スタンダード情報局 vol.125 -寓話の終わり、コントロールの始まり-

富澤 洋平

はじめに

みなさんこんにちは。富澤です。スタンダード楽しんでいますか?

先週末は『プレイヤーズコンベンション千葉2023』が開催され、多くのプレイヤー、マジックファンが幕張メッセへと集まりました。チャンピオンズカップファイナルやオープンイベントのほかにも、さまざまなフォーマットでのイベントが実施されていました。大規模なイベントはお祭り感があり、その場にいるだけでも楽しいものですね。

さて、今回も週末に開催されたオンライン大会の結果を振り返っていきましょう。

先週末の注目トピックは?

各種ミッドレンジとエスパーレジェンズが火花を散らす現在のスタンダード。前回の記事では軽量除去が飛び交うなかでいかにしてボードを構築していくかに焦点を当てました。クリーチャーベースのデッキは、1枚で複数のパーマネントを生成するカードや採用率の高い除去へ耐性を持たせるなどの工夫がみられました。

ゼンディカーへの侵攻偉大なる統一者、アトラクサ

ですが、ボード構築に躍起になるがあまり速度を犠牲にしてしまったようです。スタンダードのゲーム展開が中速気味になった瞬間を狙っていたのはランプ戦略。先週お伝えできませんでしたが、6月18日に開催された『Standard Challenge』ではランプ戦略が覇権を握っていたのです。

そして舞台は先週末へ。先々週末の結果はメタゲームに大きく影響しており、土曜日のStandard Challengeではトップ32中6名がランプ戦略を選択していました。中速のミッドレンジを駆逐してしまう勢いだったのです。

勢いそのままにランプ戦略が2週に渡って優勝するかと思われましたが、残念なことに1週間という期間はランプ戦略に対してガードを上げるに十分過ぎる時間でした。今大会上位には、中速デッキを狙う2色以下のテンポデッキがそろっていたのです。

徴兵士官傲慢なジン僧院の速槍

その筆頭となったのはアゾリウス兵士。1マナから始まる軽量クロックを、打ち消し呪文や瞬速クリーチャーでサポートし、ボードにプレッシャーをかけ続けます。重く、ソーサリータイミングでしか動けないデッキに強く、ランプは見事に食われた形となりました。

同じく、青単テンポもランプを狙っていました。中盤までほとんどプレッシャーをかけることができないランプにとって青単テンポは天敵。数が少ないとはいえ、当たればひとたまりもありません。マナ加速を打ち消され、こちらの除去はかわされ、あっという間に《傲慢なジン》にライフを削りきられてしまいます。悠々とプレイされる《知識の流れ》の解決を指をくわえて見守るしかないのです。

さらに速攻クリーチャーでボードを作る赤単アグロの姿もありました。インスタントでの干渉手段の乏しいランプ戦略は、速攻クリーチャーに対して後手に回り続けるしかありません。直接火力も多く、たとえボードが固まったとしても、最後の数点を削りきる手段を持っています。

切り崩し太陽降下かき消し

ただし、そうしたテンポの増加に機敏な反応を見せたのはコントロール戦略。これまでアゾリウスコントロールのみ、あとはせいぜいオルゾフやディミーアミッドレンジといった環境でしたが、エスパーコントロールが登場しています。

黒の軽量除去、白の全体除去と《放浪皇》、青の打ち消しにドロー呪文と、3色の優秀なカードを組み合わせたコントロール戦略は、メタゲームを攻略したのです。日曜日に開催された『Standard Challenge』では、トップ8の過半数を占めていました。

鏡割りの寓話勢団の銀行破り

メタゲームのトップランナーはついにコントロールへ。ミッドレンジが幅を利かせてきたスタンダードにおいて、コントロールがこれほどの戦果をあげたのはいつぶり以来でしょうか。これまで打ち漏らしの許されない《鏡割りの寓話》が行く手を阻んでいました。憎きゴブリンが去り、時を同じくしてあらゆるデッキで採用可能な《勢団の銀行破り》も去ったことで、ある程度序盤に余裕が生まれました。

