USA Standard Express vol.28 -SCGO Washington DC,Invitational/Open New Jersey,WMCQ2014 Nagoya-

Kenta Hiroki



皆さんこんにちは!

先週末に名古屋でWMCQが開催されました。金川 俊哉さんが栄えある日本代表入りを果たしました。

新セットの『タルキール覇王譚』のスポイラーが公開され始めました。オンスロートの友好色フェッチランドの再録等アメリカでも発売前から大きな盛り上がりを見せています。

さて、今回の記事ではStarCityGames.com Open(SCGO) Washington DCSCG Invitational New JerseySCGO New Jerseyに加えてWMCQ2014 名古屋の結果を見ていきます。



SCGO Washington DC トップ8

~黒単タッチ青が優勝~


2014年8月24日

Steve Rubin 


1位 BU Devotion/黒信心
2位 UW Control/白青コントロール
3位 GW Aggro/緑白ビートダウン
4位 Mono Black Devotion/黒信心
5位 Jund Walkers/黒赤緑コントロール
6位 RW Burn/バーン
7位 Jund Walkers/黒赤緑コントロール
8位 Mono Black Devotion/黒信心

UW ControlやJund Walkers、RW Burn、GW Aggroなど環境終盤にもかかわらず多様性に満ちたトップ8でした。
そんな中優勝を果たしたのは黒単信心に青をタッチした型でした。



SCGO Washington DC デッキ解説

「BU Devotion」「Rabble Red」「UW Control」


Steve Rubin 「BU Devotion」 SCGO Washington DC (1位)

13 《沼》
3 《湿った墓》
4 《欺瞞の神殿》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》
4 《変わり谷》

-土地(25)-

4 《群れネズミ》
4 《夜帷の死霊》
2 《生命散らしのゾンビ》
4 《冒涜の悪魔》
4 《アスフォデルの灰色商人》

-クリーチャー(18)-
4 《思考囲い》
1 《強迫》
4 《肉貪り》
2 《胆汁病》
3 《英雄の破滅》
3 《地下世界の人脈》

-呪文(17)-
2 《死者の神、エレボス》
2 《概念泥棒》
2 《破滅の刃》
2 《否認》
2 《悲哀まみれ》
2 《強迫》
1 《生命散らしのゾンビ》
1 《地下世界の人脈》
1 《究極の価格》

-サイドボード(15)-
hareruya


Jared BoettcherがSCGO Syracuseで使用し優勝したことで広まった黒単タッチ青。タッチの青はサイドの《概念泥棒》《否認》の為でコントロールに対して強い構成です。決勝戦でもUW Controlに勝利しています。

《夜帷の死霊》は同系やアグロに強く、緑系のデッキに対してはおまけの付いた2/3飛行クリーチャー。《生命散らしのゾンビ》は緑系のデッキに対してアドバンテージの取れるクリーチャーになり3/1の回避能力付きはクロックとしても優秀ですが、タフネスの低さからブロッカーには不向きと一長一短です。Steve Rubinは<生命散らしのゾンビ>と<夜帳の死霊>が両方採用されています。代わりに最近の多くのリストに採用されている《血の署名》は不採用です。

夜帷の死霊生命散らしのゾンビ否認





SCG Invitational New Jersey トップ8

~青信心の活躍、優勝は今をときめくRabble Red~


2014年8月31日

Tom Ross 


1位 Rabble Red/赤単
2位 GR Devotion/赤緑怪物
3位 BW Midrange/白黒コントロール
4位 Mono Blue Devotion/青信心
5位 Mono Blue Devotion/青信心
6位 Naya Midrange/白赤緑コントロール
7位 UW Control/白青コントロール
8位 Mono Black Devotion/黒信心

今大会のプレイオフはレガシーで行われたので、スイスラウンドでも優秀な成績を収めたデッキも見ていきたいと思います。
スイスラウンドで7-1以上の成績を収めたのは以下のデッキでした。

7-0-1 Mono Blue Devotion
7-1 Mono Blue Devotion
7-1 Jund Monsters
7-1 GW Aggro
7-1 Jund Walkers
・上位デッキリストは【こちら】

