はじめに
はじめましての方は、はじめまして!お久しぶりの方はお久しぶりです。
えんぞーと申します。
普段はログテヴェサミットという仲良しcEDHコミュニティで細々と遊んでおります。
今回も引き続き『コマンダー神決定戦』の「分析」シリーズを執筆させていただけることになりました。
よろしくお願いします!!
過去の分析記事
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はじめに2
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- 【特別協賛:JELLY JELLY GAMES】第15期コマンダー神決定戦カバレージ
『第15期コマンダー神決定戦』、お疲れ様でした。
今回の参加者は154名。150人超えはかたいイベントになってきたでしょうか。
相変わらずトップ12ボーダーが厳しそうですが、盛況なのは大変喜ばしいことです。
『第14期コマンダー神決定戦』後の環境の変遷
今回も環境のキャッチアップからやっていきましょう。
前回から3か月と短めのインターバルでしたので、リリースされたセットは1つだけでしたが、cEDHに影響を与えるカードは多めの印象です。
①『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スーパー・ヒーローズ』発売
《ジェニファー・ウォルターズ》/《センセーショナル・シーハルク》
また対話拒否かよ!?刷りすぎやろ!!!!!
気軽に呪文を唱えられないって書かないでほしい。固有色が緑白で本当に良かった……。
基本的には《勝利の楽士》が優先されるとは思いますが、このゲームはハイランダー。両方採用されることもあるでしょう。こんなんなんぼあってもいいですからね。
伝説であることや裏面に何やらデカいという情報が書いてあるので、そこで差別化される場合があるかもしれません。
《ワンダラス・ワスプ》
瞬速持ちで、出たときにクリーチャーの能力を失わせます。
クリーチャーなので、インタラクションとしての信頼度が一段高いのがうれしいですね。
すでに誘発してしまっている能力を消すことはできませんが、近年は強力な統率者やシステムクリーチャーも増えているので、うまく使える場面は多そう。
飛行を活かして、主に《織り手のティムナ》デッキでインタラクション兼アタッカーとしての活躍が期待されます。
《カンフーの達人、シャン・チー》
《千年霊薬》が軽くなって緑のクリーチャーになってマナ能力も!?
《緑の太陽の頂点》《破滅の終焉》のようなクリーチャーサーチで持ってこれるのもGood。
近年《永劫の活力》や《アナグマモグラの仔》など、緑の中継ぎクリーチャーの質が上がっていてびっくりしますね。こいつも採用候補入りは間違いないでしょう。
《ティ・チャラ王》/《揺るがぬ希望、ブラックパンサー》
《フェアリーの黒幕》式のドロソクリーチャー。自分が2ドローしても1ドローするのが特徴。
使った感想は「ん?こいつ思ったより引くぞ?」という感じ。
対戦相手の《リスティックの研究》で自分の《フェアリーの黒幕》を誘発させるような、いわゆる”癒着”と呼ばれるカードの引き合いを行うとき、《ティ・チャラ王》の場合は自分のドローでも反応する分、アドバンテージの加速度がハンパないです。
裏面もかなりすごいことが書いてあるのですが、最も重要な能力を失ってしまうのでいったん見なかったことに。
《敏捷なるアベンジャーズ、ブラック・ウィドウ》
こちらも《フェアリーの黒幕》式のドロソクリーチャー。
こちらは黒幕とまったく同じドロー条件ですが、注目すべきはカラーリング。
このカラーが喉から手が出るほど欲しいアドバンテージ手段ですので、今後赤白入りの非青デッキでよく見かけるでしょう。
Twitter(現X)で見かけたのですが、「ブラック」ウィドウなのに黒くないのは覚えておいたほうがいいかもしれません。こちら《殺し》で除去することができます。
《比類なき者、ドクター・ドゥーム》
黒単でもデモコンタッサが!?
召喚酔いという致命的な弱点はあるものの、純粋に置いておくとアドバンテージを取ってくれるのは優秀。ポン置きで圧がどのくらいかかるかは未知数ですが……。
『ジャンプスタート』収録カードなので供給が少ないのが気になるところ。
今のうち……かも!
