Translated by Kouhei Kido
(掲載日 2019/12/13)
はじめに
先週末、俺はミシックチャンピオンシップ VIIで優勝することができた。
トーナメントに出るうえで得られる最高の結果だし、念願の優勝トロフィーを掲げることができてかなり満足してるよ。今までデカい大会で優勝したことがなかったからね、家のトロフィー棚は完全に空だったのさ。
変化したのはそれだけじゃない。2月にハワイで開催される世界選手権への参加資格を獲得することができたんだ。そこでは賞金、名誉、そしてもっとも大事なのがMTGのカードとして永遠の命を得るチャンスをかけて戦えるってことさ。世界選手権への参加は初めてだから、それだけでも本当に嬉しいね。
デッキと準備
2 《沼》
1 《山》
4 《血の墓所》
4 《草むした墓》
4 《踏み鳴らされる地》
3 《寓話の小道》
2 《ロークスワイン城》
-土地 (25)- 4 《大釜の使い魔》
4 《金のガチョウ》
4 《波乱の悪魔》
2 《残忍な騎士》
2 《打ち壊すブロントドン》
2 《フェイに呪われた王、コルヴォルド》
2 《虐殺少女》
3 《豆の木の巨人》
-クリーチャー (23)-
3 《恋煩いの野獣》
2 《不死の騎士》
2 《意地悪な狼》
1 《残忍な騎士》
1 《打ち壊すブロントドン》
1 《フェイに呪われた王、コルヴォルド》
1 《虐殺少女》
-サイドボード (15)-
この大会に向けての準備は単独で行なったんだ。テストチームで集まって秘密裏に練習するのは俺にとってあんまり魅力的じゃない。
なんでかっていうと、他のMPL(マジックプロリーグ)の選手たちと違って、俺にとっては動画配信をすることが競技マジックと同じくらい楽しいんだ。大会に繋がる技術を外部に漏らさないことで得られるか分からない利益なんかよりも、誠実で良質な面白いコンテンツを創ることに高い価値を見出しているのさ。
さらに言えば、十分な量の練習をMTGアリーナかMagic Onlineでこなさずに大会のデッキ登録をすると落ち着かない気持ちになるんだ。MPL水準のプレイヤーはそんな環境だと常に過剰な勝率を叩き出してまうから、大会に備えてオンラインで練習することをあまり良くないと思うだろうが、俺は広い範囲のプレイヤー、デッキタイプ、異なるサイドボード戦略と対戦できることは価値あることだと常日頃から思っている。
とは言ったもののこの大会のために俺は、Tier1のデッキタイプの中で良い型を探して、適切なサイドボードプランを編み出し、そのデッキとともに流れに身を任せることを意識的に決断した。よくデッキ選びで茶目っ気を出して、策に溺れてしまうことがあるからな。
例えばこの前のミシックチャンピオンシップ Ⅴでのデッキ選択なんかもそうだ。《アーク弓のレインジャー、ビビアン》を入れたゴルガリアドベンチャーをゴロスランプ環境に持ち込んだことが、上手く回らなかっただけなのか、そもそもデッキ選びの時点で大会に持ち込むものとして完全に下手な選択だったのか、今日に至るまで自分でも分かっちゃいない。
うーむ、実際のところ当時は他に2つしかなかったデッキタイプ自体も禁止されて、当時のデッキから現在禁止されているカードを抜いて、それでもなおゴルガリアドベンチャーというデッキタイプはそこまで良くないようだ、という事実を突きつけられると考えさせられるな。
さて、デッキリスト登録の締め切りは《王冠泥棒、オーコ》、《むかしむかし》そして《夏の帳》が禁止されなってからそれほど期間を経ないタイミングだった。その直前には、本戦に向けて参考になるTwitch RivalsとMO PTQの2つの大会があったんだ。
Twitch Rivalsはジェスカイファイアーズに大きく支配されていたよな。よくある見解としてはジェスカイファイアーズがサクリファイス系デッキに有利だということだ。そしてMO PTQでは、ベスト8にジェスカイファイアーズと、《戦争の犠牲》を4枚メインデッキに入れたゴルガリサクリファイスを含むサクリファイス系デッキが4つずつ均等に残った。