トップ8に残ったプレイヤーの選択したデッキにはRabble RedやMono Black Devotion、UW Controlなどが見られますがスタンダード部門で7-1以上の成績を残せたプレイヤーが不在だったのが印象的です。代わりに青単の活躍が目立ちます。やはり《潮縛りの魔道士》《波使い》などメインからRabble RedやGW Aggroに強いカードがあり、このデッキにとってキツイマッチアップであるUW Controlも《海の神、タッサ》を除去できる《拘留の宝球》を採用していない《次元の浄化》型が多くなってきているのも勝因のようです。



SCG Invitational New Jersey デッキ解説

「GR Devotion」「UW Control」「Naya Midrange」


Reid Duke 「GR Devotion」 SCG Invitational New Jersey
(2位:スタンダード部門 6-2)

10 《森》
4 《踏み鳴らされる地》
4 《奔放の神殿》
1 《悪意の神殿》
4 《ニクスの祭殿、ニクソス》

-土地(23)-

4 《エルフの神秘家》
4 《森の女人像》
4 《起源のハイドラ》
4 《旅するサテュロス》
4 《クルフィックスの狩猟者》
4 《世界を喰らう者、ポルクラノス》
2 《狩猟の神、ナイレア》
2 《高木の巨人》

-クリーチャー(28)-
3 《ドムリ・ラーデ》
3 《歓楽者ゼナゴス》
2 《世界を目覚めさせる者、ニッサ》
1 《獣の統率者、ガラク》

-呪文(9)-
4 《ナイレアの信奉者》
3 《霧裂きのハイドラ》
2 《紅蓮の達人チャンドラ》
2 《ミジウムの迫撃砲》
1 《女王スズメバチ》
1 《漁る軟泥》
1 《セテッサ式戦術》
1 《ナイレアの弓》

-サイドボード(15)-
hareruya



前回のSCG Invitational Columbus 2014でも入賞していたアメリカのトッププロのReid Duke。今大会では緑赤信心を使用しての入賞でした。マナ加速から《起源のハイドラ》《世界を喰らう者、ポルクラノス》、各種PWなどを展開してカードパワーで圧倒します。《ニクスの祭殿、ニクソス》から出る大量のマナを利用して《世界を喰らう者、ポルクラノス》を怪物化させて相手の場を一掃したり大きな《起源のハイドラ》をキャストしたりします。

単色の時と比べて《ドムリ・ラーデ》《歓楽者ゼナゴス》、サイドには 《紅蓮の達人チャンドラ》など赤を足したことにより多くのPWにアクセスが可能になりカードアドバンテージが取りやすくなったため、スイーパーを搭載したコントロールとの相性が改善されている印象です。ミラーマッチや青単などのアグロデッキとの対戦のために除去スペルの《ミジウムの迫撃砲》も採用しています。

世界を喰らう者、ポルクラノス起源のハイドラドムリ・ラーデ






Chi Hoy Yim 「UW Control」 SCG Invitational New Jersey (7位:スタンダード部門 5-1-2)

6 《平地》
6 《島》
4 《神聖なる泉》
4 《啓蒙の神殿》
3 《アゾリウスのギルド門》
3 《変わり谷》

-土地(26)-

2 《霊異種》

-クリーチャー(2)-
4 《急かし》
2 《中略》
4 《アゾリウスの魔除け》
4 《解消》
4 《スフィンクスの啓示》
2 《予言》
4 《至高の評決》
4 《拘留の宝球》
1 《太陽の勇者、エルズペス》
3 《思考を築く者、ジェイス》

-呪文(32)-
4 《鬼斬の聖騎士》
3 《今わの際》
3 《否認》
2 《払拭》
1 《宿命的報復》
1 《ジェイスの創意》
1 《記憶の熟達者、ジェイス》

-サイドボード(15)-
hareruya


SCG Invitationalで何度も入賞経験のある強豪プレイヤーのChi Hoy Yimは青白コントロールを一貫して使い続けています。最近ではプロツアー『マジック2015』を制した《次元の浄化》を搭載した形を見かけることが多くなりましたが、PWを多数搭載したJund Walkersなどに強い代わりに、汎用性の高い《拘留の宝球》の不在により《海の神、タッサ》などに触る手段が減り青単をはじめとしたアグロデッキに対して相性が悪くなっていました。それに対し、Chi Hoy Yimは今大会は《拘留の宝球》を採用した型を選択しました。カバレージを見る限りでは青単も復権してきたようなので、アグロ相手には少し遅い《次元の浄化》型よりも勝ちやすそうです。