剃刀鞭の人体改造機焼炉の懲罰者

懸念点を上げるとすれば、多色化を咎めるカードたちの増加です。《剃刀鞭の人体改造機》《焼炉の懲罰者》はエスパーレジェンズと赤単アグロとのマッチアップは今後の焦点となりそうです。

前置きが長くなりましたが、それでは大会結果をみていきましょう。

6/24(土):Standard Challenge

順位 プレイヤー名 デッキタイプ
優勝 KarnageKardsENT オルゾフミッドレンジ
準優勝 LucasG1ggs 赤単アグロ
トップ4 Mogged アゾリウス兵士
トップ4 orantspro アゾリウス兵士
トップ8 FerMTG 黒単ミッドレンジ
トップ8 _Shatun_ 4色ランプ
トップ8 J0SE セレズニアエンチャント
トップ8 Barger88 青単テンポ

(※デッキタイプをクリックするとリストが閲覧できます。)

6/24(土)に開催された『Standard Challenge』はオルゾフミッドレンジが制しています。トップ8にはテンポデッキが多く残っており、ランプ戦略やソーサリータイミングでしか動けないミッドレンジを狙っています。

焼炉の懲罰者血の裏切り焦熱の交渉人、ヤヤ

赤単アグロは環境初期こそ競合する2マナ域の選定や《過去と未来の剣》など構築に揺れがあったものの、ここ2週間ほとんど変化がなく、メインボードは完成しきった感があります。クリーチャーは速攻でまとめ上げ、直接火力を厚めに取り、マナカーブの頂点には多色メタである《焼炉の懲罰者》が置かれています。

サイドボードでは《偉大なる統一者、アトラクサ》用の《血の裏切り》の有無とプレインズウォーカーの選択で分岐が生じており、単色デッキながら豊富な選択肢を持っています。

メタゲーム

デッキタイプ トップ32 トップ16
アゾリウス兵士 4 4
4色ランプ 4 3
セレズニアエンチャント 4 1
黒単ミッドレンジ 3 2
赤単アグロ 3 2
ラクドスミッドレンジ 3 0
オルゾフミッドレンジ 2 2
ナヤランプ 2 0
エスパーレジェンズ 2 0
その他 5 2
合計 32 16

アゾリウス兵士にとって大躍進となり、4名ともトップ16まで進みました。出だしのゆっくりとしたランプ戦略や防御的なミッドレンジに対し上手く立ち回れたようです。

テンポデッキが伸びた反面、セレズニアエンチャントやラクドスミッドレンジなど2色のクリーチャーデッキは勝ち切れていません。求められたのは速度と干渉力の両方であり、いずれかが不足していたようです。

トップ8デッキリストはこちら

アゾリウス兵士

アゾリウス兵士は白の軽量クリーチャーを青のインスタントでサポートしていくアグロデッキの一種。《徴兵士官》《毅然たる援軍》などの低マナ域からクリーチャーの展開を始め、《かき消し》《交渉団の保護》でバックアップしていきます。

雄々しい古参兵先兵の飛行士、ハービン要塞化した海岸堡

軽さによるパワー不足が気になりますが、種族を統一することでデッキ全体のシナジーにより補っています。サイズ面の不安は《雄々しい古参兵》《先兵の飛行士、ハービン》《要塞化した海岸堡》が解消してくれるのです。

では、カードアドバンテージ面はどうでしょうか。

天空射の士官

《天空射の士官》は兵士デッキのみに許された壊れたアドバンテージ源。スタッツはそこそこですが、兵士を3体タップするだけで追加のカードを届けてくれます。起動コストにマナはかからず、さらに召喚酔いすら関係ありません。戦闘に参加できない小粒なクリーチャーを片っ端からタップし、カードへと変換してしまいましょう。

