ニューカペナの新顔を見てみよう!
クールなトレーラーが!いよいよ待ちに待った『ニューカペナの街角』リリースです!
みなさんこんにちは、メディアチームのいってつです。
先日の記事では新セットで登場した伝説のクリーチャーを紹介しましたが、今回はそれ以外のカードの中から統率者戦で活躍しそうなカード、目にすることが多そうなカードをピックアップしてみました。
- 2022/04/20
- 新セットリリース直前!『ニューカペナの街角』統率者紹介!
- いってつ
何気ないパック開封で手に入れたそのカード、実はけっこう強いかもしれませんよ。
土地
『イコリア:巨獣の棲み処』で初登場した3つの基本土地タイプを持つ土地が再び登場!これですべての色の組み合わせがそろいました。
ハイレベルなテーブルではタップインであることを嫌って採用されにくいものの、カジュアルなゲームではマナフラッドも受けられる土地として優秀です。
白青黒《ラフィーンの塔》
青黒赤《ザンダーの居室》
黒赤緑《ジアトラの試練場》
赤緑白《ジェトミアの庭》
緑白青《スパーラの本部》
白
《救出専門家》
スタンダードでも《光輝王の野心家》や《スレイベンの守護者、サリア》をリアニメイトできるカードとして注目されています。統率者戦でも《献身のドルイド》などのコンボパーツの回収や《波止場の恐喝者》の再利用など、デッキによっては白い《永遠の証人》のように使えるかもしれません。《出産の殻》系コンボなど生け贄で大きなアドバンテージを得るコンボの新パーツとしても注目されています。
《光素の泉》
《天使の嗜み》など、白には敗北を回避するカードがたくさんありますが、特殊勝利するカードは珍しいですね。
能力の起動にクリーチャーが必要ですが、クリーチャー2体を用意できれば毎ターン2マナでドローが可能になります。
マナクリーチャーや、本来は1ターン1度限りの強力なタップ能力を持つクリーチャーとの組合せが楽しそうです。
何らかの方法で《光素の泉》をクリーチャー化することができれば、起動コストでタップした自身を「タップ状態のクリーチャーとしてアンタップする」ことも可能になります。
青
《帳簿裂き》
対戦相手が2つ目の呪文を唱えたら「謀議」します。《ルーデヴィックの名作、クラム》と同じトリガーで、手札を整えながら墓地を肥やして《死の国からの脱出》コンボも目指せるのはかなり強そうです。
サイズが少しずつ大きくなっていくので、青い《セラの高位僧》のようにふるまう場面ありそうです。そのままのサイズでも《織り手のティムナ》を、1回の「謀議」で《刃を咲かせる者、ナジーラ》をキャッチできるタフネスも魅力です。
新しい打ち消し、強い?弱い?
新たな打ち消しが登場。果たして今回の打ち消しは強いでしょうか。
《かき消し》は「犠牲1」を持った《火消し》。「犠牲」でコピーできれば合計4マナ要求の打ち消しになります。ちょっと強い《マナ漏出》のように見えますが、打ち消しで対応しようと思うと2枚の打ち消しが必要です。
《断れない提案》はなんと1マナの《否認》。対戦相手に与えてしまう宝物トークン2個というデメリットの重さはいかほどでしょうか。
《内密の調査員》
青の《クローン》系カードがまた1枚増えました。4マナとやや重いものの、盾カウンターを載せて出てくるので、破壊耐性を持ちます。
《深海の破滅、ジャイルーダ》を相棒にすえたデッキでも採用できるクローンカードとしてお呼びがかかるかもしれません。
黒
ダメージを切削に置換。ライブラリー修復する《真実の解体者、コジレック》などがあればライフを延々と守り続けることができます。
もっとも、《再活性》《生ける屍》を擁する黒相手に「切削してあげる」のはかなり危険な香りがします。実態は攻撃されにくくなる能力と見たほうがいいでしょう。
赤が絡めば各プレイヤーに火力を飛ばすカードで自分は切削、対戦相手にダメージという悪さが可能になります。
《真実の抽出》
黒には許されざる、「エンチャントを破壊できる(かもしれない)」カード。
エンチャントレスデッキのような大量のエンチャントを展開するデッキ相手にはうまく機能しませんが、戦場に1枚だけ出ている《安らかなる眠り》や《リスティックの研究》を破壊できる場面もあるはずです。2枚目の《大群への給餌》。
《終末の影》
ライフが27以下なら黒2マナで唱えられるクリーチャー。7/7が出てくるだけでは大したことありませんが、《Sacrifice》で大量のマナを生み出したり、《異界の進化》でライブラリーから好きなクリーチャーを戦場に叩きつけることができます。
赤
《悪魔的な客室係》
クリーチャーが戦場に出るたびにパワーが倍に!《世界を彫る者、ファイラス》など大量のトークンを生み出すデッキでは突然死を発生させうる魅力的な一枚です。
《黄金犬》
赤い《ブラッド・ペット》、または2枚目の《スカークの探鉱者》。2ターン目に3マナを出すことに命を懸けているデッキにはうれしい一枚ではないでしょうか。
《トラブルメーカー、ジャクシス》
統率者デッキ紹介でもふれた《トラブルメーカー、ジャクシス》。
「クリーチャーの速攻を持ったコピー・トークンを生成し、終了ステップ開始時に2枚ドローするソーサリー」としても使うことができます。
- 2022/04/24
- 統率者列伝! ボックスプロモのジャクシスでカヴーをコピーしよう!