この結果には興味をそそられたね。デッキ登録ギリギリまでこの2つのデッキで山ほどランク戦をこなしたし、いろんなカードを試した。ジェスカイファイアーズに狙いを定めて友人であるルイス・デルトゥールと練習したんだが、実はこの2つのマッチアップの相性は互角なんじゃないかという自信を深めることとなった。そして最終的には柔軟性に欠けるジェスカイファイアーズを選択肢から削ることにした。
一方サクリファイス系デッキにおいては、《豆の木の巨人》が《楽園のドルイド》よりも遥かにデッキタイプに合うことを発見できた。そして、具体的なサイドボードの枚数を試行錯誤して正しい数を把握したよ。一度納得行く状態にまでデッキができたら、そのデッキで動画配信を一日行い、いくらか細かな調整を加えてデッキ登録を終えた。
試行錯誤する中で、赤をタッチしたほうが飛躍的にデッキが良くなるってのはすぐ気づいたね。今大会を振り返ってみても、ジャンドのほうがゴルガリよりもだいぶ良い活躍をしたことで裏付けられているように思う。
2つの型を比べると、ゴルガリはかなり受け身のデッキだ。デッキが上手く回って世界中のハンドアドバンテージを得てもなお、試合を終わらせる手段が足りないという状況に陥ることがある。守りに偏ったミッドレンジデッキであることは、得てして対戦相手がその守りを上回って仕留められるから危険だ。
試合を早期に終わらせるためにこの2つの異常に強力な脅威のために色を足すかどうか、なんてのは考えるまでもない話だね。色を足すためにはショックランドをさらに増やす必要があるけど、環境にはほとんどアグロデッキがいないからライフもあまり気にならない。それにどういうわけか、大多数のプレイヤーがジャンドに《戦争の犠牲》を入れてはいけないなんて思い込んでたようだが、実際そんなルールなんて最初からなかったんだよな。みんな本戦で使うデッキにゴルガリを選んでるのを見て、心底驚いたよ。
《豆の木の巨人》がこのデッキを好きになり始める大きな突破口だったね。《戦争の犠牲》を唱えやすくしたいし、赤もタッチしたいからマナサポートは必要だ。ただ、《楽園のドルイド》が環境の中でとても悪い位置に居ることは分かっていた。だからMTGアリーナで「マナ」と「土地」という単語を手早く検索してみるとこの巨人と目が合ったってわけだ。しかもこれが完璧だったね。重いカードに向かってランプしながら色を整えつつ、《波乱の悪魔》、《虐殺少女》、そして《轟音のクラリオン》に対して弱くないんだ。
大会本番
時を遡って『エルドレインの王権』が発売された直後の9月、俺はMPLスプリットをゴルガリアドベンチャーで勝つことができた。この勝利のおかげで、大会の2日目から参加できるという異常に有利な条件でMC Ⅶを始めることができたんだ。
だから1日目の間はくつろぎながら、他の人たちが対戦しているのを見て回ることができたね。直近2つのアリーナ・MCでいずれも2日目に辿り着けなかったから、少し変な感じがしたさ。
2日目
ついに自分がプレイする番になると、全てのものが自分の前の道を開けてくれているような非常に快適な大会だったね。ドローも強くて、あまりマリガンすることもなく、それでいて対戦相手が必ずしも完璧な滑り出しをしてこなかったんだ。勝利と敗北は紙一重で、大会で勝ち続けるには多少の運が必要だ。
今回は強力なデッキタイプの中でも手堅い構成のものを選び、かなり有利な条件で2日目を迎えることができたおかげで、勝利へのチャンスを自分自身に与えることができたと感じているよ。
1回戦
まず1回戦目はジェスカイファイアーズを使うベアトリズ・グランチャと対面した。1ゲーム目は彼女が《波乱の悪魔》に対して放った《轟音のクラリオン》が、生憎にも悪魔から出る1点たちによって彼女の盤面も更地にしてしまった。その後は《戦争の犠牲》で優位を固めて勝ち。2ゲーム目は彼女が土地を伸ばすのにつまずいたから、その隙を狙いビートダウンすることで勝利を収めた。
