『マジック:ザ・ギャザリング | ホビット』の注目カードを語ろう!
みなさん、こんにちは!晴れる屋メディアチームです。
いよいよ、『マジック:ザ・ギャザリング | ホビット』がやってきます!
『指輪物語:中つ国の伝承』から約60年前、《忍びの者、ビルボ・バギンズ》とドワーフたちの冒険を描く、ファンタジーの元祖とも呼ばれる作品が、マジックのカードに!
そんな新セットから、メディアチームメンバーが気になったカードを好き勝手に語る本企画、今回はどんなカードが紹介されるのでしょうか。
人物紹介
■人物紹介
いってつ:コジレック野郎。『ホビットの冒険』は『ロード・オブ・ザ・リング』以上に好きなのでわくわくしている。

やまお:編集担当。主にスタンダードで遊んでいる。『ホビット』のイラストがマジックの世界観と馴染みすぎていて感動した。

海星アル:リミテッドと変なフォーマットが好き。レゴラスのファン。映画を見た直後、急に某TRPGを遊びたくなった。
かおる:レガシー大好き。ファンタジーはロバート・E・ハワードとアーシュラ・K・ル・グウィンが好き。
いってつ
晴れる屋メディアのいってつです。
コマンダー目線で激イケカードが多数登場しています!これはもはや『統率者レジェンズ』!(これ最近毎回言ってる)
コマンダー目線での注目カードについては、引き続き公開される予定の「神が選ぶ」シリーズや、元コマンダー神でエドリックマスターの「吉田が選ぶ」シリーズをお楽しみに!
『ホビットの冒険』で一番印象深いキャラクターはやはりスマウグ!
映画で声とモーションキャプチャを務めたのはベネディクト・カンバーバッチ!
マーベル映画シリーズでの《ドクター・ストレンジ》や、
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』でのカーンを演じたことでも有名です。
宝物をため込むカードを大量に採用して「ただ眠っているだけだけど、攻めてきたら炎を吹く」スマウグロールプレイデッキも楽しそう!
……………………
それはさておき、今回注目したいのはコモンの熊です。
そう、ふつうの熊。
ふつうの熊ってなんだよ。「ふつうの熊」は2/2だろうが!!
実際、人間が1/1、熊が2/2、象が3/3なのおかしくない?と言われがちだったので、むしろ4/5が正しいのかもしれません。《黙示録、シェオルドレッド》は熊並みのコストと体躯をもつ!!
実は、時を同じくして晴れる屋メディアでは「熊の正しいスタッツを動物園に調べに行く」企画を進めていただけにめっちゃ動揺しました。
まさか公式から「答え」が降ってくるとは……
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果たしてトロピ大塚といってつは”答え”にたどり着けたのか!?ぜひご覧ください!
やまおのオススメ
《鷲たちがやってくる!》
今回注目してるのは、こちらの《鷲たちがやってくる!》です。
強いかどうかはひとまず置いといて、なんかテクいですよねこのカード。
インスタントで自分のクリーチャーを手札に戻すことで、4/4・飛行の鳥・兵士・トークンを生成することができ、「キッカー」すると何体でも戻せて、その分だけ鷲たちがやってきます。
とりあえずクリーチャーやトークンを並べておいて、

だけで4/4・飛行が一気に戦場に並ぶのは意外とやるんじゃないでしょうか?
また、トークンはアップキープの開始時に生成されるので、《審判の日》などの全体除去を上手くかわせるのも優秀です。
ただせっかくクリーチャーを戻すなら、戦場に出たときに効果を発揮するクリーチャーと組み合わせたいところ。
スタンダードにはすでに「アゾリウスフラッシュ」や「エスパーピクシー」など、そういったクリーチャーを上手く使ったデッキが存在します。
《フラッドピットの溺れさせ》や《エイヴンの阻む者》で妨害しつつ、《鷲たちがやってくる!》でそれらを戻して4/4・飛行を展開しながら、ふたたび《エイヴンの阻む者》を構える動きは想像以上にやっかいでしょう。
さらに欲をいえば、鷲たちが大量にやってきたターンに勝ちたい!
相手のターンに唱えた場合は、自分のアップキープに鷲たちがやってくるため、召喚酔いでそのターンは攻撃できません……が、その問題を解消するのが、これらの全体速攻付与カード!
特に説明は必要ないかと思いますが、動きとしてはこんな感じ。
■デッキの動き
1. 《毅然たる援軍》や《前線への猛進》などでひたすらトークンを並べる。
2. 《鷲たちがやってくる!》でトークンを手札に戻して4/4・飛行を4体以上生成。
3. 《イモデーンの徴募兵》または《快心》を「想起」でプレイし、全体修整&速攻で20点以上のダメージ!!
