あなたの隣のプレインズウォーカー 第118回 ダンジョンズ&ビホルダーズ

若月 繭子

はじめに

こんにちは、若月です。

さあ『フォーゴトン・レルム探訪』ということで、本格的にダンジョンズ&ドラゴンズ(以下、D&D)に関する記事を書き始めるぞ……となりました。が、私はこちらのゲームにも昔からそれなりに触れてきたとはいえ、マジックほどの知識はありません。書きたい内容の資料も、すべて所持しているわけではありません。さてどうしたものか……

ひらめきの瞬間

そうだ!D&Dの書籍を閲覧させてくれる場所があるんだった!!

テーブルトークカフェDaydream

そんなわけで、東京は神田の「テーブルトークカフェDaydream」さんにお邪魔してきました。こちらはテーブルトークRPGやボードゲームが遊べるお店であり、各種ルールブックやボードゲームが多数所蔵されています。ここ数年「ボードゲームカフェ」が流行していますが、Daydreamさんは何と20年近く営業されており、その先駆けといっていいかもしれません。集まって遊ぶだけでなくライブラリ(ルールブックや関連書籍、ボードゲーム等の総称)の利用も可能となっていまして、キャラクター作成だけのために訪れるお客さんもいるのだとか。

こちらがD&Dの棚です。すごいラインナップ!現在のD&Dは「第5版」なのですが、権利がウィザーズ・オブ・ザ・コースト社に移った「第3版」以降のほとんどがそろっているだけでなく、それ以前のものや未訳のものも見られます。版が変わるとシステムがアップデートされると同時に、背景やモンスターの設定も多少ですが刷新されることが多く、記事を書くにあたっては昔の資料も参照したいところでした。

 

もちろんDaydreamさんにはルールブックだけでなく、プレイの臨場感を増してくれる各種ミニチュアも充実しています。ドラゴンもたくさん!

 

ボードゲームや、D&D以外にも多くのテーブルトークRPGのルールブック、過去の雑誌のバックナンバーや絶版書籍、ファンタジー創作に関する各種資料もそろっています。『フォーゴトン・レルム探訪』関係の調べものでお邪魔したとはいえ、正直ここで一日過ごして読みふけりたいくらいでした。たまらん……!

店舗の詳細についてはこちら、Daydreamさんのウェブサイトをご覧ください。『フォーゴトン・レルム探訪』でD&Dに(もちろんD&D以外にも)興味を持ってやってみたいという方は、GM&PL募集掲示板やDaydreamカレンダーをチェックしてみましょう!

また今回の記事は、ダンジョンズ&ドラゴンズの日本語版版元である株式会社ホビージャパン様からもご協力と監修をいただいております。

前置きが入りましたが、それではいつもの「あなたの隣のプレインズウォーカー」始めます!


この笑顔最高だな!?

ほら、たまにあるじゃないですか、思わぬカードの絵に惹かれるってやつ。このザナサーというキャラクターについては多少知っていましたが、D&Dはマジックほど頻繁に新規アートが登場しないこともあり、うわぁ…これはいい表情だなあ……と魅了光線を食らってしまいました。D&Dにおいてビホルダーは極めて恐ろしいモンスターなのですが、一方でこの目玉と大口は表情豊かで、愛嬌すら感じます。

今回は、D&Dの象徴的モンスターの一つであるビホルダーと、『フォーゴトン・レルム探訪』でカードにもなったその有名な個体ザナサーについて、D&Dを知らなくてもわかるように解説していきます!

1. ビホルダーとは

「ビホルダー/beholder」とは「behold-er」、「見つめる者」くらいの意味ですが、その名の通りにビホルダーは「目玉の怪物」です。ビホルダーがD&Dを象徴するモンスターの一種であることに疑問を挟む人はいないでしょう。「象徴するモンスター」のトップは言うまでもなくドラゴンですが、ビホルダーも長い歴史と高い知名度を誇り、ドラゴンにも負けないほどプレイヤーには恐れられてきました。

現に「~ドラゴンズ」というタイトルながら、そのモンスターを解説する「モンスター・マニュアル」の表紙はビホルダーです(ちなみにこの表紙アートはそのまま『デュエル・マスターズ』のカード《秩序の邪将、ビホルダー》に採用されています。↓は私物)。

