Translated by Nobukazu Kato
(掲載日 2019/05/09)
はじめに
ここ1、2年でプレイヤーとして最も成長を感じるのは、「大会に向けた調整」と「時間の使い方」だ。あるとき、私の調整過程にはいくつかの共通するパターンがあると気づいた。しかも、それが大会でのパフォーマンスに悪影響を及ぼしていたのだ。同時に、多くのプレイヤーも同様の過ちを犯しているのではないかと思うようになった。
では、あるべき姿とは何なのか。それを話す前に、かつての私がどのように大会に向けて調整していたのかをストーリー形式でお話しよう。多くのプレイヤーが、未だに実践している調整方法でもある。実際のところ、ミシックチャンピオンシップ・ロンドン2019が先日開催されたばかりだが、私の友人の1人はそれと酷似した方法で調整をしていた。では物語の始まり始まり……。
従来の調整方法
大会の30日前
大きな大会がやってくる。心持ちは良い。今までは十分に調整できないことが多かったが、今回はそうならないようにしよう。まだ見ぬ最高のデッキを見つけるだけの時間はある。願わくば、最高のデッキの、最高の構築を作り上げよう。私たちのチームは、あらゆるデッキを試し、環境で最も勝率が高いと思われるデッキを見つけるべきだ。
まずは、環境で超定番のデッキたちをMagic Onlineのリーグで何度か使用してみよう。堅実で、普通という印象だが、特別良いとまで思えない。定番のデッキに対する戦い方というのは一般的に周知されているし、サイドボードのプランも練られてしまっている。なかには、何と言うか…「創造的」で、最善ではないサイドボードプランを持つ人もいるようだが、何もプランを持っていないというプレイヤーはいない。つまり、相手の不意を突くことができないのだ。他のプレイヤーは、定番デッキを仮想敵としてくるため、最初の週は「相手のサイドボードプランが厳しい」という印象で終わりを迎える。
大会21日前
あるチームメイト曰く、新しいオリジナルデッキでかなりの好成績が出たようだ。私は興味を引かれ、期待を胸に抱く。デッキを見た正直な感想は、「見かけだけで中身は大したことないように思えるし、個人的に好きではない型破りなカードを何枚か使っている。だが、その核となる部分は、環境で使用率が高いデッキたちに相性が良さそうだ」といったものだった。そこで、数リーグだけ試してみようと決意する。
そのデッキは使っていて非常に面白く、デッキの核は、環境で最も定番のアーキタイプに対して実際に有効なものであった。問題は、核を覆う周囲のカードがあまり良くないことだ。デッキ内の強いカードを中心的にドローできれば良い気分になれるが、「確定枠以外のカード」を多く引いてしまえば、このデッキには何かが欠けているのではないかという思いに駆られる。スタンダードの青単で《執着的探訪》や《大嵐のジン》をまったくドローできないときのような感覚だ。
その「かっこいいデッキ」にポテンシャルがあるのは事実だし、確定でない枠には、まだ発見できていないより良いカードがある可能性がある。ダイヤの原石かもしれない。丁寧に調整を重ねれば、今抱えている問題点がある程度解消されることも考えられる。すでに心の中では、デッキテクに呼ばれ、Twitterで投稿され、トップ8のプロフィールや優勝写真を撮影されるシーンを思い描いている。デッキを完成させるには、欠けているピースを見つける必要がある。それさえできれば、有名デッキビルダーになり、水着モデルとデートし、フェラーリを乗り回し、フルフォイルのレガシーデッキを揃えられる。
大会14日前
アメリカで開催された中規模の大会結果を確認する。優勝したのは、昔ながらのミッドレンジデッキだ。面白味も、想像力にも欠けたデッキに思える。まるでカードコレクションに目を通して、色に合った一番高いレア・神話レアをかき集めたような。唯一の例外は、アンコモンの軽量除去呪文、そしてコントロールとの相性を”改善”するためにサイドボードに採用された4枚の《強迫》だ。そのデッキが私の心をとらえることは一切ないものの、「かっこいいデッキ」を最近は回し続けてきたから、気分転換に優勝したデッキを数リーグだけ使おう。
