Hareruya Pros/Hopesのデッキ選択

晴れる屋メディアチーム

デッキ選択がこれほどまでに難しかったミシックチャンピオンシップはあったのだろうか。

本カバレージでも何度もお伝えしているように、ロンドンマリガンや対戦前のデッキ公開制度がプレイヤーたちの頭を悩ませた。

しかし、世界の最前線で戦うプロたちは、この難題に立ち向かわなければならない。果たして彼らの解答とは。

Hareruya Pros/Hopesのデッキ選択

まずは、Hareruya Pros/Hopesのなかで人気だったアーキタイプを紹介しよう。

アーキタイプ 使用者数
イゼットフェニックス 10
5色人間 9
青白コントロール 7
トロン 6
ドレッジ 3
赤単エルドラージ 2
リビングエンド 1
タイタンシフト 1
白単エルドラージ 1
白黒エルドラージ 1
グリクシスシャドウ 1
鱗親和 1
《発明品の唸り》
プリズン
1

全体のメタゲームと比較してみると、上位陣の顔ぶれが変わらないが、ひとつだけ目を引くものがある。

解放された者、カーン

全体のメタゲームでは最大勢力だったトロンが、Hareruya Pros/Hopesの間では4位になっているのだ。ロンドンマリガンや対戦前のデッキ公開制度が有利に働くと言われていたトロンが、このような結果になったのは興味深い。その予想が成り立つからこそ、対策されてしまうと考えたのだろうか。

また、グジェゴジュ・コヴァルスキの白単エルドラージのような変わり種も存在した。デッキテクの記事もあるので、ぜひチェックしていただきたい。

成績優秀者デッキリスト

続いては、構築ラウンドで優秀な成績を収めたデッキリストを紹介する。10回戦に渡るモダンラウンドを8-2以上で駆け抜けたものだ。

アーキタイプ別に見てみると、青白コントロールが2人、タイタンシフト、イゼットフェニックス、5色人間が1人ずつという構成になっている。

タイタンシフト

イゼットフェニックス

青白コントロール

5色人間

おわりに

今回のミシックチャンピオンシップは特殊なものであった。通常の大会であれば、デッキリストを公開することは稀であるし、ロンドンマリガンも正式に採用されるかは現時点では不明だ。

しかし、この未知なる戦いを終えた世界最高峰の選手たちは、更なる進化を遂げた姿を我々に見せてくれることだろう。

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