多くのリストではメインには1枚の《霊異種》ですがChi Hoy Yimは2枚採っています。その代わり《不死の霊薬》は不採用です。サイドには最近増えてきたRabble RedやRW Burn対策に《鬼斬の聖騎士》、Jund Walkersとのマッチアップに強い《否認》《宿命的報復》、GW Aggro, Mono Blue, Rabble Redといったアグロデッキ対策に《今わの際》と現在のメタに合わせた調整が施されているあたり、同じデッキを使い続けているプレイヤーならではのやり込みを感じます。

霊異種拘留の宝球鬼斬の聖騎士






Will Cruse 「Naya Midrange」 SCG Invitational New Jersey (6位:スタンダード部門 6-1)

2 《森》
1 《平地》
3 《踏み鳴らされる地》
3 《寺院の庭》
2 《聖なる鋳造所》
4 《豊潤の神殿》
3 《奔放の神殿》
2 《凱旋の神殿》
2 《マナの合流点》
2 《変わり谷》

-土地(24)-

4 《エルフの神秘家》
4 《森の女人像》
4 《復活の声》
4 《クルフィックスの狩猟者》
2 《ケンタウルスの癒し手》
2 《鍛冶の神、パーフォロス》
3 《ヴィトゥ=ガジーの末裔》

-クリーチャー(23)-
2 《ミジウムの迫撃砲》
2 《ワームの到来》
3 《ドムリ・ラーデ》
3 《歓楽者ゼナゴス》
3 《太陽の勇者、エルズペス》

-呪文(13)-
3 《ニクス毛の雄羊》
3 《霧裂きのハイドラ》
3 《ひるまぬ勇気》
2 《神々の憤怒》
1 《払拭の光》
1 《神討ち》
1 《ミジウムの迫撃砲》

-サイドボード(14)-
hareruya


PWを多数搭載したNaya Midrange。 《ヴィトゥ=ガジーの末裔》の居住によるトークン戦略も搭載しています。
<鍛冶の神、パーフォロス>との組み合わせは特に強力で、同様にトークンを製造する《太陽の勇者、エルズペス》《歓楽者ゼナゴス》と共に相手のライフを速攻で削り切ります。

ヴィトゥ=ガジーの末裔ワームの到来鍛冶の神、パーフォロス





SCGO New Jersey トップ8

~ 黒信心の連覇ならず、Jund Monstersが久々に優勝~


2014年8月31日

Chris VanMeter 


1位 Jund Monsters/黒赤緑ビートダウン
2位 Mono Black Devotion/黒信心
3位 GW Aggro/緑白ビートダウン
4位 BG Devotion/黒信心
5位 GW Aggro/緑白ビートダウン
6位 RW Burn/バーン
7位 Mono Black Aggro/黒信心
8位 Jund Walkers/黒赤緑コントロール

SCG Invitational 本戦で活躍が目立った青単は見られずGW AggroやJund Walkers、黒信心などが勝ち残ったOpen。そんな中優勝を収めたのは<クルフィックスの狩猟者>を解雇し、その枠に<ゴブリンの熟練扇動者>を採用した斬新な形のJund Monstersでした。



SCGO New Jersey デッキ解説

「Jund Monsters」「GW Aggro」


Chris VanMeter 「Jund Monsters」 SCGO New Jersey (1位)

4 《森》
4 《踏み鳴らされる地》
4 《草むした墓》
4 《血の墓所》
4 《奔放の神殿》
1 《マナの合流点》
2 《変わり谷》

-土地(23)-

4 《エルフの神秘家》
4 《森の女人像》
2 《漁る軟泥》
4 《ゴブリンの熟練扇動者》
4 《世界を喰らう者、ポルクラノス》
4 《ゴーア族の暴行者》
4 《嵐の息吹のドラゴン》

