

スゥルタイリアニメイト サンプルリスト
デッキの動き
スゥルタイリアニメイトとは、《スーペリア・スパイダーマン》を唱えて墓地の《最後の贈り物の運び手》のコピーとして場に出すリアニメイトデッキです。
これにより《最後の贈り物の運び手》の“唱えていた”条件を満たし、能力が誘発します。《最後の贈り物の運び手》の誘発型能力を先に解決することで、戦場を一掃しつつ、同時に4/4の《スーペリア・スパイダーマン》と6/6の《最後の贈り物の運び手》が並びます。
墓地にほかのクリーチャーがいればそれらも戻ってくるため、《スーペリア・スパイダーマン》1枚で戦況をひっくり返せる豪快なデッキです。
コンボパーツを除くと、デッキの残りはコンボパーツを集めるための切削やルーティング効果を持つカードです。《ベイルマークの大主》で大量に墓地を肥やしたり、《誉れある死者の目覚め》の除去で時間を稼ぎながら、《スーペリア・スパイダーマン》を探していきます。
序盤
理想的なスタートは諜報土地を置くことです。この諜報により《最後の贈り物の運び手》を墓地へ送りこめれば、タダでコンボパーツの片割れを用意できます。
逆に優先的にライブラリートップに残したいカードは《スーペリア・スパイダーマン》は当然として、2マナ域相当のカード群です。次のターンの動きを確保し、デッキを円滑に回す手助けとなります。
2ターン目には「兆候」コストを支払った《ベイルマークの大主》や《繁殖蜘蛛》《不注意な読書家》をプレイしていきます。切削やルーティングによりデッキを掘り進めていけるため、効率良く墓地にクリーチャーをためていけます。
中盤
中盤は盤面を巡る攻防にも気を配ります。《誉れある死者の目覚め》はデッキの方向性に合致した英雄譚であり、コンボを阻害せずに採用できる汎用的な除去カードです。
対戦相手の脅威に対処すると同時に切削もでき、さらにはクリーチャーを回収できます。上手くいけば、これ1枚で《スーペリア・スパイダーマン》と《最後の贈り物の運び手》がそろうかもしれません。
追加の除去カードとしてクリーチャーでもある《苦難の収穫者》と、手札を捨てられる《苦々しい勝利》を採用しています。《苦々しい勝利》の追加コストはデメリットに思えますが、このデッキではメリットです。手札にきてしまった《最後の贈り物の運び手》や《簒奪者、アーデン》を墓地へと送り込む役割があるのです。
終盤
終盤はいよいよ《スーペリア・スパイダーマン》の出番です。《スーペリア・スパイダーマン》を《最後の贈り物の運び手》のコピーとして場に出し、戦場と墓地のクリーチャーを入れ替えて、強引に戦況をひっくり返します。
コンボ過程で《簒奪者、アーデン》を場に戻せればデーモンに速攻が付与されるため、《スーペリア・スパイダーマン》と《最後の贈り物の運び手》のみでも最低10点のダメージを与えられます。《簒奪者、アーデン》のトークン生成効果やほかのデーモンクリーチャーと組み合わせれば、そのターン中に20点を削りきることも夢ではありません。
また、1-2枚ほど《峰の恐怖》を採用しているリストも多くあります。色的に通常プレイは難しいですが、《最後の贈り物の運び手》で一気にクリーチャーをリアニメイトした際、戦場に出たクリーチャーのパワー分のダメージを好きなところに与えられるため、ほとんどの場合で即座にゲームを終わらせることができるでしょう。
コンボの成功は《スーペリア・スパイダーマン》にかかっています。万が一にも引けなくてはゲームが始まりません。《花粉の分析》は土地事故を緩和しながら、後半は「証拠収集」により任意のクリーチャーや土地カードをサーチできます。《スーペリア・スパイダーマン》の保険となりますし、打ち消し呪文のあるデッキに対しては《魂の洞窟》をサーチしてコンボをサポートするなどデッキに適したカードです。





