冒頭で「愛嬌すら感じます」と書いておいてあれですが、ビホルダーは非常に危険かつ悪質なモンスターです。一般的な属性は「秩序にして悪」。伝統や忠誠や秩序といった規範の内で、己の欲するものを順序立てて手に入れます。そういった規範は気にしますが、自由や尊厳、人命は気にしません。掟には従いますが、慈悲や同情は持ち合わせない――そんな「圧制なす者」です。

ビホルダーは非常に強欲で攻撃的で傲慢、自分以外の存在はすべて劣ったものとして見下しています。彼らは高い知能を有しており、言語が通じれば意志の疎通は可能ですが、「話が通じる」相手ではないでしょう。そして凄まじい被害妄想にとらわれているため、常に用意周到すぎるほどに備えています。彼らは自分の不利な状況で戦うようなことは決してありません。多くの目は周囲のすべてを監視し、眠るときにも触手(「眼柄/がんぺい」といいます)の先の目はすべて開いて警戒を怠りません。

ビホルダーの眼

そして具体的に何が恐ろしいかといいますと、まずとにかく多彩で危険な攻撃方法が挙げられます。この大口で噛みつきもできますが、メインの攻撃方法は十本の眼柄の先端の眼から発せられる光線であり、ダメージだけでなく、戦いにおいては致命的ともいえる状態異常をもたらします。

減速光線で移動を妨げられる、麻痺光線や睡眠光線で無力化される、あたりはまだ優しいほうでして、抵抗に失敗したら石化する、光線のダメージを受けてヒット・ポイントが0になってしまったら即死してしまう(現行のD&Dのルールでは、HPが0になった際にはだいたいの場合「気絶状態」となり、即死亡するとは限らない)というものすら存在します。

それでもありがたいことに?戦闘でビホルダーが発する光線の種類はランダムです。これはビホルダーが強力すぎる光線を連射しないようにというゲーム的配慮ではありますが(そりゃあ毎回石化とか死とかばかり放ってこられたらたまらん)、非戦闘時には望む種類の光線を発することが可能です。たとえば気に入らない部下を粛清する、敵を魅了して口を割らせる、というような場合です。

悪意のビホルダー

中央の大きな目は、魔法抑止の効果をその視界に向けて放ちます。この効果内では呪文は発動されず、魔法のアイテムも機能しません(ちなみにビホルダーの意志によりオン・オフが可能)。これは《悪意のビホルダー》「アンティマジック・コーン」として再現されています。「フィアー・レイ」は光線のひとつ「恐怖光線」ですね。対象は抵抗に失敗すると恐怖状態となり、各種判定に不利を受け、また自らその恐怖の源へ向かうような移動ができなくなります。

さらには上で少し述べたように、ビホルダーは常に備えすぎるほど備えています。ビホルダーは概して他者をひどく嫌っており、自分以外のすべてが自分を妬み、貶めようとしていると信じ込んでいます。そのために常に自ら作り上げた棲家に閉じこもり、周到な罠と監視を張り巡らせています。よってビホルダーと戦う際には、常にビホルダーが有利な状況となります。これほど危険で悪意のある存在が他者嫌いの引きこもりだというのは、世界にとってはありがたいことかもしれません。頻繁に外に出てきて暴れられたら一体どんなことになるか。

このようにビホルダーは、多くの冒険者にとってはできれば決して遭遇したくないモンスターです。一方で彼らを動かすプレイヤー的には、この象徴的なモンスターと対峙できるほどに強くなり、あわよくば倒すことができたならそれは自分たちの冒険における金字塔になるだろう……というような位置づけですかね。

私も一度だけ戦ったことがありますが、本っっっ当に苦労しました。動かすダンジョン・マスターにとっても、たとえば石化や死の光線ばかり振ってしまったならたやすくパーティー全滅に向かうため、扱いはとても難しいのではないでしょうか。

