プレイヤーズコンベンション横浜DAY2レポート

いってつ

プレイヤーズコンベンション横浜DAY2

晴れる屋メディアのいってつです。

昨日はDAY1のレポートをお届けしましたが、DAY2も見どころたっぷり、最高のイベントでした!

今回はそんなプレイヤーズコンベンション横浜2024の会場からレポートをお届けします!

チャンピオンズカップファイナル シーズン2ラウンド2

全国各地の予選を勝ち上がった選手だけが参加できるトーナメント、チャンピオンズカップファイナル。今回のフォーマットはモダンです。

Hareruya Prosからは平山 怜選手、松浦 拓海選手が参加しています。

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平山 怜選手は予選ラウンド8-4で、30位に入賞します!

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松浦 拓海選手は予選ラウンドを9-2-1で終え、トップ8に入賞!

その後、準決勝で惜しくも敗北しましたが、松浦選手はすでにプロツアー『カルロフ邸殺人事件』の参加が決まっており、二週間後に再び世界選手権の権利獲得に挑みます。

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決勝戦直後、仲間たちと喜びを分かち合う

今回優勝したのは「リビングエンド」の井川 良彦選手です!記念すべき「自身初のタイトル獲得」となりました!優勝おめでとうございます!

ジャパンスタンダードカップ:『カルロフ邸殺人事件』

スタンダードのオープンイベント、「ジャパンスタンダードカップ:『カルロフ邸殺人事件』Supported by 楽天ブックス」 の決勝戦が行われました!

新環境でのトーナメントとなりましたが、エスパーミッドレンジ対版図ランプという、前環境からの王者が引き続き覇権を争う形になりました。

捜査の達人、アルキスト・プロフト華やかな支配者、テイサ長い別れ謎めいた外套

しかし、そのエスパーミッドレンジにも変化が見られました。新環境の初陣を制したのは、新セットから4種1枚ずつ採用したエスパーミッドレンジだったのです!

今回優勝した佐藤 啓輔選手はミッドレンジデッキの名手として知られます。昨年はHareruya Prosに所属し、晴れる屋メディアにも多数記事を寄稿していただいています。ぜひご覧ください。

【佐藤 啓輔選手の記事はこちら】

このイベントにはたくさんのプロ級の選手が参加していますが、それと同じくらい、マジック初心者も参加しています。

トーナメントセンター東京のフレンドリーマッチで出会ったプレイヤーが参加しているのを見かけました。彼はMTGアリーナで半年ほどプレイし、フレンドリーマッチでテーブルトップデビューしたプレイヤーでした。紙のマジックの経験はまだ数カ月程度のはずです。そんな彼でも競技トーナメントに参加して大丈夫でしょうか。ジャッジに聞いてみました。

「大きい会場に気圧されるかもしれませんが、真剣勝負を怖がる必要はありません。みなさんルールとマナーを守って紳士的にプレイされています。ぜひ臆せずイベントに参加してみて欲しいです」

初心者体験会

とはいえ、ルールもあいまいという状態ではさすがに不安があります。

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そこで、プレイヤーズコンベンションでは「マジックに触れるのが初めて」「紙のマジックに触れたことがない」「久しぶりにマジックに復帰する」といったまだマジックのルールに不慣れな方に向けた体験会も実施されています!

ルールのレクチャーを受けたらさっそく対戦!すぐそばにジャッジがついてくれて、ルールの確認だけでなく、プレイのアドバイスもくれます。

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こちらは親子で対戦されていました。

お父さんは十年以上前にマジック経験があるそうですが、最近はアリーナでプレイされているとのこと。それをみた息子さんもマジックに興味を持ったんだとか!

ウェルカムデッキを受け取って対戦!スタッフと一緒にルールを確認しながらですが、真剣勝負です!

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結果は若きプレインズウォーカーの勝利!お気に入りのカードは《残忍な異形》を再利用することに成功した《墓暴き》だそうです。渋い……!

残忍な異形墓暴き

プレイヤーズコンベンションではプロ級のプレイヤーから今日これから始めるというプレイヤーまで楽しめるようにさまざまなイベントが企画されているのです。

ジャッジはあらゆるプレイヤーのために日々マジックを楽しむお手伝いをしてくれているのですね。

追悼 米村 薫氏

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先日、急逝された米村氏を偲ぶパネルが設置されていました。

米村氏はマジックの黎明期からマジックコミュニティに多大な貢献をされてきました。総合ルールの日本語訳をされたり、後進のよき指導者として多くのジャッジを育ててきたのです。

もちろん晴れる屋スタッフの中にも米村氏に恩あるスタッフは多数います。トロピ大塚もジャッジとして始めた参加したグランプリ(プレイヤーズコンベンションの前身イベント)である「グランプリ名古屋2014」で米村氏のもとで多くのことを学んだといいます。

初めてグランプリでジャッジ参加をすることになった当時レベル1の僕は、米村さんと一緒にバディを組んでジャッジをすることに。大きなイベントでたどたどしくジャッジする中、それを後ろで聞いている米村さんは、適切なインタビューの仕方、裁定をプレイヤーに伝えるときのコツなどを教えてくれました。

「結構厳しいな!?」と当時は内心感じていましたが、ルールやイベントに向き合う態度を学ぶことができました。その後もグランプリに参加するたびに新しい知見を教えていただき、ただただ尊敬するばかりでした。

お世話になってばかりで何もお返しできなくて申し訳ありません。
ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。

――トロピ大塚

米村 薫氏のご冥福をお祈りいたします。

いろんなたのしみ

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こちらはヴィンテージのトーナメント。88人ものプレイヤーが参加していました!

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トロピ大塚も奥様に内緒で買った《Mox Pearl》入り青白ルールスで参戦!

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こちらはかなりの珍品。《魔力の墓所》の「多色ネオンフォイル」!晴れる屋では50万円の価格設定をされている一品ですが、このカードを見せてくれた方、このカードをトレードで手に入れたんだとか……

「かなりのデュアルランドを出しましたが、見つけることさえできないと思っていたものが手に入って大満足です!」

そして次のコンベンションへ!

たくさんのプレイヤーが来場したプレイヤーズコンベンション!毎回来場者数が増えていると聞いていますが、次回はさらなる盛り上がりとなりそうです!

次回のプレイヤーズコンベンションは愛知県常滑で開催されます!

いってつに話しかけてくださったみなさん、取材に応じていただいたみなさん、晴れる屋ブースにお越しいただいたみなさん、本当にありがとうございます!

それではみなさん、次回のプレイヤーズコンベンションでお会いしましょう!

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いってつ 晴れる屋メディアライターです。最近の悩みは記事執筆と動画出演で忙しくて統率者戦が1日2回くらいしか遊べないこと。 いってつの記事はこちら

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