そのほか
ほかにも特定のデッキで活躍しているカードもいくつかありますね。
伝説のクリーチャーが多いので統率者として活躍できそうなカードも多いです!
特にこの2枚は注目ですが、のちほどフィーチャーしていこうと思います!
注目デッキ
《トリトンの英雄、トラシオス》&《織り手のティムナ》
昨年末に海外の大会で優勝したタイプのトラシオス&ティムナがトレンドです。前回記事でも言及した《朧宮の微風呼び》コンボに重きを置いた型ですね。
国内でも関西帝王戦でAdelman Max選手が使用したリストがベースになり、にわかに流行してきているように見えます。
既存のトラシオス&ティムナと比較して、《むかつき》《ネクロポーテンス》《弱者選別》などの短期決戦を意識したカードが、《訓練場》《世慣れた見張り、デルニー》《キャベツ売りの商人》といったミッドレンジで優位に働くカードに差し変わっています。
青いミッドレンジ対決において、ティムナ&クラムに後れを取らないチューニングだと解釈しています。
《S.H.I.E.L.D.のエージェント、ニック・フューリー》
ついに登場した1マナ5色統率者。
巷では「5C義丸」と呼ばれていますが、そんなことは決してないです。
基本的には「5Cむかつき」と呼ばれる、5色いいとこどりのアグロデッキ(cEDHでのアグロは「高速コンボ」の意)になりそうな予感。
ほかの「5Cむかつき」デッキと比較すると、
・《モックス・アンバー》《バネ葉の太鼓》《弱者選別》《業火への突入》といったクリーチャーを必要とするマナ加速が使いやすい。
・《偏向はたき》《激情の後見》の2種の統率者ピッチを生かしやすい。
・《新生化》のコストに《S.H.I.E.L.D.のエージェント、ニック・フューリー》をあてることで《堂々たる撤廃者》《タッサの神託者》にアクセスできる。
あたりが差別要素でしょう。
はたして、5色統率者の選択肢として定着するでしょうか。
メタゲームブレイクダウン+結果の所感
- 2026/07/19
- メタゲームブレイクダウン:第15期コマンダー神挑戦者決定戦
- 晴れる屋メディアチーム
ここからは使用者が多かった統率者を見ながら、それぞれの統率者への所感を書いていきます。
今回は「使用者が5名以上」の統率者をピックアップしていきましょう。
| 統率者 | 使用者数 | 勝ち | 負け | 引き分け | 勝率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 《織り手のティムナ》&《ルーデヴィックの名作、クラム》 | 10 | 26 | 30 | 2 | 44.83% |
| 《トリトンの英雄、トラシオス》&《織り手のティムナ》 | 8 | 16 | 29 | 2 | 34.04% |
| 《ロフガフフの息子、ログラクフ》&《求道の達人、サイラス・レン》 | 8 | 14 | 29 | 2 | 31.11% |
| 《秘密売り、ティヴィット》 | 8 | 13 | 30 | 4 | 27.66% |
| 《眷者の神童、キナン》 | 7 | 9 | 32 | 1 | 21.43% |
| 《メイガス、ルチア・ケイン》 | 6 | 11 | 24 | 1 | 30.56% |
| 《モンスーンの魔道士、ラル》 | 5 | 5 | 23 | 0 | 17.86% |
| 《最高工匠卿、ウルザ》 | 5 | 5 | 23 | 2 | 16.67% |
| 《災厄の占い師、グラルブ》 | 5 | 8 | 17 | 4 | 27.59% |
《織り手のティムナ》&《ルーデヴィックの名作、クラム》
| 第15期 | 第14期 | 第13期 | 第12期 | 第11期 | 第10期 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 使用者数 | 10 | 12 | 14 | 13 | 11 | (1) |
| 戦績 | 26-30-2 | 17-44-2 | 29-46-7 | 27-48-3 | 22-40-2 | (3-2-1) |
| 勝率 | 44.83% | 26.98% | 35.37% | 34.62% | 34.38% | (50.00%) |
| 順位 | ポイント | 戦績 |
|---|---|---|
| 6 | 1631 | 4-2-0 |
| 8 | 1618 | 4-0-1 |
| 9 | 1606 | 4-2-0 |
| 11 | 1571 | 4-2-0 |
| 19 | 1374 | 3-3-0 |
| 20 | 1361 | 3-2-1 |
| 37 | 1126 | 2-4-0 |
| 90 | 844 | 1-5-0 |
| 112 | 649 | 0-6-0 |