また単体除去の多いマッチアップでは、戦場にクリーチャーを3体以上用意してから《天空射の士官》プレイし、必ず1回は能力を起動できるようにしましょう。

ゴバカーンへの侵攻光盾の陣列

《かき消し》《微風の歩哨》などインスタントタイミングで使用できる防御カードが多いなかで、《ゴバカーンへの侵攻》が採用されています。

相手の手札へ干渉する白い《強迫》というべきカードであり、かつての《精鋭呪文縛り》を彷彿とさせます。全体除去や脅威などをピンポイントに対処したり、自身のパーマネントの定着を助けたりと状況に応じた柔軟な使い方ができます。

さらに飛行クリーチャーが多いこのデッキにあっては、守備カウンターを取り除くのも容易です。《光盾の陣列》が解決されれば攻撃したクリーチャーを強化しつつ、破壊に対する備えとなります。

トカシアの歓待

メインボードはテンポに寄せた戦略ですが、サイドボードには追加のリソース獲得手段が用意されています。《トカシアの歓待》は自身のクリーチャーに「カードを1枚引く」効果を付与するに等しく、単体除去の多いミッドレンジに対する最高の解答となります。

4色ランプ

装飾庭園を踏み歩くものゼンディカーへの侵攻偉大なる統一者、アトラクサ

4色ランプはマナ加速呪文を使って土地を増やし、早期に高コスト呪文へと辿り着くことを目的としています。《装飾庭園を踏み歩くもの》《ゼンディカーへの侵攻》で7マナを目指し、《偉大なる統一者、アトラクサ》《原初の征服者、エターリ》のカードパワーをもって相手を圧倒します。

スパーラの本部群れの渡り力線の束縛

複数の基本土地タイプを持つ《スパーラの本部》などを採用することでマナベースの安定性を得ると同時に、「版図」戦略を組み込んでいます。《群れの渡り》は「版図」を補助するフィニッシャーであり、《力線の束縛》はこの戦略のみで採用可能な汎用性の高い1マナ除去となります。

かき消し

《勢団の銀行破り》亡きあとのスロットを埋めたのは《かき消し》でした。立ち上がりの弱いランプ戦略にピタリとハマり、あらゆる脅威を2マナで返せるテンポ面でのリターンが期待できる1枚です。多色化したマナベースからは《かき消し》の有無は読みづらく、ミラーマッチやミッドレンジなどビッグスペルの応酬でも無駄になりにくいカードとなります。

石術の連射大群退治

サイドボードは天敵であるテンポ戦略に多くを割いています。《石術の連射》白系のアグロやエスパーレジェンズに抜群の効果をほこり、《策謀の予見者、ラフィーン》を落とすにはうってつけのカード。サイドボードにあるこのカードはプレイするタイミングが重要であるため、赤マナの出る3色土地が優先的に採用されているほどです。

《大群退治》も同じくアグロ戦略に対する切札です。こちらはクリーチャーが並べば並ぶほどマナコストが減るため、相手のよっては4マナ前後でプレイできます。白単人間には特に効果が高く、ボードに並んだクリーチャーを一網打尽にしてくれます。

吠え群れの笛吹きティラナックス・レックス

ある程度ボードは対応できるものの、大の苦手としているのが青系のテンポデッキ。序盤にプレッシャーをかけられないため、相手に手札を整える十分な時間を与えてしまい、要所を打ち消し呪文で対処されながら、《傲慢なジン》《トレイリアの大海蛇》に自在に泳がれてしまいます。

単体除去の薄い青系デッキに対して有力なのが「打ち消されない」テキストを持つ《吠え群れの笛吹き》《ティラナックス・レックス》。前者はターンが帰ってくれば、打ち消し呪文を掻い潜って《偉大なる統一者、アトラクサ》を直接戦場へと出し、圧倒的なアドバンテージを稼いでくれます。青単には一時しのぎの《消えゆく希望》《証人保護》《真髄の針》程度しか対抗策はありません。