私は忘れかけていた。どんな相手にも戦えることが如何に素晴らしいのか、特にシナジーといったものがなくても単体で強力なカードを次々に唱え、いとも簡単に勝利を手にする感覚を。2リーグほど古典的なミッドレンジを使った後、私は「かっこいいデッキ」に戻ることにした。十数マッチ消化したところで私は徐々に気づき始める。今まで必死に目を背けようとしてきた真実に。
チームの期待を裏切るかのように、「かっこいいデッキ」が十分な出来になることはなかった。不安定で、単体のカードパワーも低く、昔ながらの仮想敵はよりしなやかで耐性のある構築へと進化していく。すべてのマッチアップに備えられるほどのサイドボードの枠もなく、こちらが介入できないような角度で攻めてくる新たなデッキがいくつか登場してくる。メタゲームが変化してしまったのだ。
私はもう少しだけ古典的なミッドレンジを使ってみることにした。絵に描いたような50対50のデッキだ。どんな時でも悪い選択肢ではないが、かといって特別良いわけでもない。完成された構築にするには、現実的ではないほどの正確なメタゲーム予想が求められる。
大会7日前
大会の1週間前に、日本でグランプリが開催された。今回優勝したデッキには、常軌を逸したようなカード選択がいくつかあり、それまで欧米のプレイヤーが当然だと思っていた構築の常識にことごとく反するものだった。
これは良い!私はすぐに不足しているカードをMagic Onlineで揃え、リーグを何回かやってみた。結果は、4-1、5-0、4-1。動きも滑らかで、メタゲーム上の立ち位置も良いという印象であった。サイドボーディングがわからないマッチアップもあり、入れ替える枚数が間違っているものもあるかもしれないが、すぐに解決できる問題だろう。
充実した調整日になり、大きな大会で勝てる可能性をようやく感じるようになった。眠りにつく前に、手短にTwitterをチェックしたところ、このようなツイートが目に飛び込んできた。
the part of pt testing where we try to find that small sample heater to cling to is my favorite
— Paul Rietzl (@paulrietzl) 2019年2月17日
ツイート訳文:プロツアー/ミシックチャンピオンシップの調整をしていて面白いと思うのは、サンプルサイズが小さくても良い結果を残したデッキにすがろうとしてしまうことだ。
サンプルサイズが小さくても良い結果を残したデッキ?クスクス。この日本人が作ったデッキは素晴らしい出来で、勝率87%をそのまま維持することもできるはずだ。確かに、同じデッキを使ったチームメイトは2-3、1-3だったが、おそらくデッキを上手く使いこなせなかったんだろう。
そうだ、きっとそうに違いない……。
大会4日前
私が間違っていた。第一印象は良かったものの、日本のグランプリを優勝したデッキも完璧なものではなかったのだ。あれから2回リーグに参加したところ、私は大惨事に見舞われ、2-3、1-3という結果に終わった。先日の友人とまったく同じ結果だ。練習に数日を費やしたころ、このデッキにどうやって立ち回れば良いのかが知れ渡ってしまっていた。また、このデッキでさえもマナスクリュー、マナフラッド、ダブルマリガンには耐性がないこともわかってきた。前週に人気だったデッキには強いものの、それ以外のデッキには非常に相性が悪い。