| – | – | 1-4-0(ドロップ) |
前回の反動でしょうか、とんでもない勝率をたたき出しました。
トップ12に4名のプレイヤーを送り込み、まさに“ティムクラ旋風”。
今回は別コーナーでトップ12の4名と神のデッキの差分を見ていくことにしましょう。
サンプルリスト
《トリトンの英雄、トラシオス》&《織り手のティムナ》
| 第15期 | 第14期 | 第13期 | 第12期 | 第11期 | 第10期 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 使用者数 | 8 | 7 | 4 | 8 | 6 | 8 |
| 戦績 | 16-29-2 | 9-32-1 | 5-15-3 | 11-33-2 | 8-24-2 | 10-26-10 |
| 勝率 | 34.04% | 21.43% | 21.74% | 23.91% | 23.53% | 21.74% |
| 順位 | ポイント | 戦績 |
|---|---|---|
| 4 | 1707 | 4-2-0 |
| 16 | 1385 | 3-3-0 |
| 22 | 1337 | 3-2-1 |
| 49 | 1085 | 2-4-0 |
| 70 | 905 | 1-5-0 |
| 79 | 873 | 1-4-1 |
| 81 | 860 | 1-5-0 |
| – | – | 1-4-0(ドロップ) |
上述の通り、新しいアプローチが流行し噛み合っている印象。ティムナ&クラムから乗り換えたプレイヤーも散見されました。
ティムナ&クラムだけでなくトラシオス&ティムナも高い勝率を出していることから、青いミッドレンジが勝ちやすい環境だったと考えられます。
サンプルリスト
《ロフガフフの息子、ログラクフ》&《求道の達人、サイラス・レン》
| 第15期 | 第14期 | 第13期 | 第12期 | 第11期 | 第10期 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 使用者数 | 8 | 7 | 8 | 0 | 3 | 5 |
| 戦績 | 14-29-2 | 12-26-1 | 9-33-2 | – | 6-11-0 | 10-18-1 |
| 勝率 | 31.11% | 30.77% | 20.45% | – | 35.29% | 34.48% |
| 順位 | ポイント | 戦績 |
|---|---|---|
| 8 | 1623 | 4-1-1 |
| 23 | 1335 | 3-3-0 |
| 35 | 1133 | 2-4-0 |
| 40 | 1120 | 2-3-0 |
| 61 | 1053 | 2-4-0 |
| 96 | 844 | 1-4-1 |
| 126 | 649 | 0-6-0 |
| – | – | 0-4-0(ドロップ) |
cEDH環境のスピードを定義しているデッキ。相変わらずの高勝率です。
3期連続でトップ12を輩出していることも、安定性や強さの証明でしょう。
サンプルリスト
《秘密売り、ティヴィット》
| 第15期 | 第14期 | 第13期 | 第12期 | 第11期 | 第10期 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 使用者数 | 8 | 5 | 5 | 5 | 4 | 3 |
| 戦績 | 13-30-4 | 9-18-2 | 13-13-2 | 6-17-1 | 10-12-2 | 8-9-1 |
| 勝率 | 27.66% | 31.03% | 48.15% | 25.00% | 41.67% | 44.44% |
| 順位 | ポイント | 戦績 |
|---|---|---|
| 6 | 1656 | 4-2-0 |
| 17 | 1380 | 3-3-0 |
| 60 | 1053 | 2-3-1 |
| 74 | 875 | 1-5-0 |
| 85 | 858 | 1-4-1 |
| 86 | 858 | 1-4-1 |
| 101 | 649 | 0-6-0 |
| – | – | 1-3-1(ドロップ) |
勝率は前回より落ちましたが、使用者は増えました。とはいえ、総合勝率は25%を超えています。
トップ12入賞したフクモト選手以外にも3勝しているプレイヤーがおり、負け組という印象はないですね。
cEDHデビューデッキとして選択するプレイヤーが見かけられ、勝ち数が二分しているように見えます。
サンプルリスト
《眷者の神童、キナン》
| 第15期 | 第14期 | 第13期 | 第12期 | 第11期 | 第10期 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 使用者数 | 7 | 13 | 4 | 4 | 6 | 9 |
