待ちに待ったプロツアー
ついに『プロツアー・機械兵団の進軍』が始まりました!トッププレイヤーが一堂に会し、3日間に渡り熱戦を繰り広げます。
とはいえ夜間の配信となればみれない方も多いはず。そこで本稿では「あさイチ!」と称し、プロツアー1日目の配信を見逃したかたに向けて、1日目の出来事を簡易的にお届けしていきます。
ドラフトラウンド
前回王者のドラフトピック
プロツアーの開幕はドラフトから。ここでは前回チャンピオンのリード・デューク/Reid Duke選手がフィーチャーされました。初手の《フィオーラへの侵攻》から黒を中心にドラフトし、2色目は赤を視野にいれたピックに。
しかし2パック目の初手で出たのはボムレアの《加護をもたらす戦乙女》!ここで路線変更し、白黒でデッキをまとめあげました。
これぞ『機械兵団の進軍』リミテッド!
多元宇宙の伝説などが収録されている『機械兵団の進軍』は通常よりもレアとの遭遇率が高くなっています。
そんな環境を存分に活用してみせたのがNonthakorn Kositaporn選手は5色デッキ。レアが7枚も入ったデッキをドラフトし、見事3-0で折り返しています。
ドラフトラウンドでは29名のプレイヤーが3-0の好スタートをきっています。色別にみると青白が最多の5名となっており、白黒と黒赤がそれに続きます。
スタンダードラウンド
赤黒に染まるスタンダード
環境初期にあたりさまざまなアーキタイプが共存するスタンダードですが、メタゲームブレイクダウンを見てわかる通りラクドスとグリクシスカラーに人気が集中していました。ミッドレンジやリアニメイトなど多少の差異はあれど、黒赤を基調としたボードコントロール戦略こそが鍵となっていたのです。
初日を終えて、スタンダード部門を全勝したのは5名のプレイヤーであり、その内2名はTeam Handshake製のラクドスミッドレンジでした。
日本人では原根 健太選手がグリクシスリアニメイトを使用して5勝をあげています。《ギックスの残虐》による高速リアニメイト戦略は、現環境でも通用しています。
トピック
初日全勝したのは?
初日を終えて唯一の全勝プレイヤーとなったのはアメリカのジム・デイヴィス/Jim Davis。スタンダードで使用したラクドスブリーチは《多元宇宙の突破》をキーとしたミッドレンジデッキ。《大勝ち》から加速して、本来よりも早いターンにしかけることで、ボードを作り上げていきます。
《希望の標、チャンドラ》や《原初の征服者、エターリ》など新カードも多く採用されており、明日以降も注目のデッキとなりそうです。
Hareruya Pros
初日5-1の好成績で7回戦を迎えたハビエル・ドミンゲス選手。相手をライフ5まで追い詰めるも、《偉大なる統一者、アトラクサ》が降臨。後続の《偉大なる統一者、アトラクサ》も手札に加わり、試合の流れが変わりそうな空気に。
ハビエル選手はこの状況でどんな選択を下したのか。その劇的な結末をぜひ動画でご覧ください!
プロツアーは今夜も含めてあと2日間残っています。ぜひ、一緒に観戦しましょう!配信は日本語公式Twitchチャンネルにて本日25時からです!