爽快感あふれるコンボ、ぜひ狙ってみてください!!
くらえ!!!ゴッドバードアタック!!!!!!
あっ
海星アルのオススメ
前回の環境ではリミテッドにマーベル・シリーズ限定構築にとたっぷり楽しんだ海星(ヒトデ)アルです。
やはり《マッドタイタン、サノス》は最強……
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さて、今回も《スランドゥイルの命令》のように、アンコモンの皮をかぶったレアのようなカードが登場していますね。
特に《スロールの地図》は、秘本を書いたウルザやジェイラムが泣いちゃいそう。
そんな中、今回の私のイチオシは20枚を見てその中の土地を全部出す、あまりにも大雑把すぎるマナ加速です!
……はたして8マナの呪文はマナ加速と呼んでいいのでしょうか?
一般的なデッキは60枚中24枚が土地、全体の5分の2が土地です。おおよそ8枚の土地が「上陸」します。
《サッズのヒナチョコボ》ですら+8/+8、《苔生まれのハイドラ》や《強靭形態の調和者》ならば、もとのパワーが1でも256/256!
そう!これが必要なのはライフが40点のコマンダーです!
「上陸」を持つ統率者を活かせる、ゲームを決定づける1枚になることでしょう!
高ブラケットでは《孔蹄のビヒモス》で良いですが、低ブラケットだと統率者を活かすフィニッシャーが最適ですからね!
▲《大オーロラ》を《森の入り口を抜けて》に変更予定
私は《大スライム、スローグルク》のサイズに全力を賭した、土地94枚のデッキを使っています。
《隠された生育場》の発見が強力だったり、《宝物探し》が実質2マナ約20枚ドローだったりと土地だらけであることを活かしたデッキなのですが……
このデッキで《森の入り口を抜けて》を唱えようものなら、期待値は20枚中19枚が土地!!!
ちょっと運が良ければ20枚ジャックポット!これには同卓した3人もニッコリ!🤗🤗🤗
そして、ありあまるマナからサイクリング土地をスロー(throw)してグルグルすることで《大スライム、スローグルク》が21/21になってワンパン!(※)
はやく20枚ジャックポットをキめたいですね。
※ターン終了時のハンドオーバーで育てる1ターンの隙に除去されますが、些細なことです。
いや待てよ?スタンダードでも《回路の完成》を撃てばいいのでは!?
実質的に呪文が3倍!20枚の3倍は60枚!
うおおお土地全部出すぞ!!!
あなたのライブラリーの一番上にあるカード20枚を見る。その中から望む枚数の土地・カードをタップ状態で戦場に出す。
その後、ライブラリーを切り直す。
そ、そんな……😭
かおるのオススメ
《いとしいしと》
伝説のアーティファクト ― 装備品
装備しているクリーチャーは呪禁を持ち、ブロックされない。
装備 ―
, 2点のライフを支払う。
インスタント ― 出来事
この呪文を唱えるための追加コストとして、クリーチャー1体を生け贄に捧げる。
カードを2枚引く。
ついに、あの指輪が装備できるようになりましたね!さらに装備品としてだけでなく、「出来事」を持つ当事者カードでもあります!
気になる装備品としての効果は、装備クリーチャーに対して呪禁とブロックされない回避能力を付与することができます。《囁き絹の外套》の「被覆」が呪禁になったバージョンといえるかもしれません。
「出来事」は
で追加コストとしてクリーチャーを生け贄にすることで2ドローと、《命取りの論争》のもとになった《祭壇の刈り取り》と同じ呪文です。
率直に言ってしまうと、そこまで高いカードパワーは感じませんが、このカードのピッタリな統率者を私は知っています!
そう、《触れられざる者フェイジ》ですね!
伝説のクリーチャー ― アバター・ミニオン
触れられざる者フェイジが戦場に出たとき、あなたがそれを自分の手札から唱えたのでない場合、あなたはゲームに敗北する。
触れられざる者フェイジがクリーチャーに戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーを破壊する。それは再生できない。
触れられざる者フェイジがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはゲームに敗北する。
《触れられざる者フェイジ》は「手札から唱えて戦場に出た」のでなければ、その場で敗北するという強烈なデメリットを持っています。そのため統率領域からそのまま唱えると下準備がなければ敗北してしまいます。このことから弱いコマンダーとして名前が挙がることも少なくありません。
しかし、デメリットが強烈なぶん、メリットも強烈です。
戦闘ダメージを与えると一撃でそのプレイヤーを敗北に追い込むことができるのです!
