例えば8人構築だったり、ショップブースだったり、アーティストサイン会に飲食店。
グランプリという一大お祭りの遊び方は、本戦参加という競技性一辺倒では無い。
特にデッキを持たずに遊びに来てもドラフトは出来るし、本戦フォーマット以外の構築戦だって遊ぶことは出来る。
だがそうはいっても競技プレイを求めてグランプリに参加するプレイヤは多いわけだし、その意気はたとえ初日落ちだとしても衰えないことだろう。
今回そういったプレイヤーの受け皿になっているのがスーパーサンデーシリーズ熊猫杯だ。
◆熊猫杯とは?
昨年4月に行われた【グランプリ・名古屋2014】。
その二日目に行われたのがホビーステーションのマスコットキャラ、熊猫(パンダ)冠する【熊猫杯】だった。
リミテッドグランプリ裏での構築戦ではあったが、それでも参加者はスタンダード141人、レガシー177人を集めている。
(右):デルバーの海で最後に残った見波 大輝(愛知)
またリミテッドグランプリの時でさえ人を集めた熊猫杯だが、今回はどの構築戦にもプレイするだけの理由がある。
PPTQシーズン、そして来週に控えたRPTQで行われるスタンダード。そしてレガシー。
初日落ちを喫したプレイヤーたちの中にも、不完全燃焼ゆえにさらなる戦場を求めた者たちがいるはずだ。
そう、熊猫杯に出ればいいのだ。
◆次に繋がるイベント-スーパーサンデーシリーズ
昨年の熊猫杯と今年のそれで大きく異なることがただ一つ。
「スーパーサンデーシリーズ」熊猫杯ということである。
グランプリのサイドイベントとして定着してきたスーパーサンデーシリーズ予選。
マジックの本場アメリカで観光を楽しみながらのマジック三昧、それがスーパーサンデーシリーズだ。
(本戦レポートレポートはこちら:【齋藤 友晴】、【行弘 賢】、【安田 昌幸】)
この予選には大きな意味がある。それはこのイベントそのものが次に繋がるということ。
多くの大会は優勝者を決めてその場で終わってしまう。
だがスーパーサンデーシリーズ予選は優勝してもそこでは終わらない。
アメリカでのスーパーサンデーシリーズ本戦という次のステップに向かうことが出来る。
スーパーサンデーシリーズ熊猫杯スタンダードから4名。同レガシーから4名。
その後の決勝ドラフトでただ一人のスーパーサンデーシリーズ参加者が決まる。