-クリーチャー(26)-
2 《戦慄掘り》
2 《ミジウムの迫撃砲》
4 《ドムリ・ラーデ》
3 《歓楽者ゼナゴス》

-呪文(11)-
3 《霧裂きのハイドラ》
2 《ゴルガリの魔除け》
2 《ラクドスの復活》
2 《炬火の炎》
1 《マグマのしぶき》
1 《化膿》
1 《究極の価格》
1 《ナイレアの弓》
1 《見えざる者、ヴラスカ》
1 《ミジウムの迫撃砲》

-サイドボード(15)-
hareruya


Starcitygamesのサイトでもライターとして活動しているChris VanMeter(CVM)はJund Monstersで何度もトップ8に入賞している強豪プレイヤーです。Jund Monstersでは必須と思われていた<クルフィックスの狩猟者>を解雇し代わりに<ゴブリンの熟練扇動者>を採用しています。これによりアグレッシブに攻めることが可能になり《ゴーア族の暴行者》もフル搭載されています。

サイドには最近流行りのRabble Redなどアグロデッキ対策の為に除去が多めに採られています。 特に《炬火の炎》は小型のクリーチャーを多数展開してくるRabble Redに対して強さを発揮します。

ゴブリンの熟練扇動者ゴーア族の暴行者炬火の炎






Jarvis Yu 「BG Devotion」 SCGO New Jersey (4位)

8 《沼》
4 《草むした墓》
4 《疾病の神殿》
4 《ラノワールの荒原》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》
4 《変わり谷》

-土地(25)-

4 《群れネズミ》
2 《漁る軟泥》
3 《夜帷の死霊》
4 《冒涜の悪魔》
4 《アスフォデルの灰色商人》

-クリーチャー(17)-
4 《思考囲い》
1 《強迫》
3 《肉貪り》
2 《突然の衰微》
1 《胆汁病》
4 《英雄の破滅》
3 《地下世界の人脈》

-呪文(18)-
3 《生命散らしのゾンビ》
3 《破滅の刃》
3 《強迫》
2 《ゴルガリの魔除け》
2 《死者の神、エレボス》
1 《漁る軟泥》
1 《地下世界の人脈》

-サイドボード(15)-
hareruya


黒信心タッチ緑。ライフゲイン手段であり、RW BurnやRabble Redといった速攻でライフを攻めてくるデッキ対策になる<漁る軟泥>がメインに採用されています。その枠の確保の為に 《突然の衰微》の枚数が減量されています。最近このデッキのサイドに採られている事が多い《世界を目覚めさせる者、ニッサ》は不採用です。

このデッキにも《血の署名》はメイン、サイド共に見られません。アグロデッキが多い環境ではカードアドバンテージが得られるとは言え盤面に影響を及ぼさずライフも失うスペルは厳しいようです。

漁る軟泥冒涜の悪魔ゴルガリの魔除け





WMCQ2014 名古屋 トップ8

~新しい形の赤単で日本代表に~


2014年8月31日

金川 俊哉 


1位 Rabble Red/赤単
2位 Mono Green/緑単
3位 Mono Green/緑単
4位 Jund Walker/黒赤緑コントロール
5位 BG Devotion/黒緑コントロール
6位 Jund Walker/黒赤緑コントロール
7位 Naya Aggro/白赤緑ビートダウン
8位 Mono Red/赤単

SCG Invitationalで活躍していた青単やUW Controlは見られず、緑単や赤単等のアグロデッキが多く、またミッドレンジのJund Walkerも見られました。優勝はRabble RedとBurnをハイブリッドしたような構成の赤単でした。



WMCQ2014 名古屋 デッキ解説

「Rabble Red」


Kanegawa Toshiya 「Rabble Red」 WMCQ2014 名古屋 (1位)

17 《山》
4 《変わり谷》

-土地(21)-

4 《ラクドスの哄笑者》
4 《鋳造所通りの住人》
3 《軍勢の忠節者》
4 《若き紅蓮術士》
4 《ゴブリンの熟練扇動者》
3 《チャンドラのフェニックス》
2 《鍛冶の神、パーフォロス》