後者は打ち消し呪文と単体除去に耐性を持つフィニッシャーであり、全体除去などでタップアウトした返しに走らせたいクリーチャーです。マナ加速から早期にプレイすることで、「護法」の恩恵を最大限引き出せるため、ランプ戦略にマッチしたクリーチャーとなります。

6/25(日):Standard Challenge

順位 プレイヤー名 デッキタイプ
優勝 Johnny_Hobbs エスパーコントロール
準優勝 ejk 赤単アグロ
トップ4 MJ_23 エスパーレジェンズ
トップ4 Kazuga エスパーコントロール
トップ8 _Batutinha_ オルゾフミッドレンジ
トップ8 SilvergillLord エスパーコントロール
トップ8 Phill_Hellmuth エスパーコントロール
トップ8 Hamuda 白単人間

(※デッキタイプをクリックするとリストが閲覧できます。)

6/25(日)に開催された『Standard Challenge』はエスパーコントロールが優勝しました。同デッキはトップ8の内半数を占めており、大コントロール時代の幕開けを予感させる結果となりました。

優勝こそ逃したものの、2種類の単色アグロとエスパーレジェンズのテンポデッキも善戦しています。多色コントロールが増えたことで、相手の行動に制限をかける《スレイベンの守護者、サリア》《かき消し》、マナベースを咎める《焼炉の懲罰者》は活躍の時を迎えているようです。

メタゲーム

デッキタイプ トップ32 トップ16
赤単アグロ 7 3
エスパーコントロール 5 5
オルゾフミッドレンジ 4 2
セレズニアエンチャント 3 1
ディミーアミッドレンジ 2 1
黒単ミッドレンジ 2 1
4色ランプ 2 0
エスパーレジェンズ 2 1
その他 5 2
合計 32 16

赤単アグロやオルゾフミッドレンジ、セレズニアエンチャントを差し置いて、圧倒的勝ち組となったのがエスパーコントロール。ボードコントロールと打ち消し呪文の組み合わせは、あらゆる戦略に対抗でき、事実上位を独占しました。

テンポデッキは多色デッキの弱点である不安定な序盤を狙った選択肢であり、今後も対抗馬となりそうです。

トップ8デッキリストはこちら

エスパーコントロール

エスパーコントロールは打ち消しと除去呪文で脅威へ対処し、ドロー呪文やプレインズウォーカーでアドバンテージを稼いでいく防御的な戦略です。デッキの大半がインスタント呪文で構築されているため相手の動きに応じた最適解をプレイしやすく、動かなければ《記憶の氾濫》でドローを進めるといった風に臨機応変なプレイが可能です。

切り崩し太陽降下放浪皇

序盤の《切り崩し》、中盤の《太陽降下》《告別》とボードコントロールに余念がなく、デッキの大半が対処手段かあるいはアドバンテージ源となっています。最終的に《放浪皇》《ミレックス》のトークンでゲームへ幕を引きます。

雲散霧消

打ち消し呪文は2マナ以下を中心に選択されていますが、目を引くのは《雲散霧消》。追放付きの確定カウンターの役割は何でしょうか。

中~長期戦を狙うコントロール戦略では、自身のリソースを伸ばすと同時に相手のリソースを枯渇させなくてはなりません。現在のメタゲーム上には、墓地を活用するカードやデッキがあります。

セラの模範永岩城の修繕ドーンハルトの殉教者、カティルダ記憶の氾濫

たとえば、白系ミッドレンジにおける《セラの模範》《永岩城の修繕》の使い回し、《ドーンハルトの殉教者、カティルダ》の「降霊」や《記憶の氾濫》の「フラッシュバック」は1枚でカード2枚分以上の効果を持っています。これらを有効活用させないことが、《雲散霧消》に課せられた使命なのです。