2. ビホルダーの魅力

ですがビホルダーが「強い」「恐ろしい」というだけではここまで有名にはならないでしょう。たしかに日本ではさまざまな逸話(都市伝説?)によって有名になった節は多分にあると思います。とはいえたとえ理由がそれだとしても、ビホルダーの名が広く知れ渡っていて、ある意味愛されていること自体に変わりはないと思うのですよ。

■ビホルダーのここがいい:表情が豊か

ビホルダーは、不気味です。同じD&Dの有名モンスターでも、ドラゴンやデーモン、デビル(D&Dではデヴィル)の多くは恐ろしさと格好良さを両立させていますが、それらとは明確に出自が異なっていそうな異質な姿をしています。それでいてビホルダーには明確に「表情」があるため、我々にもその感情が視覚的に伝わってきます。「顔だけ」ともいえる独特な形状、高い知性と感情の起伏(大半は自らへの愉悦や、被害妄想に伴う怒りといったものかもしれませんが)がそれを可能にしているのでしょう。実際、「こわいなー、こんなのと戦いたくないなー」とモンスター・マニュアルを眺めている分には可愛らしくすらあります。

D&D公式ウェブサイト(英語)には、ビホルダーの解説ページが存在しまして、初版から現在(第5版)までのビホルダーのビジュアルが掲載されています。ぜひ見にいっていただきたいのですが、これらもまた表情豊か。そして初版が非常にじわじわきます。

D&Dの歴史をまとめた書籍「Dungeons & Dragons Art & Arcana: A Visual History」によりますと、ビホルダーが最初に登場したのはなんと1974年。説明書きには「a sphere of 11 eyes(11個の眼をもつ球体)」「sphere of doom(破滅の球)」とありました。よく「ビホルダーはD&Dオリジナルのモンスター」と言われ、だからこそ特別であるとも受け止められています。さらに元ネタか何かがあったのかどうかはわかりませんが、D&D最古のモンスターの一体であることはたしかです。

第1版のデザインには別のところで見覚えがあるという人もいるでしょうか。1996年に稼働を開始した横スクロールアクションのアーケードゲーム「ダンジョンズ&ドラゴンズ シャドーオーバーミスタラ」に登場していたビホルダーはこのデザインに近いですね。日本語版はセガサターン、後にPlayStation3にも移植され、英語であれば”Dungeons & Dragons: Chronicles of Mystara”としてSTEAMでダウンロード販売があり、今でも遊べます。

ゲームでは、光線を発する際にはしっかり中央の眼を閉じて魔法抑制効果を切っていました。とはいえこのステージの前に分岐があり、別ルートの方が明らかに楽だったため、当時実際にビホルダーと戦うルートはあまり選択されませんでしたね……。

 

そしてこれは我が家の秘蔵品、ビホルダーの公式ミニチュア!眼柄もきちんと10本あります。2003年ごろから発売されていたD&Dのミニチュアゲーム「Dungeons & Dragons Miniatures Game」のもので、もちろんテーブルトークRPGとしてのD&Dにもそのまま使用可能です。このビホルダーのデザインは第3版のものですね。立体になるとさらに怖さと愛嬌が増していると思いません?

■ビホルダーのここがいい:個体差が非常に激しい

上で紹介したようにビホルダーの姿は版ごとに結構異なっていますが、そもそもビホルダーは個体差が激しいモンスターです。

球形の身体に一つの大目玉と大口、十本の眼柄というところまでは共通ですが、皮膚の質感や色、瞳の大きさ、眼柄の長さ、口と歯の形状……同じような姿をしたビホルダーはほぼ存在しないと言っていいでしょう。そしてビホルダーは極めて傲慢であるため、どのビホルダーも自分こそが理想的な形状のビホルダーであると信じており、自分以外のビホルダーは欠点だらけで醜く、速やかに滅ぼさねばならない存在とみなします。

その設定を存分に反映できるようにということなのか、公式サプリメント「ヴォーロのモンスター見聞録」にはビホルダーをカスタマイズする、あるいはランダムに特徴を決定するための表が付属しているほどです。カスタマイズできる箇所は「体表の色」「表皮の質感」「目の色」「瞳の形状」「目玉の大きさ」「眼柄の質感」「眼柄の形状」「口の形状と大きさ」「歯の形状」……オープンワールドゲームのPC作成かってくらいに充実しています。

