はじめに
みなさんこんにちは。晴れる屋メディアチームです。
突然ですが、プロツアーなどの公式放送を見返そうとした際に特定の対戦やデッキが見つからず苦労したことはありませんか?フルで見る時間はないが、どうしてもあの対戦だけ見たいなんてこともありますよね。
本稿はまだ世界選手権の動画を見ていない方や、特定の対戦などを見返したい方向けに作成されています。「あの対戦っていつ?」「相手は誰だっけ?」「構築?リミテッド?」などの疑問を払拭するべく、全フィーチャーマッチを対戦ごとにわけてあります。
思い返しても手に汗握る戦いばかりだった『第29回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権』。その興奮を今一度お楽しみください。
1日目
ドラフト
ドラフトピック
ドラフトピック:Nathan Steuer(現世界王者)
第1回戦
第1卓:Nathan Steuer(緑白) vs. Francesco Latorre(赤白)
第2卓:Chris Ferber(黒緑タッチ白) vs. Theau Mery(緑白)
第2回戦
第1卓:Chris Ferber(黒緑タッチ白) vs. Francesco Latorre(赤白タッチ緑)
第3回戦
スタンダード
第4回戦
第1卓:Reid Duke(版図ランプ) vs. Jake Beardsley(版図ランプ)
第2卓:Mitchell Tamblyn(ゴルガリミッドレンジ) vs. Alan Andrzejewski(エスパーミッドレンジ)
第5回戦
第1卓:Alexey Paulot(シミック大釜) vs. Ken Takahama(エスパーミッドレンジ)
第2卓:Chye Hwee Heng(赤単アグロ) vs. Bradley Schlesinger(版図ランプ)
第3卓:Chris Ferber(ラクドスサクリファイス) vs. Cole Cunningham(セレズニアエンチャント)
第6回戦
第1卓:Gabriel Nassif(版図ランプ) vs. Anthony Lee(ゴルガリミッドレンジ)
第2卓:Mitchell Tamblyn(ゴルガリミッドレンジ) vs. Jitse Goutbeek(セレズニアエンチャント)
第7回戦
第1卓:高橋 優太(エスパーミッドレンジ) vs. Willy Edel(版図ランプ)
第2卓:Autumn Burchett(アゾリウス兵士) vs. Karl Sarap(エスパーコントロール)
注目の一戦!
第7回戦:市川 ユウキ(エスパーミッドレンジ) vs. 平山 怜(エスパーミッドレンジ)
2日目への進出をかけたエスパーミッドレンジのミラーマッチ。《婚礼の発表》が並び合い、戦場はがっぷりよつに組み合っています。この状況を打開した1枚のカードとは一体?
2日目
ドラフト
ドラフトピック
ドラフトピック:Anthony Lee(初日全勝)
第8回戦
第1卓:Anthony Lee(緑白) vs. セゴウ ケンジ(緑白)
第2卓:Reid Duke(緑タッチ青黒) vs. Ken Takahama(黒赤)
第9回戦
第1卓:Anthony Lee(緑白) vs. Reid Duke(緑タッチ青黒)
第10回戦
スタンダード
第11回戦
第1卓:Reid Duke(版図ランプ) vs. Anthony Lee(ゴルガリミッドレンジ)
第2卓:Eli Kassis(版図ランプ) vs. セゴウ ケンジ(エスパーミッドレンジ)
第12回戦
第1卓:Simon Nielsen(アゾリウス兵士) vs. Anthony Lee(ゴルガリミッドレンジ)
第2卓:小坂 和音(エスパーミッドレンジ) vs. Philippe Gareau(青単大釜)
第3卓:Ken Takahama(エスパーミッドレンジ) vs. セゴウ ケンジ(エスパーミッドレンジ)
第4卓:Eli Kassis(版図ランプ) vs. Alexey Paulot(シミック大釜)
第13回戦
第1卓:小坂 和音(エスパーミッドレンジ) vs. Ken Takahama(エスパーミッドレンジ)
第2卓:Eli Kassis(版図ランプ) vs. Anthony Lee(ゴルガリミッドレンジ)
第3卓:Seth Manfield(版図ランプ) vs. Alexey Paulot(シミック大釜)
第4卓:Greg Orange(バントコントロール) vs. Jitse Goutbeek(セレズニアエンチャント)
第14回戦
第1卓:Willy Edel(版図ランプ) vs. セゴウ ケンジ(エスパーミッドレンジ)
注目の一戦!
第10回戦:Simon Nielsen(緑白タッチ青) vs. Seth Manfield(黒赤緑)
一方的に攻め立てられ、Simon Nielsen選手は窮地に立たされます。手札はあるものの戦場にクリーチャーはおらず、逆転の一手はあったのでしょうか?
3日目
準々決勝
第1卓:Simon Nielsen(アゾリウス兵士) vs. Lorenzo Terlizzi(エスパーミッドレンジ)
第2卓:Reid Duke(版図ランプ) vs. Anthony Lee(ゴルガリミッドレンジ)
第3卓:Jean-Emmanuel Depraz(エスパーレジェンズ) vs. Greg Orange(バントコントロール)
準決勝
第1卓:Simon Nielsen(アゾリウス兵士) vs. 小坂 和音(エスパーミッドレンジ)
第2卓:Jean-Emmanuel Depraz(エスパーレジェンズ) vs. Anthony Lee(ゴルガリミッドレンジ)
決勝戦
注目の一戦!
決勝戦:Jean-Emmanuel Depraz(エスパーレジェンズ) vs. 小坂 和音(エスパーミッドレンジ)
決勝戦で相対するのは2人のエスパー使い。小坂 和音選手はプロツアーで好成績を維持しながらも決勝トーナメントまでのあと1勝が遠く、これまで歯がゆい思いをしてきました。今大会ではラウンドが進むほどにプレイが冴えわたり、見事ブレイクを果たしました。
数多の強豪を倒してきた小坂選手の前に立ちはだかるのはJean-Emmanuel Depraz選手。『第27回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権』の準優勝者であり、冷静な判断力と高いプレイスキルを持ち合わせている強豪です。そのプレイは淡々として淀みなく、的確に相手の急所へと差し向けられます。
世界王者を決める最後の一戦は《策謀の予見者、ラフィーン》デッキ同士によるミラーマッチ。構築に違いはあれど、このレジェンドの使い方いかんで勝敗が決まるといっても過言ではありません。
淡々と行われるプレイのなかに先を見据えたプランニングと駆け引きが垣間見えます。対戦は「魂力」土地の打ち合いから大きく動きだし、手に汗握る戦いの始まりとなります。