オルゾフミッドレンジ サンプルリスト
デッキの動き
単体で強いカードを多く採用した白黒のミッドレンジです。
《腐食の荒馬》や《分派の説教者》《星界を呼ぶ者、ゾラリーネ》などは、攻撃するだけでアドバンテージを稼げる優秀なクリーチャーです。《大洞窟のコウモリ》で除去を抜きつつ、これらで攻撃していけば相手とのリソース差がどんどん開いていきます。
中盤~終盤にかけてさらにプレッシャーをかけるのがこの2枚。《跳ねる春、ベーザ》はアグロデッキに対して非常に強力であり、ライフを回復し盤面をより強固なものにしてくれます。また、出てくるトークンも《噴水港》でドローに変換することが可能です。
《最深の裏切り、アクロゾズ》も攻撃しながらリソース差を広げてくれるカードで、追放などされない限りは除去されても場に戻ってこれます。アグロに対しては重いですが絆魂が頼りになり、ミッドレンジ同型において要となるクリーチャーです。
白黒は除去が強いカラーリングでもあります。《切り崩し》や《喉首狙い》といった軽量除去はもちろん、《軍勢を灰に》はどんなカードにも触れる除去で、「新生」で場に出た本体とトークンなどもまとめて処理できます。
《巣ごもりの季節》も相手にドローこそ与えてしまいますが、致命的なパーマネントを対処可能です。3つ目のモードも強力で、除去した《星界を呼ぶ者、ゾラリーネ》や《分派の説教者》が破壊不能で戻ってくるのは相手にとってかなりの脅威となります。
序盤
《腐食の荒馬》や《大洞窟のコウモリ》でスタートできると理想です。特に先手2ターン目の《腐食の荒馬》は対処しづらく、生き残ればすぐにアドバンテージを稼ぎはじめます。除去でブロッカーを退けながら、これらのクリーチャーで攻撃していきましょう。
中盤
各種システムクリーチャーでカードを引きながら、相手のカードに対処していきます。《ヴェールのリリアナ》は別軸の攻め手であり、手札を絞って相手のプレイの幅を狭めていくことができます。
《星界を呼ぶ者、ゾラリーネ》は3マナのクリーチャーですが、能力的にはゲーム中盤から終盤にプレイしたいカードです。確実にアドバンテージを得るために、5マナまで待って場に出たときに《腐食の荒馬》や《ヴェールのリリアナ》などを一緒に戻せると良いです。
終盤
終盤は《最深の裏切り、アクロゾズ》でゲームに蓋をしたり、《忠義の徳目》でクリーチャーを強化して殴りきります。《忠義の徳目》があれば、《巣ごもりの季節》から兎・トークンを5体出すだけでもかなりの脅威になります。
さらに長いゲームでは《噴水港》が活躍し、トークンをドローに変えていけば、いずれはリソース差でゲームに勝利できるでしょう。
苦手なカード
アドバンテージを稼ぐカードにクリーチャーが多いので除去は苦手です。特に追放除去は、《星界を呼ぶ者、ゾラリーネ》や《巣ごもりの季節》で墓地からカードを戻せなくなってしまいます。
版図ランプやボロスコントロールなどは、全体除去がありながらリソースを稼ぐのが得意です。加えて、こちらの除去が腐りやすいマッチアップとなるため、苦戦を強いられるでしょう。