チームで話し合いの場を設けることにした。さまざまなデッキで調整を重ねてきたが、一体どのデッキがメタゲームの約半数以上に対して有利なのか、まったく見当がつかなかった。日本人のデッキが古典的なミッドレンジに強いと言う者がいると思えば、他のチームメイトはそれと正反対の意見を持っている。両者の言い分は筋が通っているうえに、あるチームメイトにとってはありがちなプレイのパターンも、他のチームメイトからすれば一度も遭遇したことのないプレイのパターンであった。小さなサンプルサイズから一般化するのは、思っている以上に難しいのだ。
満場一致で選択すべきではないと判断されたデッキがいくつかあったため、それらを候補から外すことは容易だった。しかし、依然として候補は多くあり、使っていて安心感のあるデッキはひとつとしてなかったのだ。どうしたらいいのかさっぱりわからなくなっていた。色々なデッキでリーグに参加し、2-3や1-3をしてはデッキをとっかえひっかえしていた。
大会1日前
私は打ちひしがれていた。手ごたえのあるデッキがひとつもない。さまざまなデッキでリーグに参加してみるものの、どのデッキにも経験が足りないのだ。再びのチーム会議において、伝統的なコントロールが一番立ち位置が良いかもしれないと結論づけられた。しかし、プレイの難易度が高く、アグレッシブなデッキに対しては速度で大きく劣ってしまうことが多々ある。他の選択肢は、シンプルに古典的なミッドレンジを使うことだ。私にとって最も経験豊富なデッキであり、使っていて一番苦がない。ただ、相性が良いマッチアップがないのも事実だった。
伝統的なコントロールのサイドボードガイドをチームメイトから教えてもらうことはできるが、私自身が使った経験が少ない。不測の事態や、複雑な状況に見舞われたときにボロが出てしまう。マリガンの判断も誤るだろうし、ミラーマッチでは経験の差で負けてしまうだろうとわかっていた。ここまで来てしまえば、どのデッキを選ぼうがあまり大差はない。いずれにしても困難な目にあう。私が選択できるのは、ミスあるいは相性の悪さで負けるのか、もしくはその両方が原因で負けるかだ。
一体どこで道を踏み違えてしまったのだろう。
不断の代償
以前、シルヴィア・プラス/Sylvia Plathの作品、『ベル・ジャー』からある引用を見たことがある。
『ベル・ジャー』から引用
物語に登場する生い茂ったイチジクの木のように、私の眼前には人生が枝分かれしている。ひとつひとつの枝の先には、大きく育った紫色のイチジク、素晴らしい未来が手招きし、光り輝いている。あるイチジクは、夫と幸せな家庭と子供。
もうひとつのイチジクは、有名な詩人。また別のイチジクは、偉大な教授。さらに別のイチジクは、偉大な編集者Ee Gee。さらにはヨーロッパやアフリカ、南米。あるいは、コンスタンティヌス、ソクラテス、アッティラ。風変わりな名前や仕事を持つ恋人たち。オリンピック優勝の女子チームメンバー。他にもまだまだイチジクがたくさん見える。
私は飢え死にしそうかと思うほどなのに、枝の股に座り込んでいる。どのイチジクを選べば良いのか決心がつかないのだ。そのすべてが欲しいのに、どれかを選べば他を失ってしまうことになる。腹を決められずに座り込んでいると、イチジクはしわを寄せ、黒ずんでいく。ポトッ、ポトッ。イチジクが音を立てて私の足元にひとつずつこぼれ落ちていく。
この引用を調整しているときに見ていたら、ここに並べられている言葉をマジック用語に無意識に置き換えてしまい、きっと私は心を悩ませていただろう。イチジクは数多くあるデッキ選択を意味しているのではないかと。幾度も大会に出ようとしては、デッキを乗り換えることを何度も何度も繰り返してきた。対戦相手の芝生は青くないかを常に気にしてきた。そして迎える結末はいつも同じだ。デッキがひとつ、またひとつとしわを寄せ、黒ずんでいく。リーグで1回使用して賞品を得られなければ、足元のゴミ箱に投げ捨てられていくのだ。
デッキよりも大切なこと
