『イクサラン:失われし洞窟』公式プレビューカード公開!

いってつ

『イクサラン:失われし洞窟』公式プレビューカード公開!

11月、ついに私たちはイクサラン大陸へ再上陸します。

再び訪れるイクサランではいったいどんな冒険が待ち構えているのでしょうか。ファイレクシアンの侵攻を受けたイクサラン。恐竜は、吸血鬼は、海賊は、マーフォークたちはどうしているのでしょう。

このたび晴れる屋はマジック:ザ・ギャザリング公式よりプレビューカードをいただきました!注目の新カードを見ていきましょう!

新カードお披露目

「千番目の月」!?!?!

恐竜でも吸血鬼でも海賊でもなく、「ノーム」!?!?!?

不滅の太陽太陽の聖域翠緑の太陽の化身

イクサランといえば人間と恐竜の勢力「太陽帝国」。物語の鍵を握るのも《不滅の太陽》なる伝説のアーティファクトでした。『イクサラン』『イクサランの相克』には「太陽」と名のつくカードがほかにもたくさんあります。

それとは対照的に、「月」と名の付くカードは旧イクサランには存在しませんでした。ところがこのカードの名前は「千番目の月」。

「この世界を守るならば、もはやその中に隠れてはいられないのだ!」

『イクサラン:失われた洞窟』では、太陽帝国の地下洞窟への探検が描かれるそうです。月といえば、昼間には太陽の眩さに身を隠す天体。いままでは《不滅の太陽》《太陽の聖域》に隠れていたというのでしょうか?

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ところで、能力で生成するクリーチャーが「ノーム」なのも気になります。マジックの世界には古くからノームが存在しますが、その数は非常に少なく、ジョークセットや『フォーゴトン・レルム探訪』などコラボセットをのぞけば、わずか8枚しか存在しません。

Quarum Trench GnomesClockwork Gnomes 人造ノームボトルのノーム
パッチワーク・ノーム銅のノームチクタク・ノーム機械仕掛けの召使い

ノーム一覧

《千番目の月、アニム・パカル》の能力でノームが大量に生成される……となると、ひょっとするとイクサランの地下には多元宇宙随一の「ノーム工場」があるのかもしれません……

スタンダードでは?

さて、続いて能力を見ていきましょう!

あなたがノームでない1体以上のクリーチャーで攻撃するたび、これの上に+1/+1カウンター1個を置く。その後、無色の1/1のノーム・アーティファクト・クリーチャー・トークンX体をタップ状態かつ攻撃している状態で生成する。Xはこれの上にある+1/+1カウンターの個数に等しい。

攻撃のたびにサイズアップし、攻撃状態のトークンを生み出す伝説のクリーチャー……

ブリキ通りの重鎮、クレンコ輝かしい聖戦士、エーデリン

『灯争大戦』の《ブリキ通りの重鎮、クレンコ》や、『イニストラード:真夜中の狩り』の《輝かしい聖戦士、エーデリン》を彷彿とさせる能力です。白赤のクリーチャーなのでまさに組み合わさったようなカードになっています。

熊野と渇苛斬の対峙

能力は自身が攻撃しなくても誘発するので、2ターン目までにクリーチャーを出しておけば《千番目の月、アニム・パカル》着地後すぐに能力を誘発させられます。1ターン目に《熊野と渇苛斬の対峙》を出しておけば裏面とともに走り出せます!第2章の能力も+1/+1カウンターをのせるものなので相性がいいですね。

威厳あるバニコーンイーオスの遍歴の騎士忠義の徳目

現在のスタンダードには、クリーチャーをすばやく横並びさせ《威厳あるバニコーン》《イーオスの遍歴の騎士》を非常に強力に活用するデッキがすでに存在します。カラーも同じく白赤!

この《千番目の月、アニム・パカル》を中心に、白赤の横並び展開ビートダウンデッキが成立するかもしれませんね!

統率者戦では?

《千番目の月、アニム・パカル》は伝説のクリーチャー!《ブリキ通りの重鎮、クレンコ》《輝かしい聖戦士、エーデリン》も人気のある統率者ですが、《千番目の月、アニム・パカル》は白赤!白と赤、両方の相性のいいカードを使えるのです!

弱者の師歓迎する吸血鬼動物学者、ベニー・ブラックス

白にはトークン生成をサポートするカードが多数!《千番目の月、アニム・パカル》の能力との組み合わせで毎ターンドローできる!

鍛冶の神、パーフォロスアクームの怒り、モラウグ追い討ち

トークンの生成でダメージを飛ばしたり、追加戦闘を得て《千番目の月、アニム・パカル》の誘発機会を増やしたり!こんなことは白にはできませんでした。

月揺らしの騎兵隊

横並びしたクリーチャーを一気にパンプアップしてライフを詰める!白い《孔蹄のビヒモス》が『エルドレインの森』で登場していたこともうれしい!

ファイレクシアの供犠台追い討ち

生まれたトークンを《ファイレクシアの供犠台》で生け贄に捧げて《追い討ち》を起動して追加戦闘を得れば、そのまま何度でも追加の戦闘を得ることができますね!(《千番目の月、アニム・パカル》に5個以上カウンターを置くのはさすがに何かしらの工夫が必要そうですが……)

展望

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「スタンダード、パイオニアに《魂の洞窟》が参入」
《魔力の墓所》が新アートで再録」
「『ジュラシック・ワールド』とのコラボカード」
……プレビュー前にすでに発表されている情報だけでも胸躍らされてしまう『イクサラン:失われし洞窟』。

もはや未開地は残されていないと思われていたイクサランですが、その地下には未知の世界が残されていました。そこには一体何が待ち受けているのでしょうか。スタンダードの環境への影響も気になります!

商品ページはこちら

晴れる屋では『イクサラン:失われし洞窟』の予約を受け付け中!全国の店舗ではプレリリースイベントも開催予定です!洞窟探検の準備はぜひ晴れる屋で!

それではみなさん、《魂の洞窟》でお会いしましょう。

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いってつ 晴れる屋メディアライターです。最近の悩みは記事執筆と動画出演で忙しくて統率者戦が1日2回くらいしか遊べないこと。Commander Format Panel メンバー。 いってつの記事はこちら

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