統率者列伝!マジックリーグに参加しよう!
みなさんこんにちは、メディアチームのいってつです。
気軽に遊べる店舗イベント、マジックリーグ!みなさんも楽しんでいますか?
ショップで未開封パックを3パック買って開封、そこから出たカードで30枚以上のデッキを組んで対戦する、超カジュアルなイベント。イベントの開始時間も特になく、その場で集まったプレイヤーの間で自由に対戦を楽しめます。
しかも2回(2日)参加するごとにプロモカードがもらえます!6,7月の参加賞プロモは伝説中の伝説、《ジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen》のフルアート版です!
統率者の特徴
テキスト欄のないフルアート仕様!デッカいアートが楽しめますね。
ではそのド派手なアートの代償に割愛されたテキストを見てみましょう!
《ジェディット・オジャネン》(4)(白)(白)(青)
伝説のクリーチャー – 猫・戦士猫族の戦士最強のジェディット・オジャネンは、彼の種族の森を見捨て、ロバロン傭兵隊に入隊した。そして、エフラヴァの戦いで彼らの名声を高めるのに貢献したのだ。
5/5
そう、能力はない。
初出のパックは『レジェンド』。多色のカードが初めて収録されたセットです。《ニコル・ボーラス》が登場したのもこのパック。せめて警戒とか絆魂とか……なにかつけられなかったんですか……
デッキのコンセプト
統率者に能力が無いとなるとどんなデッキを組むか困ってしまいます。メディアチームの「動物好き」な編集長の指示で組むことになったのですが……これはまいりました。
カラーマーカーとして使うだけではさみしすぎる。今回は猫・部族デッキで行きましょう。
デッキリストは晴れる屋デッキ構築機能で作成しました
多相も込みで猫31枚!猫のロードを《幻影の像》などで増やしてさらに増強します!
《Jedit Ojanen》率いる猫の傭兵部隊が対戦相手のライフを攻め落とすだけでなく、もう一つの勝利手段を用意してあります。
それは《フェリダーの君主》!アップキープ開始時にライフが40点あれば勝ち!統率者戦はゲーム開始時のライフが40点あるので、うまくライフを守っていれば勝利できます。
「変成」で《フェリダーの君主》をサーチできる《天上の案内者》も採用しました。
相性のいいカード
さてここからは猫デッキを底支えするカードに登場してもらいましょう。
《編集長、デンリー・クリン》は戦場に出たときに+1/+1カウンターか先制攻撃カウンターか警戒カウンターを得ます。後続のクリーチャーは《編集長、デンリー・クリン》の持つカウンターと同じカウンターを持って戦場に出てきます。戦況を見てより有効なロードになることができます!
……一応、《Jedit Ojanen》と入れ替えで統率者にすることもできます。一応……
もしこちらを統率者にするなら能力カウンターを載せるカードや《オゾリス》もおすすめです。《編集長、デンリー・クリン》、楽しそうだな……
猫デッキの《石鍛冶の神秘家》、《タージ=ナールの剣鍛冶》。コンバット面で有利になる装備品を張り付けて対戦相手のライフを詰めていきます。
いってつのイチオシ!
《同族の発見》は青絡みの部族デッキにうれしい一枚!選んだクリーチャー・タイプを持つクリーチャーが戦場に出たり攻撃するたびにドローできます。
これまでは再録機会に恵まれず「やや高い」カードでしたが、『統率者レジェンズ2 バルダーズ・ゲートの戦い』で再録!手に入りやすくなった今のうちに抑えておきましょう!
おわりに
統率者戦でまったく能力を持たないカードを統率者に指定することのヤバさを《ジェディット・オジャネン》は教えてくれました。
統率者《今田家の猟犬、勇丸》は1ターン目に必ず出すことができて、白お得意のオーラ・装備品戦術で最強生物を作る楽しさがありますが、7ターン目に5/5が出ると言われても頭を抱えてしまいます。
せっかく統率者にしたので《ジェディット・オジャネン》をまったく出すことがないというパターンを避けるために、猫のロードを詰め込んで《ジェディット・オジャネン》をなるべく強く使えるようにしてみたのですが、それでも「もっと強い7マナの行動」が常に手札にあります。う~む……
10ゲームほど回してみたところ、かろうじて2ゲーム勝利できましたが、決まり手は《フェリダーの君主》での特殊勝利。う~む……
もっと強くすることもできますが、そうすると猫が抜けていき、ますます「これ統率者《ジェディット・オジャネン》じゃないほうがいいんじゃ……」と考えてしまいます。しかし、強さを求めるだけが統率者戦ではありません。弱く見える統率者をビジュアルやフレーバー優先で選択して、なるべく強く使おうとする楽しさもあります。これであきらめず、しばらく調整していきたいと思います。統率者神決定戦直前なのに……
まとめます。めちゃくちゃ弱いのですが、統率者を見せ合うタイミングでのツカミは抜群です。
それではみなさん、統率者戦のテーブルでお会いしましょう!