
グルール上陸 サンプルリスト
デッキの動き
グルール上陸は強力な「上陸」能力を持ったクリーチャーを並べ、フェッチランドなどで一気に上陸カウントを稼ぎ、爆発的な打点を叩き出すデッキです。
《氷耕しの探検家》は「土地のプレイ回数が増える」「墓地から土地をプレイできる」という2つの強力な能力を持っており、墓地に落ちたフェッチランドをプレイすることで1ターンに4回の上陸を誘発させる、非常に強い動きが狙えます。
上陸が4回も誘発すれば、たとえパワー1の《ティファ・ロックハート》でも「2 → 4 → 8 → 16」とパワーが倍々に増えていき、一気にフィニッシャー級のサイズとなります。
グルールカラーの強みとして、ゲーム終盤の《世界魂の憤怒》という必殺技があります。土地を伸ばしてX点の大ダメージを与えながら、上陸を複数回誘発させることができる強力な呪文です。
また、序盤にX=1でプレイして、墓地に落ちたフェッチランドを回収することで土地事故を回避することも可能です。
序盤
1ターン目に《ラノワールのエルフ》をプレイできると理想です。2ターン目に《棘を播く者、逆棘のビル》をプレイした上で土地をセットし、早くも「上陸」を誘発させることができます。
そこまでの動きができなくても、1ターン目に《サッズのヒナチョコボ》をプレイできれば十分、プレッシャーをかけることができます。
2ターン目に《ティファ・ロックハート》をプレイするのも悪くありません。《蛇皮のヴェール》を構えられるまで待ちたい気持ちもありますが、中盤以降は《ティファ・ロックハート》以上に強力なクリーチャーをプレイできるため、除去を使わせるつもりで積極的にいきましょう。
グルール上陸は除去や打ち消しを構えられるデッキではないので、序盤からどんどんクリーチャーをプレイすることが大切です。
中盤
3ターン目以降は、フィニッシュに備えて《旅するチョコボ》や《氷耕しの探検家》など、上陸を多く達成するためのクリーチャーをプレイしていきます。
また、《旅するチョコボ》はライブラリーの上から、《氷耕しの探検家》は墓地から、それぞれ土地をプレイする能力を持ちます。これらの能力を使って土地をセットできれば、実質的にカード1枚分のアドバンテージを得ることに等しいため、ドローが苦手なグルールカラーでもリソース勝負を挑むことが可能です。
《苔生まれのハイドラ》は一番強力なフィニッシャーです。《ティファ・ロックハート》と違い、上陸で+1/+1カウンターを乗せることでスタッツを強化していくため、継続して戦場にプレッシャーをかけ続けることができます。
このデッキの3-4マナでプレイするクリーチャーはいずれも強力なため、余裕があれば《蛇皮のヴェール》を構えて除去に備えたいところです。
《サッズのヒナチョコボ》《ティファ・ロックハート》《棘を播く者、逆棘のビル》あたりに除去を使わせて、中盤以降にプレイするクリーチャーを定着させられれば理想的です。
終盤
《ティファ・ロックハート》か《苔生まれのハイドラ》のどちらかが攻撃できる状態であれば、上陸を複数回誘発させて一気にゲームを決めにいきます。
《寓話の小道》のようなフェッチランドは1枚で2回分の上陸を誘発させることができるため、決め手となります。特に土地が戦場へ出たことによる誘発効果を2倍にする《旅するチョコボ》や、土地を追加でセットできる《氷耕しの探検家》がいれば、上陸4回分の能力を誘発させることができます。
また、上陸をたくさんするということは、必然的にたくさんの土地をプレイしているということになります。豊富なマナからX点ダメージ&手札や墓地にある土地をX枚戦場に出せる《世界魂の憤怒》で豪快に勝負を決めましょう。