ボロス召集 サンプルリスト
デッキの動き
ボロス召集は、軽量クリーチャーや《上機嫌の解体》《毅然たる援軍》といったトークンを出すカードでクリーチャーを横に並べ、「召集」を持つ《イーオスの遍歴の騎士》で手札を増やしながらビートダウンするデッキです。
場にクリーチャーがたくさん並んだあとは、《イモデーンの徴募兵》で全軍を強化しながら相手のライフを一気に削りましょう。自身にも速攻がつくため、瞬間的に打点が大きく跳ね上がります。
面展開しながら攻めるデッキですが、《威厳あるバニコーン》は単体でも突破力のあるカードです。このデッキではクリーチャー以外に血・トークンや宝物・トークンなども場に並ぶため、あっという間に手が付けられないサイズになります。
序盤
とにかく盤面にクリーチャーが並ばないと話にならないので、1ターン目からガンガン展開していきましょう。
特に1ターン目《ヴォルダーレンの美食家》、2ターン目に《上機嫌の解体》でトークンを並べて、そのまま《イーオスの遍歴の騎士》を「召集」で唱える動きが非常に強力です。
中盤
中盤も引き続きクリーチャーを展開しながらビートダウンしていきます。横に並ぶデッキなので、単体除去にはある程度の耐性があります。
《離反ダニ、スクレルヴ》で相手のブロッカーを無視したり、《魅力的な悪漢》《怒り狂う戦闘ネズミ》でクリーチャーを強化しながら攻撃しましょう。
終盤
終盤といっても、このデッキの場合は4-5ターン以内にゲームが決着していることもめずらしくはないでしょう。《イモデーンの徴募兵》による全軍突撃が決まれば、勝利できずとも相手のライフは風前の灯火です。
ブロックされた《威厳あるバニコーン》に《巨怪の怒り》でトランプルを付与し、一点突破することも可能です。
ゲームが思いのほか長引き、盤面に土地が多く並んだら《ミレックス》の出番です。手札がなくともダニ・トークンを毎ターン生成できるので、互いに消耗しあったあとの決め手となってくれます。
苦手なカード
序盤から積極的に展開していくデッキなので、全体除去には弱いです。《イモデーンの徴募兵》や《威厳あるバニコーン》など場にクリーチャーが並んだ状態で効果を発揮するカードも多く、一度盤面がリセットされてしまうと立て直すのは難しいでしょう。
また除去をほとんど搭載していないので、絆魂を持つ《敬虔な新米、デニック》や盤面をさばかれたあとに出てくる《黙示録、シェオルドレッド》に触れず手こずることもあります。
サイドボード
先ほどの《敬虔な新米、デニック》や《黙示録、シェオルドレッド》をきれいに対処できるのが《魔女跡追いの激情》です。複数体で攻撃しながら、1マナでテンポよく除去することができます。
《祭典壊し》は主に毒性アグロ用であり、ミラーマッチにも有効なカードです。
サイド後は相手の除去が増えてくるので、《ゴバカーンへの侵攻》で全体除去などを追放して時間を稼ぎましょう。《トカシアの歓待》はクリーチャーを出すだけでドローできるため、除去されても引き込んだクリーチャーでしぶとく戦えるようになります。
このデッキに勝つには
ボロス召集はブン回りの強いデッキなので、遅い手札では間に合わないこともあります。最低でも除去が数枚ある手札でキープしましょう。序盤を耐えて、全体除去までたどりつくと余裕が生まれます。
また、全体的にサイズが小さく受けに回ると弱いので、赤単など序盤からクリーチャーで果敢に攻めて盤面に十分なクリーチャーを用意させないようにしましょう。