数年前、マイク・シグリスト/Mike Sigristが「相手より強いデッキを使おう」という記事を投稿していた。その中で、自分より上手いプレイヤーに勝つ最善の方法は、相手よりも強いデッキを使うことだと主張していたのだ。マイク本人にとっては素晴らしい戦略なのだろうと思うが、世間一般のプレイヤーには当てはまらない。誤解のないように言っておくが、記事内で紹介されているメソッドには有用なものも含まれている(特に、既存のアーキタイプにイノベーションをもたらすこと)。だが、その背景にある全体的な哲学には賛同できない。
最善のデッキを探し当てることを全体的な目標としてしまうと、道を踏み外す。一日をマジックに費やせるプロばかりのチームに所属しているのであれば、十分なリソースを確保できるかもしれない。あらゆるデッキを調整し、データを収集してデッキ同士の相性を見極める。最終的にどのデッキが最善なのかを探り当てるのだ。しかし、多くの人にとっては、限られた時間でこのようなことを実践するのは現実的ではない。サンプルサイズは小さいことばかりで、そこから信頼できる結論を導き出すことは不可能だ。
では、最善のデッキを見つけられた暁にはどんなご褒美が待っているのだろうか。ミシックチャンピオンシップ・ロンドンのデータを例にとろう。
十分なサンプルサイズを持つデッキの中で最もパフォーマンスが優れていたのは、5色人間と鱗親和であり、それぞれの勝率は54%と56%であった。この勝率を平均的な勝率、つまり50%と比較してみると、最善のデッキを選択すれば4~6%の勝率を高められることがわかる。
ただ、50%と比較するのは少し生ぬるいかもしれない。というのも、最悪のデッキのいくつかを候補から外すのは非常に容易であることが多いからである。今回でいえば、エスパーコントロールや「Other(その他)」のカテゴリーに属するものだ。決してエスパーコントロールを愛する人たちを責めるつもりはないが、モダンの大会に《エスパーの魔除け》を登録しようとしているのであれば、好ましくないことをしていると考えられる。
「その他」のデッキ、エスパーコントロール、紙束のデッキ。これらを避けることができれば、平均勝率は50%を少し上回る。たとえば、51%とか52%とか。もちろん、50%を下回ることもあるだろうし、偶然にも最善のデッキを選んでいたこともあるだろう。その他大勢のデッキではなく、最善のデッキを選んだ際のリターンは2~5%ということになる。つまり、20~50マッチやって約1マッチ分の差が出るのだ。
対して、自分のデッキを何度も回し、使い方を知り、頻繁に起こるマッチアップすべての戦い方に精通し、サイドボードの入れ替えを把握し、完成された構築にした場合、勝率はどれほど高まるだろうか?私の経験から言えば、20マッチ中1マッチどころではない。ましてや、50マッチ中に1マッチしか勝率が上がらないなんてことはあり得ない。まさにそれこそが、屈強な相手に勝つための最善の方法なのだ。
あらゆる要素が束になってかかっても、磨き上げられた技術から繰り出されるプレイほど勝敗に影響するものはない。
– パトリック・チャピン/Patrick Chapin
やっとの思いで最善のデッキを見つけられたとしても(見つけられるに越したことはないが)、デッキを使いこなせるほどの練習時間が残っていないのが普通だ。マイク・シグリストのようなプレイヤーは、土壇場でデッキを与えられたとしても、デッキを乗りこなし、勝率を大幅に損なうこともないはずだ。だが、これは一部のプレイヤーにしか当てはまらないことである。
また、最善のデッキを見つけるよりも、デッキリストを調整する方が大きなアドバンテージとなるはずだ。相性が「好ましくない」から「好ましい」に変わるのは、有効なサイドボードプランの有無によることが多い。環境を打破しようとしたプロチームさえも、その大半が最も勝率の良かった5色人間や鱗親和を使用するに至らなかった。ではなぜ、プロではないプレイヤーが不確かな2~5%のために手を伸ばそうとするのだろうか?自分の好みに合う手頃なデッキを選択し、習熟させていけば、それよりも大きな、そして信頼のおける見返りが得られるというのに。