| 戦績 | 9-32-1 | 20-53-2 | 4-18-0 | 5-18-1 | 10-25-1 | 9-41-4 |
| 勝率 | 21.43% | 26.67% | 18.18% | 20.83% | 27.78% | 16.67% |
| 順位 | ポイント | 戦績 | アーキタイプ |
|---|---|---|---|
| 18 | 1377 | 3-3-0 | 金線 |
| 50 | 1084 | 2-4-0 | 金線 |
| 58 | 1054 | 2-4-0 | 金線 |
| 76 | 874 | 1-4-1 | ミッドレンジ |
| 98 | 844 | 1-5-0 | ターボモノリス |
| 106 | 649 | 0-6-0 | セミブルー |
| 128 | 649 | 0-6-0 | セミブルー |
キナンはアーキタイプがいくつかに分かれており、やることがそれぞれ異なるので、えんぞーの独自調査で戦績に各アーキタイプも記載してみました。
これを見ると金線キナンの成績がかなり良いことが分かりますね。
金線キナン以外のキナンがヘイトに巻き込まれているのか、それとも金線キナンが「本物」なのか。
サンプルリスト
《メイガス、ルチア・ケイン》
| 第15期 | 第14期 | 第13期 | 第12期 | 第11期 | 第10期 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 使用者数 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 戦績 | 11-24-1 | – | – | – | – | – |
| 勝率 | 30.56% | – | – | – | – | – |
| 順位 | ポイント | 戦績 |
|---|---|---|
| 2 | 1770 | 4-2-0 |
| 31 | 1137 | 2-4-0 |
| 32 | 1136 | 2-3-1 |
| 66 | 911 | 1-5-0 |
| 73 | 876 | 1-5-0 |
| 92 | 844 | 1-5-0 |
誰?なぜいま?
実は秋葉原のEDHコミュニティ「秘境」によって持ち込まれた、いわゆる”チームデッキ”でした。わたくしえんぞーも、こっそりデッキ製作にかかわっています。
基本的には《メイガス、ルチア・ケイン》を動かせる状態にして、《自然の律動》などのXサーチ呪文をコピーし、クリーチャー2枚のコンボをそろえることを目指します。
メインのコンボは《ホログラムの助手、ライラ》+《沈思の教授》コンボ。
今回の『マーベル』コラボで、なぜか急にほぼ上位互換である《鎧纏いしアベンジャーズ、アイアンマン》が登場して2枚体制になったことと、緑が搭載できることによって相方も使いやすい《気前のいい贔屓筋》《水深の魔道士》が使用できるため、かなり安定して2枚のコンボをそろえることができるようになりました。
《メイガス、ルチア・ケイン》をアンタップして複数回マナを出し、X呪文を大量にコピーして妨害を超える動きが強力です。
この統率者を知らないプレイヤーを狩る一発芸デッキ……だと思っていたのですが、神決後に回してもそこそこ勝ったりするので、もしかしたら意外とやれるかもしれません。
サンプルリスト
《モンスーンの魔道士、ラル》
| 第15期 | 第14期 | 第13期 | 第12期 | 第11期 | 第10期 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 使用者数 | 5 | (2) | (2) | (1) | (1) | 0 |
| 戦績 | 5-23-0 | (3-7-0) | (3-9-0) | (3-3-0) | (2-4-0) | – |
| 勝率 | 17.86% | (30.00%) | (25.00%) | (50.00%) | 33.33% | – |
| 順位 | ポイント | 戦績 |
|---|---|---|
| 77 | 874 | 1-5-0 |
| 82 | 858 | 1-5-0 |
| 91 | 844 | 1-5-0 |
| 97 | 844 | 1-5-0 |
| – | – | 1-3-0(ドロップ) |
前回第14期の入賞の影響でしょうか。急に使用者が増えました。
しかし、勝率は伸びず。個人的な評価は高いのですが……。
イゼットという組みやすいカラーリングではあるものの、チェインコンボ特有の難しさがあり、少し扱いにくいですね。
《愛のヴィジョン》などの地味強化ももらっていますし、《ヘックス・マジック》もぜひ試してみたい!
