プロに聞く!『タルキール覇王譚』注目のカードはズバリ!?

晴れる屋

By Atsushi Ito


 もちろんドラフトも楽しい『タルキール覇王譚』だが、1年ぶりの大型エキスパンションであるという点も見逃せない。

 すなわち、『タルキール覇王譚』にはローテーションを経た後のスタンダード環境の要となるカードが大量に含まれているはずなのだ。

 さらに、モダン級やはたまたレガシーで通用するカードも含まれているかもしれない。

 ここで、プロツアーがエキスパンションの発売直後に開催されるようになった以上、プロプレイヤーにはいまだ発売したばかりのカードの性能を即座に見抜く判定眼も資質として求められるということだ。

 というわけでプロたちに『タルキール覇王譚』の中で構築フォーマットで注目しているカードは何か、ズバリ聞いてみた。



中村 肇


 《軍族の解体者》《アブザンの隆盛》


軍族の解体者アブザンの隆盛















渡辺 雄也


 《ジェスカイの魔除け》。書いてあること全部強い。


ジェスカイの魔除け



















三原 槙仁


 《書かれざるものの視認》。夢がある!


書かれざるものの視認




















中村 修平


 フェッチランド。


吹きさらしの荒野汚染された三角州















井川 良彦


 《龍語りのサルカン》

 自分ではうまく使えなかったので、海外のプロがどう使ってくるか楽しみ。


龍語りのサルカン



















八十岡 翔太


 まだ適当にしか見てないけど、《残忍な切断》《宝船の巡航》

残忍な切断宝船の巡航
















行弘 賢


 《頑固な否認》


頑固な否認



















市川 ユウキ


 《龍語りのサルカン》!!


龍語りのサルカン




















高橋 優太


 《強大化》


強大化


















山本 賢太郎


 《悟った達人、ナーセット》


悟った達人、ナーセット



















和田 寛也


 単品の強さで見るとダントツで《包囲サイ》

次点で《砂塵破》《時を越えた探索》《奈落の総ざらい》《対立の終結》、に注目しています。


包囲サイ



















 別に示し合わせたわけでもないのに、ほぼ全員が全く違う回答をしたのが印象深かった。

 これも『タルキール覇王譚』の可能性の大きさを示すものと言えるだろう。

 プロプレイヤーが新環境のプロツアーにどんなデッキを持ち込むのか。

 10月10-12日にホノルルで行われるプロツアー『タルキール覇王譚』が今から楽しみだ。