2回戦
2回戦目、フィーチャーマッチエリアでの対戦相手はミゲル・ダ・クルズ・シモーエスだった。ミラーマッチだったが、こっちには相手より多くの《戦争の犠牲》、ランプカード、《フェイに呪われた王、コルヴォルド》、そして相手の《フェイに呪われた王、コルヴォルド》への解答である《残忍な騎士》がある。そんなわけでミラーマッチでの優位性には自信があったね。
彼は《管区の案内人》と《意地悪な狼》を入れていて、それらは良く言ってもミラーマッチではあまり活躍するカードじゃない。それに輪をかけるように、彼は少し渋回りだった。一方俺はそんなことなかったからサクッと2-0したさ。
3回戦
3回戦目はブラッド・ネルソンを相手に、大会を嵐のようにかっさらっていきそうなシミックフラッシュとの初めての試合だった。シミックフラッシュの中でもこの構築は大会以前には知られていなかったから、このデッキ相手への練習なんてもちろんしたことがなかったよ。
1ゲーム目はかなり長引いて、12ターン目にこちらの《戦争の犠牲》が巨大な《ハイドロイド混成体》、《世界を揺るがす者、ニッサ》とクリーチャー化した《繁殖池》を破壊し、その数ターン後にブラッドの盤面を《虐殺少女》で一掃することができた。そこから《波乱の悪魔》を唱え、8つも増えた食物トークンを全て《大釜の使い魔》のために生け贄にして、忠誠度8の《世界を揺るがす者、ニッサ》を片付けたんだ。とても面白い試合だったから、映像が残っていないのはもったいないないね。
2ゲーム目は下手なサイドボードをし、重いカードをたくさんデッキ内に残してしまったが、それでも《強迫》から早いターンに《フェイに呪われた王、コルヴォルド》に繋げることで勝つことができた。これで3回目の2-0だ。
4回戦
4回戦目はアリー・ウォーフィールド相手だ。彼女の選んだデッキはゴルガリクローバーアドベンチャー。彼女も3枚の《戦争の犠牲》を擁していて、それに向かってランプしていくための《幸運のクローバー》/《豆の木の巨人》コンボが搭載されていた。が、彼女はデッキ内にあるタフネス1のカードをいくつか引いてしまった。それらは《波乱の悪魔》に対して勝ち目などなく、試合は素早く進行してとてもシーソーゲームと呼べるものではなかったね。素早く2-0したさ。
5回戦
大会の構造からして、5回戦目の勝利を得れば即座にベスト8への参加資格を獲得できる。たったの4試合しかやっていないのにトップ8をかけた試合をやるなんて正気の沙汰ではないが、実際にそうなってしまった。その時点で4勝してる対抗馬はアンドレア・メングッチしか居なかったから、全勝同士戦うことになったんだ。
彼の使うシミックランプは、俺の猫たちの上を《終末の祟りの先陣》が簡単に越えて行くから恐れていたさ。ただそれと同時に、《発現する浅瀬》は《波乱の悪魔》に対して脆く、一方的な試合になりがちなマッチアップだということも考えていた。
トップ8だけでなく誇りをかけて俺たちは戦ったさ。ミシックインビテーショナルの決勝でアンドレアに負けて以来、俺は彼を宿敵だと言ってきた。一方的なライバル意識ではあるが、俺はいつもMTGの大会をもっと遊戯王のアニメみたいな白熱したものにしたかったから、そのためにできることをしたさ。
この試合はカバレージで記録されている。1ゲーム目は彼が俺を上回った。2ゲーム目はこちらが《豆の木の巨人》でビートダウンし終えるまで、特に何も起こらなかったな。
ただ3ゲーム目は本当に接戦だったね。相手にターンを渡すまでに《世界を揺るがす者、ニッサ》を倒せないタイミングがあったんだ。《世界を揺るがす者、ニッサ》を落とせない代わりに、自分にできる最良のプレイングをしたが、アンドレアが序盤に《ハイドロイド混成体》をX=2で出したことを俺は覚えていた。それは彼がもう1枚持っているという強いシグナルだったんだ。
