Translated by Nobukazu Kato
(掲載日 2018/11/15)
はじめに
私はプロツアー『ラヴニカのギルド』でイゼット・フェニックスを使い、スタンダードラウンド10-0という成績を収めることができました。リミテッドラウンドは1-5という悲惨な結果でしたが、全体で見れば11-5という十分な成績でした。Twitterにデッキリストを投稿したところ、デッキや各種マッチアップについて質問を多くいただきました。参考のために、プロツアーで私が対戦したデッキを記載しておきましょう。
デッキ名 | 対戦した回数 |
---|---|
ゴルガリミッドレンジ | 3 |
ジェスカイコントロール | 2 |
赤単 | 2 |
イゼット・ドレイク | 1 |
白単タッチ《英雄的援軍》 | 1 |
ボロスアグロ
(ジェレミー・デザーニ/Jeremy Dezaniと同じリスト) |
1 |
進化をとげた青赤フェニックス
一緒に調整ができて、意見を交換できる兄弟がいる私はとても恵まれています。その兄弟が生粋のデッキビルダーであれば、状況は好転するばかりでしょう。そして私の兄 (ピーター・フィーレン/Peter Vieren) が10月10日に、以下のデッキリストはどうだろうかとメールで送ってきたのです。
プロツアーまでに遂げた進化
デッキを使い始めてすぐにわかったのは、このデッキはかなりアンフェアな動きができるということでした。なんのコストもなしに《弧光のフェニックス》が墓地から何度も戻ってくるんですからね。とりわけスタンダードのようなフェアなフォーマットにおいては、他の誰よりも強力なことをしているような感覚になるのです。
そして10月27日から行われたグランプリ・リール2018までにこの初期型がどう変化したかは前回の記事をご覧いただければと思います。私の成績は3byeを含めて12-3であり、ミラーマッチで2回負けてしまいました。
グランプリ・リールの後、兄と一緒にデッキ調整を行いました。プロツアーに向かう飛行機の中でも、主なゲームプラン・マッチアップごとのサイドボードプランについて話し合いました。そして二人そろって以下の75枚でプロツアーに出場することになったのです。
6 《山》
4 《蒸気孔》
4 《硫黄の滝》
1 《イゼットのギルド門》
-土地 (21)- 3 《ゴブリンの電術師》
4 《弧光のフェニックス》
3 《弾けるドレイク》
1 《つぶやく神秘家》
-クリーチャー (11)-
デッキの概要
イゼット・フェニックスと似たデッキとしてイゼット・ドレイクがありますが、両者は明確に区別しなければなりません。イゼット・ドレイクは通常《奇怪なドレイク》と《弾けるドレイク》を合わせて7枚から8枚採用し相手を早く倒そうとするデッキです。また、《最大速度》を1枚から2枚入れていることが多いのです。いずれのデッキも環境に存在しているのですが、大抵のプレイヤーはイゼット・ドレイクだけを対策しがちであるため、イゼット・フェニックスを使う私たちにアドバンテージがありました。
実際に、この2つのデッキは非常に異なるゲームプランを用いるため「同じアーキタイプの中で構築が違うだけ」という認識をもってはいけません。《奇怪なドレイク》や《最大速度》、《潜水》はイゼット・ドレイクにだけ採用されているカードです。また、《発見+発散》をイゼット・フェニックスで使ってもイゼット・ドレイクほどうまくは使えません。
今回の記事をとおして絶対に覚えて帰っていただきたいのは「イゼット・フェニックスはほぼすべてのマッチアップでコントロールデッキとして立ち回る」ということです。自分が今攻めているのか守っているのかを理解し、攻撃すべきタイミングを見極めることはマジックにおいてもっともわかりづらい要素のひとつです。このイゼット・フェニックスというデッキで自分の立ち位置の理解を誤ると、痛い目にあいます。