- いってつ
《顔壊しのプロ》
対戦相手1人にダメージを与えると宝物を生み出します。これだけでもかなり有力ですが、宝物を生け贄に捧げて衝動的ドローもできてしまいます。
これとほとんど同じことをする統率者がいます。第1回統率者神決定戦で使用率13%、堂々のtier1《織り手のティムナ》です。こんなカードがライブラリーからも飛び出すようになるのか……
もちろん、赤を最強色と言わしめている《波止場の恐喝者》とのシナジーも見逃せません。
《フェイに呪われた王、コルヴォルド》 と並べば、宝物1つを生け贄にして2枚ドローしてしまいます。《顔壊しのプロ》は今後よく見かけるカードの1枚になるでしょう。
《異端の法務官、ウラブラスク》
赤のファイレクシア法務官が再登場!こちらは継続的にアドバンテージを得ながら、対戦相手のドローを衝動ドローに置換して行動を阻害。
追放領域から呪文を唱えることを制限する《ドラニスの判事》と同時に戦場に出るとかなりややこしいことに。どちらも自分がコントロールしていれば対戦相手にドローロックを仕掛けることができます。
緑
《密造酒屋の隠し財産》
土地をタップすると宝物が出る!とにかくたくさん宝物を生み出せます。単純にマナを貯金するだけでなく、アーティファクトやトークンのシナジーも期待できます。
《リスの将軍、サワギバ》と一緒に並べば《リスの巣》さながらの活躍を見せてくれます。
アーティファクトを5つ生け贄に捧げて追加ターンを得る《時の篩》との組合せで無限ターンを得ることもできます。
非常にシンプルな能力だけに、今後カードプールが広がっていくにつれ、より危険なコンボが生まれる可能性も秘めています。
《狩りに出るビビアン》
6マナと重量級ですが、《出産の殻》相当の[+2]能力を持つプレインズウォーカー。対戦相手が多い統率者戦ではプレインズウォーカーは除去されやすいのですが、さすがに忠誠度6はそう簡単に落とせません。
多色
《致命的遺恨》
黒も赤もエンチャントを破壊するのが苦手ですが、このカードならチャンスがあります。使い終えた《悪魔の契約》など強烈なデメリットを持つエンチャントを処理しながら唱えることができたら最高です。
《策謀の故買人》
《策謀の故買人》が戦場に出ると、《真髄の針》のように起動型能力を封印することができます。《真髄の針》と違って先置きはできませんが、そのパーマネントの持つ起動型能力を得ることができます。
対戦相手の《魔力の墓所》に針を刺しながらこちらはマナ加速したり、《トリトンの英雄、トラシオス》や 《開闢機関、勝利械》 など強力な起動型能力を持つ統率者の能力を奪ったりと様々な悪さができそうです。
無色
《ジアーダの贈り物、ラクシオール》
《隠遁ドルイド》に装備すると無限マナ!でおなじみの《ジアーダの贈り物、ラクシオール》。統率者にした《運命を変える者、アミナトゥ》や《三度の再誕、ジェスカ》などでの統率者ダメージ勝利が狙えるワクワクするカードでもあります。
まとめ
スタンダードのセットであっても統率者戦を意識したカードデザインがされていると改めて実感させられました。
今回は宝物・トークンを生成するカード、宝物とのシナジーを持つカードが多数登場しました。統率者戦にも大きな影響を与えるかもしれません。
晴れる屋では新セットの未開封パックやボックスはもちろん、シングルカードも販売中!ぜひご利用ください。
それではみなさん、統率者戦のテーブルでお会いしましょう!
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