次に彼が《世界を揺るがす者、ニッサ》による膨大なマナをXマナ呪文に注ぎ込んだら、その時点で自分の負けを受け入れ、ベスト8に入るためには別の試合での勝たなきゃななんて思っていた。
しかし、そこで彼はターンをもらうと、タップ状態の《繁殖池》を出してそれをクリーチャー化、そして何も唱えなかったんだ。またしても道は自分のために開かれた。そう、彼は何も持っていなかった。そこからほどなくして私は勝ち、不格好に握手からの拳を突合せてからまた握手なんてしながら、ベッカ・スコットとの勝者インタビューをこなして、その日の残りの間は脱力していたさ。
🎉Congratulations to the incredible #MythicChampionshipVII Top 8! 🎉@kanister_mtg @Mengu09 @fffreakmtg @PVDDR @edmvyrus_ @JavierDmagic @Kavartech @SethManfield
— Magic Esports (@MagicEsports) December 8, 2019
Tune in tomorrow at https://t.co/GF4H5so3jq to see who will take home the trophy! 🏆 pic.twitter.com/k6I2fNB9At
ここまでくると、世界選手権への夢は現実のものになり始めたね。ただトップ8に残った選手全員が明らかになると、他の選手の成績次第で、優勝または準優勝しないと世界選手権への招待を得られないことが分かったんだ。
シミックフラッシュに対するサイドボードプラン
新型のシミックフラッシュを使う3人のプレイヤーが全員トップ8に辿り着いたため、その日の夜はそれらに対する対戦を友人のルイス・サルヴァットと共に練習することに費やした。
セス・マンフィールド、ブラッドそしてハビエル・ドミンゲス、彼らが作り上げたデッキに俺はひたすら感心し、とんでもなく素晴らしい成績を叩き出したことを称賛したい。
《夜群れの伏兵》はいつだって強力なカードだが、《幽体の船乗り》や《塩水生まれの殺し屋》は時に貧弱な場面が存在する。《夜群れの伏兵》をサポートする呪文が欠けていたから、そこで《世界を揺るがす者、ニッサ》という常に強力な脅威であるカードを採用するのは非常に理にかなっている話だ。相手の重要なスペルを打ち消して、隙のできた相手にこれらの脅威をたたきつけるだけでいいのさ。
ルイスとの練習で分かったことは、メイン戦は有利ではないということだ。ただ、3人に対してシンプルなサイドボードプランを考案した。
vs. シミックフラッシュ
まず重いカードは《フェイに呪われた王、コルヴォルド》を除いて全部抜くことにした。こいつだけは場にもし着地することができたらゲームを決めるだけの力があるからな。
サイドインしたのはあまりパッとしないデカブツたちだ。盤面を膠着させられるように全部入れたよ。適当に肉質のいいクロックとしておいておけば、カウンターと《世界を揺るがす者、ニッサ》の効果を弱めることができる。《恋煩いの野獣》は《夜群れの伏兵》と出てきた狼を止めることができるし、《打ち壊すブロントドン》は《世界を揺るがす者、ニッサ》の土地と《エリマキ神秘家》に対していい壁になる。
相手のサイドカードの中で一番問題になるのが2枚の《魔術遠眼鏡》だ。一度置かれるとこちらのエンジンを長いこと止められてしまう。《大釜の使い魔》と《魔女のかまど》を削って《魔術遠眼鏡》への弱点を減らすことすら考えたが、このコンボは相手のライフを削るには効果的かつ重要過ぎることに気づいたんだ。
幸運だったのは、ほとんど壁役としてサイドインした《打ち壊すブロントドン》が、たまたま《魔術遠眼鏡》への回答として機能したってことだね。興味深いことに、実際にセスは2ゲーム目に《打ち壊すブロントドン》を見た後、3ゲーム目では《魔術遠眼鏡》を1枚減らしたんだ。彼としてはこちらのサイドプランに対抗したかったんだろうけど、実のところ《魔術遠眼鏡》が入っていないほうが嬉しかったね。