ちなみにこの書籍は、ヴォーロサンプ・ゲダームという非常に物好きで好奇心旺盛な旅人が、多種多様なモンスターの観察・研究結果をまとめた書物という設定です。ヴォーロサンプ、通称ヴォーロ。そう、この人です。

モンスター見聞家、ヴォーロ

《モンスター見聞家、ヴォーロ》フレイバーテキスト

「ビホルダーに、細かいことに目が利くって言われたんだ。ならば、間違いないだろう?」

このヴォーロも、フォーゴトン・レルム世界の登場時からの息の長いキャラクターであり、複数のシナリオ集やコンピューターゲームに顔を出しています。ところで彼はビホルダーと本当にそんなやり取りをして、生きて帰ってきたのでしょうかね?ヴォーロの言葉は、ときに正確性を疑われもしますが、その研究と探求の志は本物です……とだけ言っておきましょうか。

■ビホルダーのここがいい:繁殖方法が「夢」

歴史が長いだけあって、ビホルダーにはその生態についても豊富な設定が存在します。繰り返しますがビホルダーは非常に他者嫌いで、特に同類を心の底から嫌っています。では一体どうやってビホルダーは殖えるのでしょうか?

これもヴォーロさんが著作で解説してくれたのですが、ビホルダーは有性生殖をするわけではありません。ビホルダーが眠るとき、稀にを見ます。さらに稀に、ビホルダーが自分自身ないしほかの架空のビホルダーの夢をみた際に、その夢を見るという行為が現実世界をねじ曲げ、何もない場所から突然、新たなビホルダーが生まれ出る……のだそうです。そしてビホルダーの他者嫌いの性質からほとんどの場合、2体で殺し合いを始めるのだとか。

ちなみに、1990年発行の「OFFICIAL DUNGEONS & DRAGONS MAGAZINE別冊プレイングガイドIV」にも、ビホルダーの繁殖についての記述がありました。まだ(元々D&Dを作り出した)TSR社が存続していたころのものです。こちらでは、ビホルダーの繁殖方法は「口から卵を吐き出して殖える」とありました。えぇ……いや、夢で殖えるのとそれとどっちがいいかって言われるとわりと困るけど……

3. ザナサーとは

ダンジョンズ&ドラゴンズ 日本公式サイト 製品情報ページより引用

ウォーターディープで最も悪名高い犯罪王、ビホルダーのザナサーは、友と敵に関する情報をどちらも大量に集めていると名高い。彼は冒険者どもに関する知識を編み集め、冒険者どもをひどい目にあわせる方法を思い描く。そのねじ曲った頭脳は、「私はいずれ、すべてを記録することができるだろう!」と考えている。

ギルドの重鎮、ザナサー

この笑顔最高だな!?(再)

そんなビホルダーの伝説クリーチャーとしてマジックにも登場したのが、このザナサー。MTGアリーナでは早速評判のようですね。《精神を刻む者、ジェイス》が証明しているように、相手のデッキトップを操作できるのは強い。「ターン終了時まで対戦相手1人は呪文を唱えることができない」の能力は、上でも説明したビホルダーの魔法抑止フィールドの再現のように思えます。

「ギルドの重鎮」という二つ名、そしてザナサーの前には何人もの他種族がいます。これは前述のようなビホルダーの性質を知っていれば「おや?」と思うかもしれません。

実のところビホルダーの中には、ときに他者嫌いを克服し、他種族を隷属させて支配する「目玉の暴君」となるものがいます。ザナサーもその一体であり、「壮麗な都」と名高いウォーターディープの地下にて暗躍する盗賊と奴隷商人のギルド、「ザナサー・ギルド」の長です。ちなみに「ザナサー」は個体名ではなく称号名であり、複数体のビホルダーが代替わりしつつ受け継いでいます。

現ザナサーは豪華な棲家からほとんど離れることなく、下僕が用意した豪華な食事(好みは最上級のソード・コースト料理、すなわち健康に気を使ったキノコ料理)や入浴用の香油(入浴するのか……)といった娯楽を楽しみ、カードに見られるように贅沢な暮らしをしながら多くの下僕に指示を与え、類まれな知性と野心をもって組織を運営し、あらゆる情報を手に入れようとしています。