虚空裂き

3色だからこそ除去ひとつとっても選りすぐりのカードを採用できます。《虚空裂き》はマナシンボルこそ厳しいものの、そのマナコストに見合っただけの効果が期待できます。「打ち消されない」とは呪文だけにあらず、「護法」のような効果をも無視できるのです。つまり、《策謀の予見者、ラフィーン》《墓地の侵入者》の対処に最適なカードとなります。

告別

数ある全体除去の中でも効果範囲が広く、ちゃぶ台返しできるのが《告別》。1マナ軽く、フィニッシャーを確保できる《太陽降下》に注目が集まりがちですが、クリーチャー以外の脅威を持つセレズニアエンチャントや白系ミッドレンジに対して絶大な効果を誇ります。いくら《神聖なる憑依》でボードを構築しようとも、プレインズウォーカーと土地以外はすべて対処してしまうのですから。

記憶の氾濫

伝統的な青系のコントロールであり、ドロー呪文もインスタントで統一されています。《記憶の氾濫》はスタンダードよりもパイオニアで有名なカードであり、1枚で4枚ものカードを得ることができる破格のアドバンテージ源。引くではなく、手札へ加えるため《黙示録、シェオルドレッド》がいたとしてもライフを失う心配はありません。

黄昏の享楽一時的封鎖

サイドボードのアグロ戦略に対する備えも十分。《黄昏の享楽》は赤単アグロに強く、序盤にプレイできればライフとブロッカーを供給してくれるため1ターン以上の時間を稼いでくれます。

《一時的封鎖》は赤単アグロや白系アグロにとっては、3マナの《神の怒り》と同義。クリーチャーに限らず、2マナ以下のパーマネントであればをまとめて追放してくれます。ゲームを長引かせ、《黙示録、シェオルドレッド》の定着を狙っていきましょう。

そのほかの大会結果

6/18(日):Standard Challenge

順位 プレイヤー名 デッキタイプ
優勝 Capipf95 4色ランプ
準優勝 slaxx アゾリウスコントロール
トップ4 MTGHolic ラクドスミッドレンジ
トップ4 Ignotus97 エスパーコントロール
トップ8 sMann2.0 アゾリウス兵士
トップ8 J0SE セレズニアエンチャント
トップ8 plaza23 オルゾフミッドレンジ
トップ8 David1987 エスパーレジェンズ

(※デッキタイプをクリックするとリストが閲覧できます。)

6/18(日)に開催された『Standard Challenge』は4色ランプが制しています。禁止改定以降、なかなか結果を残せないランプ戦略でしたが、ついに優勝を手にしました。《勢団の銀行破り》が抜けた穴は《かき消し》で補い、序盤の防御力をあげつつ中盤以降のミッドレンジやミラーへ備えています。

メタゲーム

デッキタイプ トップ32 トップ16
エスパーレジェンズ 6 3
オルゾフミッドレンジ 6 2
赤単アグロ 4 0
4色ランプ 3 2
アゾリウスコントロール 2 2
セレズニアエンチャント 2 2
アゾリウス兵士 2 1
ディミーアミッドレンジ 2 1
ラクドスミッドレンジ 2 1
その他 3 2
合計 32 16

トップ8デッキリストはこちら

おわりに

今回は、移り変わるメタゲームの隙を見逃さずに大会を制したテンポとコントロールデッキを紹介しました。特に打ち消し呪文をベースにしたコントロール戦略は久しぶりの登場であり、首を長くして待っていたプレイヤーもいるのではないでしょうか。

相手の行動を完全にシャットアウトする快感は、一度味わうとやみつきになってしまいます。ぜひ、お試しください。

それでは、また次回の情報局でお会いしましょう。

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富澤 洋平 晴れる屋メディアチームスタッフです。最近は《黙示録、シェオルドレッド》に夢中な日々です。 富澤 洋平の記事はこちら

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