《陰謀の解明者》コンボ -《多元宇宙の突破》でリアニメイトが無限ループ!-

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デッキの動き

陰謀の解明者偉大なる統一者、アトラクサシェオルドレッドの修復術誰も置き去りにしない

《陰謀の解明者》コンボ は、「切削」やルーター能力で墓地を肥し、《陰謀の解明者》もしくは《偉大なる統一者、アトラクサ》のリアニメイトを目指すコンボデッキです。

勝ち手段はおもに2つ、《偉大なる統一者、アトラクサ》などで殴りきるか、《陰謀の解明者》によるループコンボを決めてライブラリーアウト勝利を狙います。

陰謀の解明者多元宇宙の突破貯蔵スカーブ

《陰謀の解明者》《多元宇宙の突破》《貯蔵スカーブ》が揃うと、

「証拠収集10」で《多元宇宙の突破》を唱える。

《貯蔵スカーブ》を戦場に出し、自身を「濫用」。《多元宇宙の突破》を回収

①に戻る

というループコンボが成立し、お互いのデッキがライブラリーアウトします。

ターンを返せば、対戦相手のドロー・ステップが先に訪れるため、勝利することが可能です。

序盤

錠前破りのいたずら屋蒸気核の学者

まずは《錠前破りのいたずら屋》の出来事面による「切削」や《蒸気核の学者》のルーター能力などで墓地を肥やします。

このとき、キーカードである《多元宇宙の突破》を最低1枚、手札に加えておくことも同時に目指したいところです。

苦々しい勝利

対戦相手が序盤から脅威を展開してきたならば、《苦々しい勝利》で除去をしながら《偉大なる統一者、アトラクサ》《陰謀の解明者》を手札から捨てるプレイが有効です。

ただし、デッキに採用された除去の枚数は多くないため、むやみに《苦々しい勝利》を使うよりは《錠前破りのいたずら屋》《蒸気核の学者》をブロッカーとして運用した方が良い場面もあります。

誰も置き去りにしない

《誰も置き去りにしない》は終盤のキーカードですが、2マナで唱えて《蒸気核の学者》をリアニメイトすることにも使えます。思うようにリアニメイトの準備が進まない場合は序盤の悪くない選択肢となり、仮にチャンプブロックになったとしても《蒸気核の学者》をブロッカーとして差し出す価値が生まれます。

分派の説教者策謀の予見者、ラフィーン黙示録、シェオルドレッド

「マスト除去」となるクリーチャーに対処するため、《苦々しい勝利》を温存することも大切です。

中盤

間の悪い爆発

4ターン目、残りライフと盤面の状況次第では《間の悪い爆発》で全体除去をします。このときもやはり、《偉大なる統一者、アトラクサ》《陰謀の解明者》を手札から捨てることが望ましいです。

そこまで苦しい状況でなければ、2枚ドローとしても使用できます。

シェオルドレッドの修復術偉大なる統一者、アトラクサ陰謀の解明者

また、墓地のリソースが十分であれば、4ターン目に《シェオルドレッドの修復術》によるリアニメイトも可能です。ただし、《偉大なる統一者、アトラクサ》《陰謀の解明者》のどちらをリアニメイトしても7点のライフを失うことになるので、それなりのリスクがあります。

《陰謀の解明者》コンボで即座に勝利できるのであればともかく、《偉大なる統一者、アトラクサ》をリアニメイトして除去された場合、返しのターンで倒されてしまう危険性については考慮が必要です。

終盤

偉大なる統一者、アトラクサ陰謀の解明者誰も置き去りにしない多元宇宙の突破

《偉大なる統一者、アトラクサ》《陰謀の解明者》をリアニメイトします。《偉大なる統一者、アトラクサ》は即座に勝利できるわけではありませんが、ウィンコンディションをつくることはできそうです。

基本的には手札に《多元宇宙の突破》があるならば《陰謀の解明者》、なければ《偉大なる統一者、アトラクサ》をリアニメイトするのが無難といえます。

貯蔵スカーブ

《陰謀の解明者》コンボの始動については、「墓地に《多元宇宙の突破》があり、手札に《貯蔵スカーブ》がある状況」からでも狙うことはできます。ただし、スタックで《陰謀の解明者》を除去されてしまうと回収した《多元宇宙の突破》を唱えることが難しくなるため、できるだけ《多元宇宙の突破》が手札にある状況から仕掛けるのが望ましいです。

たとえ対戦相手が除去を構えていたとしても、手札に《多元宇宙の突破》があるなら《陰謀の解明者》着地後、除去を撃たれる前に《多元宇宙の突破》を唱える機会を得ることになります。

苦手なカード

未認可霊柩車

墓地利用デッキの宿命ですが、墓地対策カードは全般的に苦手です。なかでもインスタントタイミングで墓地追放が行える《未認可霊柩車》は天敵となります。

喝破

また、安易に《陰謀の解明者》《多元宇宙の突破》をプレイして《喝破》で打ち消されるとコンボパーツが追放されるため、かなり厳しくなるでしょう

戦導者の号令上機嫌の解体僧院の速槍

そのほか、除去やブロッカーに乏しいデッキのため、「ボロス召集」や「赤単」のような速すぎるアグロデッキは厳しいマッチアップとなります。とくに後手だと《間の悪い爆発》が間に合っていないことも多く、4ターン目に倒されていてもおかしくありません。

サイドボード

心悪しき隠遁者心悪しき隠遁者

《心悪しき隠遁者》《誰も置き去りにしない》でリアニメイトすることで「何度も使いまわせる打ち消し」として利用することができます。

また、「降霊」で唱えると《多元宇宙の突破》やリアニメイト呪文が打ち消されなくなるなど、コントロールデッキに対してとても強いカードです。

強迫削剥

《強迫》はコンボ始動前の安全確認として優秀ですし、《削剥》は序盤の除去を兼ねながら《未認可霊柩車》を破壊する切り札となります。

危難の道

「ボロス召集」や「赤単」に対抗するため、《危難の道》のような軽い全体除去も必須のサイドボードです。

分派の説教者最深の裏切り、アクロゾズ

また、リアニメイトやコンボだけを狙うと対策がされやすいという弱点があります。

サイドから追加の勝ち手段として《分派の説教者》《最深の裏切り、アクロゾズ》を投入することで軸をずらし、対戦相手のサイドプランを崩してビートダウンを仕掛けるのも有効です。

このデッキに勝つには

アンフェアなデッキで全体のカードパワーがかなり高いため、真正面からぶつかり合う戦い方は避けたいです。キーカードを打ち消す、墓地対策をする、高速ビートダウンで倒しきるなどのプランを徹底することが勝利の鍵となるでしょう。

また、少し複雑なコンボを狙ってくるデッキですので、その特性や動きを頭に入れておくことで対策が立てやすくなります。

喝破陰謀の解明者多元宇宙の突破

たとえば、《喝破》と除去を持っているときに《陰謀の解明者》をリアニメイトされそうになったとして、リアニメイト呪文そのものを打ち消すことが必ずしも得策とは限りません。

あえて《陰謀の解明者》を着地させてから《多元宇宙の突破》《喝破》で打ち消し、《多元宇宙の突破》を追放することで、その後の展開がグッと有利になる可能性があります。

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