与えられた選択肢の中で生み出したこのサイドプランはとても良かったよ。この型のシミックフラッシュはいままでになかったものだから、デッキ構築時には全く考慮していなかった。登録したカードの中でベストを尽くす良い学びになったね。
今後、もっと効果的なサイドプランにするとしたら《強迫》の枚数を減らし、《恋煩いの野獣》は完全にカットして、《変容するケラトプス》と《害悪な掌握》を少しづつ入れるかな。シミックフラッシュのゲームプランは、《世界を揺るがす者、ニッサ》や《夜群れの伏兵》といったカードを定着させて勝つことだから、《害悪な掌握》はこれらに対して完璧な解答になるね。
さらに言うと《害悪な掌握》を握っておけば、動く必要がない時にターンを相手にパスしやすくなるんだ。こちらは《パンくずの道標》で隙なくアドバンテージを得ながら、《エリマキ神秘家》に引っ掛かることなく《夜群れの伏兵》と《世界を揺るがす者、ニッサ》に睨みを利かすことができるってわけさ。
《変容するケラトプス》は、《霊気の疾風》やすでに動き出している《世界を揺るがす者、ニッサ》や《夜群れの伏兵》に対して理想的とはいえないが、相手が干渉できないときには良い脅威になってくれる。
3日目
優勝への道中はシミックフラッシュ3人全員とパウロ・ヴィター・ダモ・ダ・ロサとの対戦だったから、シミックフラッシュへの準備が報われたね。トップ8はかなり面白くて接戦の連続だった。まだ観てないなら、特にパウロとの試合とハビエルとの2ゲーム目を観ることをお勧めする。
決勝戦
最後に俺の前に立ちはだかったのはブラッド・ネルソンだった。優勝トロフィー、そして5万ドルも違う賞金と世界選手権への招待を賭けて戦うことになる。
ただ俺はこのときまだ無敗であり、トップ8はダブルエリミネーション大会の構造の問題で、彼は2回俺に勝つ必要があった。いよいよ始まった決勝戦。まず不利な1ゲーム目を当たり前のように落としたさ。最終ターン、通る可能性が限りなく低いことを知りながら、それしか勝ち手段がないから祈るように《戦争の犠牲》を打ち込んだんだ。まあ、俺の祈りは《霊気の疾風》でどこかにいってしまったが。
いいんだ別に、大事なのは相性が改善するサイドボード後さ。特に見せ場もなく2ゲーム目は取ることができたよ。
3ゲーム目のハンドはすこぶる良かったね。アドバンテージを増やし続けて、ブラッドの2枚目の《世界を揺るがす者、ニッサ》に対して回答がなく少し窮地に立たされたけど、ギリギリのとこで《波乱の悪魔》を引いて落とすことができた。
ブラッドは俺に微笑み、少し時間を使ったあと、ついに投了した。後で聞いた話では、彼は俺からの最後の「Your go」を待っていたらしいが、その仕草に気付かずエモートを送ることができなかった。そして俺は優勝者となり、9日目へのインタビューを不格好にこなし、優勝トロフィーを手にした。とても素晴らしい時間だった。ただただ興奮してした。
未来で起こり得る変化
今後この環境のスタンダードをやることはないだろう。モダンやパイオニア、そしてまだ発表されていない世界選手権のフォーマットに焦点を絞る必要があるからね。だからこのデッキリストをアップデートすることはしないが、いくつかこのデッキの要点を紹介しよう。
いかがだったろうか?このデッキのコンセプトは間違いなく強力であり柔軟で、今後も楽しくプレイできることだろう。
まとめ
まずは一緒に居てくれてここまで手伝ってくれた晴れる屋の仲間たちに感謝したいね。ルイス・サルヴァットとセバスチャン・ポッゾ、マティアス・レヴェラト。ポズナンから元気づけてくれた俺の素晴らしい彼女、カタルジナもありがとう。
そして大会のTwitch配信でのチャットやDiscordでプレイしている間盛り上げてくれていたTwitchのチャットのみなさんもありがとう。あそこまで行けたのはとても素晴らしいことで、これからもっと多くのことに期待しているよ。