つまり、まだ見ぬ最強のデッキなどというものは忘れるべきなのだ。自分のプレイスタイルに合っていて、楽しめる優良なデッキを探そう。構築を研ぎ澄ませ、使いこなせるようにする。最初のリーグが芳しくない成績だったとしても、すぐに投げ出さない。その時点で諦めるとすれば、デッキが明らかに良くないとわかったときだけだ。不運だったとか、正しいゲームプランがわからなかったのだとすれば時期尚早である。
成績が振るわないときに、別のデッキで好成績を残すと、デッキを乗り換えるべきだと思えるかもしれない。しかし実際には、大きな大会で好成績の残す可能性を高くするために、同じデッキを使い続けた方が良いだろう。
結果のバラつきは、道端の詐欺師のようだ。綺麗な絵を片手で描き、もう片方の手で勝率をかすめ取っている。敏腕な詐欺師であれば、土壇場になってからでないと、盗んだことに気づかれない。
私のやり方ではあるが、大会が近づいてくると、2つの異なるデッキに選択肢を絞り込むようにしている。できることならば、2つのデッキが得意とする相手が異なっている方が好ましい。そうすれば、メタゲームの変化に対応しやすくなる。調整期間の最後の1~2週間は、その2つのデッキだけに集中し、それぞれの最善のデッキリストを追及する。
私は仕事も学業もあるが、幸いにもフルタイムのものではない。スケジュールも非常に柔軟に組むことができるし、グランプリ参加者等に比べれば、時間に余裕がある方だろう。もしあなたがフルタイムの仕事をしているのなら、更に早い段階で選択肢を絞り込むべきだ。一人一人に適したやり方があるだろうが、大半のプレイヤーにはグランプリの2週間前、少なくとも1週間前にはデッキを選ぶことをおすすめする。
オリジナルデッキを作る
自分で作ったオリジナルデッキをプレイするのは、マジックにおける最大の魅力のひとつだ。ただ、これには一定のリスクが伴う。私自身もオリジナルデッキを使うことはあるし、「かっこいいデッキ」をグランプリで使用し、定番のデッキで出場したときよりも良い成績が出たこともある。
たとえば、グランプリ・バーミンガム2018ではレオ・ラオネン/Leo Lahonenと共に、一般的ではないデッキリストの青白コントロールで参加し、レオは決勝まで勝ち進んだ(国別選手権で2度も優勝を果たしたミッコ・アイラクシネン/Mikko Airaksinenに感謝!)
昨年はうんざりした人もいるのではないだろうか?勝ち筋が《ドミナリアの英雄、テフェリー》が自身をライブラリーに戻すだけのデッキに。これに関しては謝っておかなければならない。あれは私たちにも責任があった。
オリジナルデッキを作ろうとするならば、いくつか覚えておいて欲しいことがある。まず、いざという時に使える手堅いデッキを必ず用意しておくこと。自作のデッキが使用に耐えるものになるかわからないからだ。オリジナルデッキというのは失敗することが大半で、何個も最適化していくほどの時間はない。つまり、自分でデッキを作るのは単純に分が悪いのだ。夢中になりすぎて多くの時間を「かっこいいデッキ」に使い込んでしまったが、結果的に形にならず、バックアップとして用意してあったデッキを習熟させるだけの時間も残っていない、というパターンに陥りやすい。
ソフトウェア産業やスタートアップに携わる人であれば、「早いうちに失敗しておけ」という格言を聞いたことがあるのではないだろうか。実はここでも同じことが言える。デッキが最終的にまとまらない理由は、往々にして同じなのだ。早い段階からその理由を特定しておけば、貴重な時間を実りあるデッキに費やすことができる。オリジナルデッキを手放すことをためらってはいけない。たとえそれがどんなに甘美なものであっても。
要約
それではまた次回。