《スカルポートの商人》というカードがありますが、このスカルポートとはザナサー・ギルドの根城であり、禁制品や盗品の交易の拠点です。この邪悪な商売を地下に留めておくために、ウォーターディープの領主会議もその存在を容認しています。

スカルポートの商人

ザナサーの究極の目的は、このスカルポートだけでなくウォーターディープの広大な地下複合施設「アンダーマウンテン」を支配し、絶大な政治力を手に入れることです。

人々は何らかの闇組織がこの都で暗躍していると気づいてはいますが、その長がビホルダーであると知っている者は、ザナサーの腹心およびギルドの中堅以上の幹部に限られています。またザナサーは「目玉の暴君」として他者嫌いをある程度克服しているとはいえ、種族古来の被害妄想を完全に捨て去ることはできていません。そのため、ときおり自分に対する陰謀や復讐に対する恐れに苛まれては、不運な下僕がその光線を受けることになります。

また前述のように、ビホルダーは夢を見ることで繁殖します。ですがビホルダーにとってほかのビホルダーはすべてが敵。そのためザナサーの棲家には「夢妨害装置」なる魔法装置が設置されており、ほかのビホルダーの夢を見そうになったときには起こしてくれるのだそうです。

ザナサーはおびただしい数の宝物を所持していますが、もっとも大切にしているのはペットの金魚シルガーです。ザナサーの名を冠する書籍の表紙でもこの通り、全身から愛情を迸らせながらシルガーを見つめています。

ザナサーにとってもっとも大切なものはもちろん自分自身ですが、それと同じほど気にかけているもの、いえ自分以外で唯一気にかけているものがこのシルガーです。とはいえ金魚の寿命は決して長くありません。実際シルガーが死亡するたび、世話係の下僕はこっそりと金魚を入れ替えているのだそうです。そしてザナサーには魚の見分けがつきません。

ちなみにこの「ザナサーの百科全書」はいわゆる拡張・選択ルール集なのですが、各所にザナサー視点での物騒かつ愉快なコメントが書かれており、それが見どころの一つとなっています。いやその、ビホルダーがモンクになるのは結構無理があると思います……

モンク・クラス

『フォーゴトン・レルム探訪』セット・ブースターの箱絵もザナサーです。よく見るとシルガーもいます。ちなみにこのアートは「ザナサーの百科全書」表紙と同じJason Rainville氏が手がけています。

こちらもすごくいい表情だ。公開当初はわかりませんでしたが、ザナサーと戦っているのは『フォーゴトン・レルム探訪』の多くのカードに登場している4人パーティーじゃないですか。《君たちは酒場で出会った》から、数々の冒険を経てこの大物と戦うところまで来るのですね。繰り返しますがビホルダーはかなりの強敵です。彼らの運命やいかに。

4. 今回はここまで

さすがビホルダーはD&Dを代表するモンスターです。一通り扱ったら記事一本分になってしまった!次回以降はD&DのDであるドラゴンと、マジックでも人気種族のデーモンやデビルを解説していきます(全部Dだわね)。どれも一見マジックと同じようで、実は色々違うんですよ。それがまた面白い!

花の大導師

初めて見たとき、マジックプレイヤーの大半が思ったでしょう。「つまりオニキス教授的なやつだ」と……

(終)


参考資料

「ダンジョンズ&ドラゴンズ プレイヤーズ・ハンドブック」
「ダンジョンズ&ドラゴンズ モンスター・マニュアル」
「ザナサーの百科全書」
「ウォーターディープ:ドラゴン金貨を追え」
「ヴォーロのモンスター見聞録」
「Dungeons & Dragons Art & Arcana: A Visual History」
「OFFICIAL DUNGEONS & DRAGONS MAGAZINE別冊プレイングガイドIV」

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若月 繭子 マジック歴20年を超える古参でありながら、当初から背景世界を追うことに心を傾け、言語の壁を越えてマジックの物語の面白さを日本に広めるべく奮闘してきた変わり者。 黎明期から現在までの歴代ストーリーとカードの膨大な知識量を武器にライターとして活動中。 若月 繭子の記事はこちら