7枚ドロー系のカードををほとんど使わないアプローチも研究されているので、ブレイクスルーに期待したい統率者です。
サンプルリスト
《最高工匠卿、ウルザ》
| 第15期 | 第14期 | 第13期 | 第12期 | 第11期 | 第10期 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 使用者数 | 5 | 3 | 3 | (1) | 4 | (1) |
| 戦績 | 5-23-2 | 7-10-1 | 2-11-3 | (0-6-0) | 6-16-2 | (0-6-0) |
| 勝率 | 16.67% | 38.89% | 12.50% | (0%) | 25.00% | (0%) |
| 順位 | ポイント | 戦績 |
|---|---|---|
| 34 | 1134 | 2-4-0 |
| 48 | 1088 | 2-3-1 |
| 75 | 875 | 1-5-0 |
| 109 | 649 | 0-5-1 |
| 116 | 649 | 0-6-0 |
都内の争奪戦での複数回入賞をきっかけに、ひそかに流行している統率者です。
ただし、青単という「できることに制約がある構築」において、以下のような点で使いこなすのが難しいデッキに仕上がっています。
・受けてゲームをしなければいけない点。
・勝ち手段が複雑である点。
・コンバットという難しい要素が絡む点。
これらが原因で勝率があまり上がらなかったと思われます。
サンプルリスト
《災厄の占い師、グラルブ》
| 第15期 | 第14期 | 第13期 | 第12期 | 第11期 | 第10期 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 使用者数 | 5 | 3 | 3 | (2) | 4 | (2) |
| 戦績 | 8-17-4 | 1-12-2 | 4-13-1 | (3-7-2) | 5-19-0 | (4-4-3) |
| 勝率 | 27.59% | 6.67% | 22.22% | 25.00% | 20.83% | (36.36%) |
| 順位 | ポイント | 戦績 |
|---|---|---|
| 10 | 1583 | 4-2-0 |
| 45 | 1100 | 2-2-2 |
| 62 | 948 | 1-4-1 |
| 95 | 844 | 1-4-1 |
| – | – | 0-5-0D |
今回は関西で《災厄の占い師、グラルブ》を使用し、大活躍しているプレイヤーが入賞。
《比類なき者、ドクター・ドゥーム》は4マナなのもあり、グラルブとの相性が良いですね。
《場外》というとんでもないカードも採用されており、かなり仕上がっているリストと感じました。
本人の解説記事も公開されているので要チェック。次回の結果が楽しみな統率者です。
サンプルリスト
ティムナ&クラム差分比較
ここからは『第15期コマンダー神決定戦』でタカハシ リュウジ選手が使用したリストをベースに、トップ12に進出した各ティムナ&クラムを比較していきましょう。
コマンダー神:タカハシ リュウジ選手のリスト
《ネクロポーテンス》《堂々たる撤廃者》の不採用、《ワンダラス・ワスプ》《ティ・チャラ王》《司書、ワン・シー・トン》採用が目立ちます。
おそらく、ミッドレンジ戦を意識したチューニングだと思われます。トラシオス&ティムナも強く意識していそうです。
《世慣れた見張り、デルニー》採用からは、膠着した盤面でも《織り手のティムナ》のドローを進めたい意志を感じます。
神の立場ならではの2日目チューン、実際のトップ12ラインナップを見ると正しいチューニングだったと思いますね。
スイスラウンド5位:コンドウ ヒトサト選手
タカハシ選手のリストと近いです。
《ネクロポーテンス》《渓間の洪水呼び》や《激しい叱責》の採用は、スタンダードな1日目チューンのティムナ&クラムといったところでしょうか。
タカハシ選手との差分
