランプリ北九州とプロツアー・テーロスでベスト8、グランプリ京都で三原槙仁・板東潤一郎とのチームで準優勝と絶好調。それぞれニコニコ生放送にも登場して注目を集めた。



――優勝おめでとうございます。まずはプロフィールをうかがいたいのですが、マジックはいつごろ始められたんですか?

山本 「10年くらい前に弟に教わりました。弟はすぐやめちゃったんですけど、その後池袋のショップに通うようになって、知り合いができたりして続けてます」

――MOで主に活動しているとうかがいましたが……。

山本 「ここ1年くらいはMOメインですね。去年始めたので」

――あ、それまではやってなかったんですか。なんだか一日中とか、すごくやっているようなイメージでした。

山本 「いや、そんなことはないです。仕事とか睡眠とか食事以外の、空いている時間をあてているだけで。一番やってたときは、半日くらいやってたこともありますけど」

――MOCS予選のシーズンとかは熱心にやるという感じですか?

山本 「そうですね。いちおう、MOCSで優勝するのが目標なんですけど、MOCSに出るためにはQPというのをいっぱいためなきゃならなくて、それにはMOに時間をかける必要があったりするので……」

――MOCSといえば、日本人プレイヤーはまだ準優勝までしかいっていないんですよね。ぜひ優勝めざしてがんばってください。

山本 「はい、ありがとうございます」



――スタンダードの成績は5勝2敗ですよね。デッキは青白で、グランプリ静岡と同じですか?

山本 「1枚か2枚変わってますけど、基本一緒です。静岡はTOP64だったんですけど、感触がよかったんで引き続き使いました。環境にも合ってると思います」

――普通の青白デッキと違うポイントや工夫ってありますか?

山本 「いや、ごく普通の、ネットデッキですね」

――そうすると、びっくりするようなカードとかがない分、相手にも読まれやすい?

山本 「そうですね、相手が想定しないカードで利益を得たりとか、そういう感じではないです。純粋に強いので」

――レガシーの成績も5勝2敗ですが、デッキに「スニークショー」を選んだのはなぜですか?

山本 「レガシーのデッキを持ってなくて、高橋優太くんにデッキ貸してと頼んだら、スニークショーかエルフかって提案されたんで、スニークショーのほうが簡単そうだなって思って選びました」

――このデッキも、特にこだわりのポイントとかはないんですか?

山本 「ないですね(笑) ただのネットデッキです」



――練習とかはどんなふうにしましたか?

山本 「レガシーはまったく練習してないです。ラウンドの合間に友だちと回したくらいで」

――ぶっつけ本番なんですか、すごいですね。まあ、あまり練習を積むというようなデッキではない気もしますし……。スタンダードに関しては、静岡から引き続きやってきたという感じですか。

山本 「そうですね」

――そもそも、静岡で青白を選んだのはどうしてですか?

山本 「静岡の前にMOCSの予選が2回あったんですけど、青単がかなり増えてたので、青単に有利な青白を選びました。どっちも三没で、優勝はできなかったもののかなり感触はよかったので」

――でも静岡では青単が減ってませんでした?

山本 「そうですね、かなり減ってました」

――今回はどうでしたか?

山本 「2回くらい当たったのかな。会場にはけっこういたみたいで、その点では想定してたような感じです」

――レガシーでのデッキの有利不利はどんな感じなんでしょうか?

山本 「スニークショーは自分本位なコンボデッキなので、決勝で当たったような、ハンデスとカウンターをしてくるデッキは苦手です」

――それもあって相手はレガシーを選んだんだと思うんですけど、そこで勝ったのはやはり引きがよかったと。

山本 「そうですね。すごい引きでした。ついてました」

――準々決勝と準決勝はどうでしたか?

山本 「どっちもレガシーで、準々決勝は決勝と同じようなデッキタイプで相性悪かったんですけど、やっぱりドローがよくて。準決勝は色が違う赤青のデルバーで、相性は五分くらいです」

――全部レガシーだったんですね。となるとデッキを貸してくれた高橋さんに、賞金でぱーっと奢ったりはしないんですか?

山本 「お礼はもう、別にしているので。でもほんと感謝してます」





――トップ8プロフィールの来年の目標に「プラチナレベルになること」とありますが、あとどれくらいなんですか?

山本 「今30点あるので、あと15点です。これはわりと現実的な数字だと思います。30点というのはナカシュー(中村修平)さんと同じですよ」

――そう考えるとすごいですね。確かに今年は本当に露出も多くて、好調ですよね。上り調子の理由はなんでしょうか?

山本 「やっぱりMOを重点的にやっているので、それで地力がついたかなと思います」

――なるほど。ところで、昔のThe Finalsに出たことってありますか?

山本 「2回くらいありますね。浅原さんが連覇したときとか、そのへんだったと思います。当時は年末にお祭り的な感じのFinalsがあって、そのために予選をがんばったりしていたので、夏の日本選手権と冬のFinalsってイベントがあったのは、よかったかなと」

――そうですね、今はプロツアーが季節の区切りみたいな感じですかね。

山本 「来年もこういうイベントがあったら……今後も第2回、第3回とぜひラストサンをやってほしいなと思います」

――そのあかつきには、ディフェンディングチャンピオンとして受けて立つぞ!と。

山本 「そうですね(笑)」

――それではどうもありがとうございました。2日間お疲れさまでした。