(編集者注:この記事は3月14日(土)のMTGアリーナ2020年ミシック予選前に書かれたものです。
Translated by Kohei Kido
(掲載日 2020/03/14)
最高デッキへの入門
みんなげんきかい?
休暇から戻ったタイミングで俺にとって最高のスタンダードデッキ、つまりジェスカイファイアーズについて話せるのはいい気分だね。おそらく最強デッキではないがお気に入りで、過小評価されては大会のたびに活躍し、俺の場合は先日決勝戦まで連れて行ってくれた。
みんなも知っていると思うけど、俺はこのデッキを使い世界選手権2019で準優勝となった。その後晴天のハワイで数日間の休暇を楽しみ、俺はミシック・ポイント・チャレンジへ出場することになる。そこでもこのデッキと再び戦うことにしたんだ。またもやデッキはかなり上手く機能してくれて、俺は10勝1敗という結果だった。今年のMPLレースのために貴重なミシックポイントをもたらしてくれたのだ。
Feels good coming back from vacation and going 10-1 in the Mythic challenge , #Hareruyapros pic.twitter.com/wm4gi2HgEO
— Márcio A Carvalho (@KbolMagic) March 1, 2020
休暇を楽しんでからのミシックチャレンジは10-1、いい気分だね
ミシック・ポイント・チャレンジで使ったデッキリスト
俺が使ったデッキリストはこれだ。
世界選手権2019が終わって加えた変化
メインデッキ
世界選手権の後に俺が加えた変化について語ろう。
マナを効率よく使いたいし、5枚目の土地で止まればそれで十分という時もあるから、《夢さらい》を採用する必要はなくなった。だから代わりに《エルズペス、死に打ち勝つ》を試すことにした。ジェスカイファイアーズで使うのは妙に思えるかもしれないが、このカードはとても強力で、もはや敗色濃厚な場面を挽回してくれることがある。さらにこのデッキではIII章で対象にとれるカードは全てフィニッシャー級であり、III章誘発の時点で勝負が決まる試合もあるくらいだ。
俺が試すことにしたもう1枚のカードは《厚かましい借り手》だった。アグロデッキが数を減らしていると思ったからこいつを試すことにしたのさ。このカードの真実について語ろう。
このカードをジェスカイファイアーズで使おうと思わないでくれ!!!全くデッキに合ってないんだ!!
サイドボード
サイドボードにもいくらか変化を加えた。《神秘の論争》4枚は使っていてイマイチだと感じたため2枚に減らし、代わりに2マナ以下のクリーチャーを2枚足して序盤から相手に圧力をかけられるようにした。
どちらかを4枚ではなく、なぜ《徴税人》と《義賊》を2枚ずつ使うことにしたのか複数の人に聞かれたね。4枚を分けたのには2つの理由がある。
今ジェスカイファイアーズが熱い理由
さあマルシオよ、答えなさい。今週末のMTGアリーナMIQでジェスカイファイアーズを使うべきか、否か。
これが俺の答えだ。
do you really need to ask ? pic.twitter.com/3jt8gvIjmm
— Márcio A Carvalho (@KbolMagic) March 9, 2020
それは聞くまでもないだろ?
使うさ!ファイアーズは今とてもいい立ち位置だと思う。
なんでかって?
グランプリ・リヨン2020で赤単アグロが優勝しラクドスサクリファイスが台頭している今、俺が愛するファイアーズは両方に有利なんだから間違いなく正しい選択だ。バントランプとティムールアドベンチャーもほぼ互角のマッチアップだから、きっちりプレイして良い引きをすれば頂点へ登りつめるだろう。
アグロデッキに対抗するためにメインデッキへ4枚目の《轟音のクラリオン》を戻し、《ヘリオッドの介入》を1枚入れるかもしれない。もう1人のファイアーズの達人、トニ・ラモス/Toni Ramosにこれを提案したら先週末のスタンダードチャレンジで圧倒的な強さを発揮し、10-0を達成していたよ。
俺が何か変えるとすれば、サイドボードを含めて2枚あることはとても重要だと思うので、サイドに1枚《エルズペス、死に打ち勝つ》を入れるだろうね(このデッキリストならたぶん2枚目の《解呪》と入れかえるだろう)。
最新のデッキリストとサイドボードガイド
みんなはサイドボードガイドを見るのが大好きだって知っているから、今週末に俺が使うデッキのサイドボードガイドを書いていくぞ。
赤単アグロ
対 赤単アグロ
ミラーマッチ
対 ミラーマッチ
バントランプ
対 バントランプ
アゾリウスコントロール
対 アゾリウスコントロール
ティムール再生
対 ティムール再生
ティムールアドベンチャー
対 ティムールアドベンチャー
ラクドスサクリファイス
対 ラクドスサクリファイス
結びに
今日のところはこれで終わりだ!みんなこの記事を楽しんでくれていたら嬉しい。健闘を祈る!
そのうちまた晴れる屋へ記事を投稿するよ。それでは!