スイスラウンド7位:サワダ マサト選手
こちらは対話拒否が多めの構成。《湧霧の村》は珍しいですね。
《研磨基地》や《けちな贈り物》も含め、勝ちをつかみたい意志が感じられます。
また、デュアルランドが採用されていないのも特徴的です。デュアルランドなしでもトップ12、すごいですね。夢がある。
タカハシ選手との差分
スイスラウンド9位:サキタ ヒロノブ選手
《気前のいい略取者》と《Knuckles the Echidna》が特徴的。略取者は振り込みでシグナルを出しやすい点や《息詰まる徴税》に強いのは良いですね。
ティムナ&クラムが
よりほかの色の組み合わせを優先的にそろえるデッキなので、《Knuckles the Echidna》の
に引っ張られてカラースクリューしないかどうか心配。
タカハシ選手との差分
スイスラウンド11位:マキ ヨウヘイ選手
これは……もはや別デッキですね。
《むかつき》によるライフペイが痛くなるかわりにピッチスペルが多い(5枚増はすごい)です。基本的な打ち消しである《白鳥の歌》《狼狽の嵐》を犠牲にしてピッチスペルを優先するほど。
《最後のチャンス》《対称な対応》《エンチャント奪取》など、節々から殺意を感じますね。
《ネクロポーテンス》とともに《風に運ばれて》《出現領域》が抜けているのも特徴でしょう。
展開を優先し、その隙をピッチスペルで埋めて、得たアドバンテージで差し切るデザインに見えます。
タカハシ選手との差分
えんぞー’s セレクション
今回も使用者数は多くなかったものの活躍したデッキを紹介する「えんぞー’s セレクション」のコーナーです!
《三度の再誕、ジェスカ》&《船壊し、ダーゴ》
予選5勝という圧倒的な成績を残した《三度の再誕、ジェスカ》&《船壊し、ダーゴ》。使い手はジェスカ&ダーゴの名手として有名なプレイヤーでした。
実は最近《エヴェンドの低木刈り》や《最後のアグニカイ》などの強化をもらっています。
という、コンバットとコンボの2軸が存在することが強みです。
もちろん《死の国からの脱出》コンボも搭載。
《船壊し、ダーゴ》によるライフへの圧力と《三度の再誕、ジェスカ》の[-X]による盤面干渉でゲームを組み立てることもでき、見た目とは裏腹に細かな操縦技術が求められるデッキです。
《インヒューマンズのプリンセス、クリスタル》
公開された瞬間から《好奇心》とのコンボが話題になっていた統率者。《迷える黒魔道士、ビビ》との比較は面白いですね。
固有色に緑が入っていることで、《好奇心》《知恵の蛇の眼》《二人組の見張り番》に加えて《鋭い感覚》《蛇の陰影》まで採用できて5枚体制!
コーリー・ゴゴ選手のリストには《撤回のらせん》《消し去りの才覚》+《監視亀ラ》のコンボが搭載されていて興味深いですね。召喚酔いしていない《インヒューマンズのプリンセス、クリスタル》がいると、無限に《監視亀ラ》を出し入れでき、無限ダメージになります。
まとめ
今回は使用者数上位3位までのデッキがそれぞれ高い勝率を出していた「3強」で、そしてそのなかでも、王者であるティムナ&クラムの躍動というcEDHらしいメタゲームになりました。
ただ、《メイガス、ルチア・ケイン》のような『コマンダー神挑戦者決定戦』を別の角度から攻略するアプローチもみられ、今後のプレイヤーの創意工夫にも期待です。
『マジック:ザ・ギャザリング | ホビット』のリリースもひかえており、cEDH環境にも変化を与えそうなカードもちらほら。次回の環境も楽しみですね。
おわりに
いかがでしたか。
この分析記事が、みなさんの良きcEDHライフの一助になれば幸いです。
コマンダーおすすめ情報!
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- 2026/07/03
- コマンダーおすすめカードアーカイブ!【サーチ・ドロー・除去など汎用カードのまとめ】
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