-クリーチャー(24)-
4 《ショック》
4 《稲妻の一撃》
4 《かき立てる炎》
2 《マグマの噴流》
1 《凱旋の間》

-呪文(15)-
3 《頭蓋割り》
3 《ミジウムの迫撃砲》
3 《灼熱の血》
2 《マグマのしぶき》
2 《漸増爆弾》
1 《パーフォロスの槌》
1 《紅蓮の達人チャンドラ》

-サイドボード(15)-
hareruya


今大会優勝を収め見事に代表入りを果たした金川 俊哉さんの使用していた赤単は、赤単色の速攻デッキのRabble RedとBurnをハイブリットさせたような特徴のある構成です。

メインに採用されている《鍛冶の神、パーフォロス》はトークンを生み出す《ゴブリンの熟練扇動者》《若き紅蓮術士》とのシナジーが強力です。《炎樹族の使者》の不在で爆発力は純正のRabble Redに譲りますが火力と《チャンドラのフェニックス》のおかげで中盤以降もダメージを与え続けられます。サイドには《紅蓮の達人チャンドラ》《パーフォロスの槌》が採用されているなど長期戦にも備えています。

若き紅蓮術士ゴブリンの熟練扇動者鍛冶の神、パーフォロス





ボーナストピック

~kentaro_hokori(Hiroki Kenta)のMO Standard Daily Life~


今回のボーナストピックでは筆者がMOで愛用しているJund Walkerについて解説していきます。

■Jund Walkerの使用に至ったきっかけ

プロツアー『マジック2015』で日本人プロプレイヤーの市川ユウキさんが使用していたのを見て、流行の黒系のデッキやUW Controlに強そうだったので使い始めました。普段は緑系のデッキはあまり使ってなかったので不安はありましたがMOのStandard Dailyで試してみた所3-1数回と手ごたえを感じられたので本格的に練習し始めました。


kentaro_hokori 「Jund Walker」 Standard Daily #7356076 (3-1)

3 《森》
4 《踏み鳴らされる地》
2 《草むした墓》
1 《血の墓所》
4 《奔放の神殿》
4 《悪意の神殿》
3 《ラノワールの荒原》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》
2 《変わり谷》

-土地(24)-

4 《エルフの神秘家》
4 《森の女人像》
4 《クルフィックスの狩猟者》

-クリーチャー(12)-
2 《思考囲い》
3 《ミジウムの迫撃砲》
2 《戦慄掘り》
2 《究極の価格》
1 《ラクドスの復活》
1 《突然の衰微》
1 《ゴルガリの魔除け》
1 《化膿》
4 《歓楽者ゼナゴス》
2 《紅蓮の達人チャンドラ》
4 《世界を目覚めさせる者、ニッサ》
1 《見えざる者、ヴラスカ》

-呪文(24)-
4 《霧裂きのハイドラ》
2 《漁る軟泥》
2 《マグマのしぶき》
2 《思考囲い》
2 《破滅の刃》
1 《ゴルガリの魔除け》
1 《ミジウムの迫撃砲》
1 《ラクドスの復活》

-サイドボード(15)-
hareruya




当初は市川ユウキさんのリストのコピーで参戦していましたが、GW Aggroや赤系のデッキがキツく3-1の壁を中々越えられませんでした。同系戦も多くなってきたのもあって調整を考えていたところ、WMCQ2014 東京で準優勝を収めた藤村 和晃さんのリストが目に留まりました。 




Fujimura Kazuaki 「Jund Walker」 WMCQ2014 東京 (2位)

4 《踏み鳴らされる地》
4 《草むした墓》
2 《血の墓所》
4 《ラノワールの荒原》
4 《奔放の神殿》
4 《悪意の神殿》
2 《変わり谷》

-土地(24)-

4 《エルフの神秘家》
4 《森の女人像》
4 《クルフィックスの狩猟者》

-クリーチャー(12)-
4 《ミジウムの迫撃砲》
4 《歓楽者ゼナゴス》
4 《世界を目覚めさせる者、ニッサ》
3 《紅蓮の達人チャンドラ》
3 《英雄の破滅》
2 《ゴルガリの魔除け》
2 《戦慄掘り》
2 《ラクドスの復活》

