あさイチ!プロツアー最終日まとめ

晴れる屋メディアチーム

はじめに

プロツアー・機械兵団の進軍』が終わりを迎えました。連夜熱戦が繰り広げられ、夢中で見てしまったあまり寝不足の方も多いかと思います。

とはいえ見逃してしまった方もいるはず。そこで本稿では「あさイチ!」と称し、プロツアー3日目の配信を見逃した方に向けて、決勝ラウンドを簡易的にお届けしていきます。

栄光を手にしたのは

3日間に渡り開催された『プロツアー・機械兵団の進軍』。その締めくくりとして上位8名による決勝ラウンドが開催されました。

シングルエリミネーションのため1人、また1人と脱落していき、決勝戦へとたどり着いたのは現世界王者であるネイサン・ストイア/Nathan Steuer選手と強豪を倒して波に乗っているケイン・リアンハルト/Cain Rianhard選手。ミッドレンジとリアニメイトの多少の差異はあれど、ラクドスカラー同士の対決となりました(デッキリストはこちら)。

勢団の銀行破り削剥絶望招来

下馬評ではリアニメイト有利と言われていましたが、ネイサン選手は《勢団の銀行破り》《鏡割りの寓話》でドローを進め、《削剥》を使って脅威へ対処していきます。止めとなる《絶望招来》は決勝戦自体の流れを決定付けたかと思われる1枚でした。

税血の収穫者ファイレクシアの肉体喰らい

しかしながら、サイドボードを挟んだGame3からケイン選手が本領発揮。お返しとばかりに《絶望招来》でボードをリセットすると、《税血の収穫者》《ファイレクシアの肉体喰らい》でビートダウンを完遂します。

原初の征服者、エターリ

Game4はネイサン選手の《強迫》で始まり、《勢団の銀行破り》の起動を挟みながら順調に展開…とはいきません。何と2枚で土地がストップしてしまったのです。その隙にケイン選手は《税血の収穫者》《燃え立つ空、軋賜》、さらには《原初の征服者、エターリ》と展開しライフを攻め立てます。

喉首狙い抹消する稲妻削剥

土地が止まっているということは手札に呪文は溢れている。事実、ネイサン選手は《喉首狙い》《抹消する稲妻》で猛攻を耐えきり、《墓地の侵入者》がクロックを刻み出します。

絶望招来

ネイサン選手が勝利をもぎ取ったのは、世界選手権と同じ1枚でした。《絶望招来》により、プロツアーも栄冠を掴み取ったのです!

その他のハイライト

《原初の征服者、エターリ》大爆発!!

原初の征服者、エターリ偉大なる統一者、アトラクサ

準々決勝 ハビエル・ドミンゲス/Javier Dominguez選手 vs. デイヴィッド・オルセン/David Olsen選手の対戦では、ランプ戦略の恐ろしさを垣間見ることができます。《ゼンディカーへの侵攻》から7マナへとジャンプアップし、プレイされたのは《原初の征服者、エターリ》。戦場に出たときの効果で《偉大なる統一者、アトラクサ》まで降臨!!

コピーよコピー、コピーはいかが?

希望の標、チャンドラ

準々決勝 サイモン・ニールセン/Simon Nielsen選手 vs. オータム・バーチェット/Autumn Burchett選手の対戦では、《希望の標、チャンドラ》のカードパワーを目の当たりできます。常在型能力により嵐のように呪文が吹き荒れます。

除去不足

セラの模範婚礼の発表勢団の銀行破り

準決勝 オータム・バーチェット選手 vs. ケイン・リアンハルト選手の対戦では、白系ミッドレンジのねばり強さを垣間見ることができます。戦闘や除去で対処されようとも《セラの模範》《婚礼の発表》で繰り返し戦線を構築し、リソース勝負で打ち勝ったのです。

おわりに

本大会のあさイチ!以上で終わりとなります。また次回のプロツアーでお会いしましょう!

【放送リンク】

準々決勝:ハビエル・ドミンゲス vs. デイヴィッド・オルセン

準々決勝:ネイサン・ストイア vs. イーウェン・チェン

準々決勝:サイモン・ニールセン vs. オータム・バーチェット

準々決勝:カール・サラップ vs. ケイン・リアンハルト

準決勝:ネイサン・ストイア vs. デイヴィッド・オルセン

準決勝:オータム・バーチェット vs. ケイン・リアンハルト

決勝戦:ネイサン・ストイア vs. ケイン・リアンハルト

大会放送リンク:1日目/2日目/3日目

カバレージトップへ戻る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

晴れる屋メディアチーム 晴れる屋メディアチームの記事はこちら