Hareruya Prosマネージャーインタビュー:マテイ・ザトルカイ

晴れる屋メディアチーム

プロフィール

  • 名前: マテイ・ザトルカイ/Matej Zatlkaj
  • 年齢: 33
  • 国籍: スロバキア
  • Twitter: @Matej_Zatlkaj
  • 職業: ESET社のマーケティング担当
  • マジック以外の趣味: サッカー、ゲーム
  • マジックはどのセットから始めましたか?: 『ウルザズ・レガシー』あたりだったと思います。

プレイヤーとしての功績

インタビュー

質問1: あなたはプレイヤーとしても数々の功績を残してきました。最も印象的な瞬間・思い出はなんでしょうか?

プロツアートップ8に2回入賞した人として認識されることが多いのですが、個人的に最も嬉しかったのはワールド・マジック・カップ2014でトップ8に入ったことなのです。ワールド・マジック・カップでプレイすることは本当に楽しいですし、あの時のチームも実に楽しいチームでしたからね。予選ラウンド終盤はトップ8入りが見えていたので本当に緊張しました。だからこそトップ8に入れたときは胸をなでおろしました。

質問2: プロとしての活動をやめた理由を教えていただけますか?

“プロ”プレイヤーとして活動していた最後の時期は、本業の仕事をしながら、プロツアーで結果を残し続けなければなりませんでした。そのためには休みの大半を練習に使わなければならず、多忙を極め、家族と過ごす時間をあまり確保できなくなっていきました。そして仕事とプロ活動の両立がどんどん難しくなっていったのです。

そして「もし今後4回のプロツアーでトップ8に入れなかったらプロツアーでの活動はやめよう」と決心したのです。結果、私はトップ8に入ることができなかった。だから引退したのです。しかしマジック業界には関わり続けていたい と思っています。だからこそ、カバレージの仕事やマジックのコミュニティでの活動、プレリリースや地元の大会などへの参加は続けていくつもりです。

質問3: あなたはマジックのコミュニティに多大なる貢献をし続けています。Hareruya Prosのマネージャーとコメンテーターの仕事の両立についてはどう思いますか?

公式カバレージの仕事は2012年からやっていますが、大好きな仕事なのでずっとやっていきたいと思っています。そしてコメンテーターの仕事は、Hareruya Prosマネージャーと相性が良いと思います。私は定期的にプロプレイヤーとやり取りをする立場にあり、構築やリミテッドのメタゲームに精通し、マジック業界の人々と関係を構築していかなければならないのですからね。また、マジックのコミュニティに日々かかわることが好きですし、仕事柄SNSを通して重要なディスカッションに参加します。

質問4:あなたはHareruya Prosからの信頼もあついですよね。さまざまな国籍の人を取りまとめるうえで大切なことはありますか?

まず、寝ているとき以外は常に選手の問い合わせに対応できるようにし、素早く対応することです。次に、やるべきことを知り、計画を立てることです。具体的には、選手全員活動していくうえで必要なサプライ品を配給したり、記事が締切までにしっかりと書かれているか確認したりします。プレイヤーの記事の質を上げるために協力を惜しまないことも大事ですね。

質問5: Hareruya Prosマネージャーとしての目標は何ですか?

マジックに関わる人たちみんなをハッピーにすること!晴れる屋がビジネスとして成功することも願っていますし、Hareruya Prosの選手がそれぞれの目標を達成してハッピーになってほしい。そして世界中のマジックのプレイヤーにも、我々が提供するコンテンツを通してハッピーになってほしいですね!

質問6: マジックシーンを盛り上げていくうえで必要なことは何だと思いますか?

この内容に関しては過去にも書くチャンスがありましたが、とうとう書くことになりましたね。ゲーム業界全般に関して言えることですが、もっと資金が必要なのです。トッププレイヤーがプロ専業になり、生計を立てられるぐらい稼げる仕組みが必要なのです。ですから、ウィザーズが大会やカバレージにお金をもっと投資してくれることを願っています。そうすれば、視聴者も増え、スポンサーも増えてくれるかもしれません!

質問7: 未来のHareruya Prosと読者の方にメッセージをお願いします。

必死に努力すること!
うまいプレイヤーから学ぶこと!
大きなものがかかった大会に出ること!

グッドラック!