-呪文(24)-
4 《強迫》
4 《マグマのしぶき》
3 《霧裂きのハイドラ》
2 《悲哀まみれ》
2 《殺戮遊戯》

-サイドボード(15)-
hareruya



色拘束は強いものの、《英雄の破滅》《究極の価格》《化膿》に比べてPWも触れるため使いやすい印象をうけました。

元々コントロールに対しての勝率は良かったので《殺戮遊戯》を解雇して、苦手なGW Aggroやミラーマッチにも強い《嵐の息吹のドラゴン》を採用して挑んだところGW Aggroには当たらなかったものの《英雄の破滅》《嵐の息吹のドラゴン》が強くミラーマッチの勝率が上がりました。4枚の《マグマのしぶき》は苦手な赤系のマッチアップで特に活躍し、目標の4-0を達成することができました。




kentaro_hokori 「Jund Walker」

3 《森》
4 《踏み鳴らされる地》
2 《血の墓所》
2 《草むした墓》
4 《ラノワールの荒原》
4 《奔放の神殿》
4 《悪意の神殿》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》

-土地(24)-

4 《エルフの神秘家》
4 《森の女人像》
4 《クルフィックスの狩猟者》

-クリーチャー(12)-
4 《ミジウムの迫撃砲》
2 《ゴルガリの魔除け》
2 《戦慄掘り》
1 《ラクドスの復活》
1 《突然の衰微》
2 《英雄の破滅》
2 《骨読み》
4 《歓楽者ゼナゴス》
2 《紅蓮の達人チャンドラ》
3 《世界を目覚めさせる者、ニッサ》
1 《見えざる者、ヴラスカ》

-呪文(24)-
3 《霧裂きのハイドラ》
2 《漁る軟泥》
2 《マグマのしぶき》
2 《神々の憤怒》
2 《強迫》
2 《思考囲い》
1 《破滅の刃》
1 《ラクドスの復活》

-サイドボード(15)-
hareruya



森の女人像骨読み神々の憤怒


こちらが現在の形です。以前よりも色拘束の強いスペルが多くなったため、マナ基盤の安定化の為に<変わり谷>が抜けていきました。《骨読み》《クルフィックスの狩猟者》とも相性が良く除去や脅威を引きやすくします。《神々の憤怒》はマナクリーチャーとの相性の悪さが気になりますがRabble Redなどクリーチャーを並べてくるデッキやGW Aggroとのマッチアップで活躍します。

現環境のスタンダードも残りわずかですが強いデッキなのでマナ加速からPWなどパワーカードをプレイするのが好きな方には特にお勧めです。ショックランドやRTRブロックの除去やスペルがローテーション落ちしてしまいますが、《クルフィックスの狩猟者》《森の女人像》、PWの《歓楽者ゼナゴス》《世界を目覚めさせる者、ニッサ》《紅蓮の達人チャンドラ》は残り《クルフィックスの狩猟者》と相性の良いフェッチランドの再録も予定されているので緑系のミッドレンジはローテーション後も引き続き活躍が期待されます。



総括

StarCityGames.com Open(SCGO) Washington DCSCG Invitational New JerseySCGO New Jerseyの結果を見てみると日本と異なりアメリカでは青単やUW Controlの活躍が目立ちます。

M15から加入したカードによって生まれたRabble RedやJund Walkerは日本、アメリカ問わずにコンスタントに結果を残し続けています。特に《ゴブリンの熟練扇動者》はSCGO New Jersey優勝デッキのJund Monstersにもフル搭載されるなど赤単のみならず幅広いデッキで活躍できるポテンシャルを秘めています。

以上で今回の解説を終わります。
次回の記事ではSCGO St.LouisとSCGO Atlantaの解説を予定しています。

それでは次回の記事でまた会いましょう。楽しいスタンダードライフを!


※編注:記事内の画像は、以下のサイトより引用させて頂きました。
『SCGO Washington DC event coverage』
http://www.starcitygames.com/events/230814_washingtondc.html
『SCGO New Jersey featuring the Invitational event coverage』
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gputr14
『GRAND PRIX SINGAPORE 2013』
http://archive.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpsin13/welcome