なので《触れられざる者フェイジ》を統率者に据えたデッキでは、攻撃をなんとかして通すためのカードが複数採用されます。
さらに、《触れられざる者フェイジ》を除去から守ることも非常に重要であり、呪禁とブロックされないをつけられる《いとしいしと》はまさにうってつけのカードといえます!
加えて、《囁き絹の外套》の「被覆」と違い、呪禁であるということも《触れられざる者フェイジ》にとっては重要になってきます。
ご存じ、《終わりなき囁き》とのコンボですね!
エンチャント
各クリーチャーは「このクリーチャーが死亡したとき、対戦相手1人を対象として選ぶ。次の終了ステップの開始時に、そのプレイヤーはこのカードを、オーナーの墓地から自分のコントロール下で戦場に戻す。」を持つ。
《終わりなき囁き》はクリーチャーに、死亡すると終了ステップの開始時に、対象に選んだ対戦相手の場に墓地から戻る能力を付与する少し不思議なエンチャントです。
そのまま運用すると、除去されたクリーチャーを対戦相手に渡してしまうことになりかねませんが、こと《触れられざる者フェイジ》に関しては強力なコンボになります!
ここでもう一度《触れられざる者フェイジ》の能力を思い出してみましょう。
触れられざる者フェイジが戦場に出たとき、あなたがそれを自分の手札から唱えたのでない場合、あなたはゲームに敗北する。
そう、《終わりなき囁き》が場にある状態で《触れられざる者フェイジ》が死亡した際に、統率領域に戻すのではなくそのまま墓地に送ることで、対象にした対戦相手の場に《触れられざる者フェイジ》をリアニメイトすることができます。
そしてその《触れられざる者フェイジ》はもちろん「手札から唱えられたわけではない」ため、上記の能力が誘発し、その対戦相手をそのまま敗北させることが可能です。
このコンボが存在するため、《触れられざる者フェイジ》を《四肢切断》のような除去を用いて能動的に墓地に送ることができるというのも重要になります。
そういったことから、完全に呪文や能力の対象にできなくなる「被覆」ではなく呪禁を付与できる《いとしいしと》はとても相性がいいですね!
そして「フェイジを自発的に墓地に送る」という観点からみると、「出来事」の《力の魅惑/Allure of Power》も無駄のない手段といえます。
《終わりなき囁き》とあわせれば、インスタントタイミングで盤面の《触れられざる者フェイジ》を生け贄に捧げ、2ドローしながら対象の対戦相手1人を敗北させることができます。
さらに生け贄は追加コストのため、スタックで《触れられざる者フェイジ》をバウンスされて対処されるといったことがないのもいいですね!
そのほか《触れられざる者フェイジ》とのシナジー以外にも、場に出ることで仕事が終わった、《アスフォデルの灰色商人》や《ルーン傷の悪魔》をリソースに変換できます。
また、装備コストのライフ支払いも、《血の取引者、ヴィリス》がいれば2ドローすることが可能です。
また、《いとしいしと》と《一つの指輪》、この2枚は、同じ指輪が『ホビットの冒険』と『指輪物語』でそれぞれどう描かれていたかを、反映したデザインになっていますね。
『ホビットの冒険』でビルボが手にした指輪の効果は、実質的に「身につけると姿が見えなくなる」だけです。ビルボはこの効果を使って幾多の危機を切り抜けます。
この時点の指輪は、便利な魔法の道具でしかありませんでした。
《いとしいしと》の呪禁(そこにいると認識されない)とブロックされない(阻まれずすり抜ける)は、まさにこの範囲を正確に切り取っています。《一つの指輪》と比較してしまうと同じ指輪なのにひかえめな性能だな、と感じてしまいますが、『ホビットの冒険』の時点で判明していた効果はこれで全部だった、ということです。
興味深いのは、《いとしいしと》というカード名が、ビルボではなくゴラムから指輪への呼称であること。そして「出来事」の名称が《力の魅惑/Allure of Power》であることです。
効果自体は無害な透明化に見えて、唱えるのには生け贄を要求しています。『ホビットの冒険』の1枚でありながら、この指輪の行き着く先が何であるかを、カード名とコストですでに示しているのでは?と感じます。
指輪が《触れられざる者フェイジ》にとって《いとしいしと》だったように、みなさんも『マジック:ザ・ギャザリング | ホビット』で《いとしいしと》をぜひ見つけてみてください!!
おわりに
『マジック:ザ・ギャザリング | ホビット』を思い思いに楽しんでいる様子のメディアチームメンバーをお届けしました!
すでにお気に入りのキャラクターがいる方も、原作を知らない方も、お気に入りの1枚を探してみませんか?





























