確かに3ターン目に複数の《弧光のフェニックス》で攻撃できるような「ブン回り」の手札がくることもあるのですが、グランプリ・リールとプロツアーの合計22回戦を通じてこのような手札が来たのはたったの1回だけでした。戦場に出たターンに《弧光のフェニックス》で攻撃しない方が良いことは往々にしてあります。
メインデッキのカードたちを解説しましょう。
《ゴブリンの電術師》3枚
非常に強力なのですが、1枚で十分であり複数引いても仕方ありません。
《弧光のフェニックス》4枚、《弾けるドレイク》3枚、《つぶやく神秘家》1枚、《ミラーリ予想》1枚
「呪文を多く使うデッキだからこそうまく使えるカード」たちですが、とはいえ採用のしすぎは厳禁です。キャントリップ呪文が多く入っているため、ピン挿しする構築は理に適っています。これらのうちのどれが引きたいかは、対峙する相手のデッキ次第でしょう。
《選択》4枚、《航路の作成》4枚、《苦しめる声》4枚、《急進思想》4枚
私はこのカードたちを「サイクラー/cycler」と呼んでいます。先ほど紹介した「呪文を多く使うデッキだからこそうまく使えるカード」を機能させてくれるカードたちです。これら手札を循環させるカードが大量にあることでドローはよりスムーズになりますし、ゲーム終盤戦では不要なカードを有効なカードに入れ替えることができるのです。
《ショック》4枚、《溶岩コイル》4枚、《標の稲妻》2枚、《一瞬》1枚
除去枠のカードです。クリーチャーに支配されたメタゲームでコントロールデッキを使うのですから、除去呪文をできるだけ多く入れて結果を残さなければいけません。除去が少ない構築にしたくありませんね。《溶岩コイル》は現在のスタンダードでベストカードといっても良いかもしれません。盤面を整理してから「呪文を多く使うデッキだからこそうまく使えるカード」で逆転することがこのデッキの主なゲームプランです。
土地が21枚
タップすれば青マナや赤マナが出る。それだけで十分です。
使用するにあたって覚えておくべきこと
イゼット・フェニックスをプレイするのであれば、練習をたくさんしてください。スタンダードのどのデッキよりも、はるかに多い判断を迫られます。それを理解していただくために、考えなければならないことの例をいくつかあげてみました。
1ターン目:《選択》を唱えるか否か
基本的に、1ターン目に《選択》を唱えるのは土地が欲しい状況だけです。相手がアグレッシブなデッキで、こちらの手札に除去がない場合も《選択》を1ターン目に唱えた方がいいでしょう。私の経験からいいますと《選択》を唱えるべきタイミングは、特定のカードを探している場合や《弧光のフェニックス》を戻したい場合のみです。
2ターン目
当然ですが、2ターン目に優先して唱えたいのは《ゴブリンの電術師》です。ですが例外として、赤単が相手ですと2ターン目は除去を唱え、3ターン目に《ゴブリンの電術師》を唱えてから2マナの呪文を使うという動きの方がいいでしょう。もし2ターン目に《ゴブリンの電術師》が手札になければ、「サイクラー」か《溶岩コイル》を唱えましょう。
《航路の作成》や《苦しめる声》で捨てるべきカード
《弧光のフェニックス》が手札にあれば簡単なのですが、いない場合は難しい判断を迫られます。《弧光のフェニックス》の次に捨てたいカードは《急進思想》や《標の稲妻》ですが、この2枚のカードですら捨てるべきかどうか判断が難しいことがあります。
土地を出さずに手札に持っておくべきタイミング
ゲームの終盤であれば、少なくとも1枚は手札に土地を持っておきたいところです。土地を伸ばすか手札に持っておくかの判断は、経験と先を読む力が必要になります。「この状況ならどういった呪文の組み合わせを唱えるだろうか?」「このゲームはどうやれば勝てるだろうか?」といったことを考えるのです。
《航路の作成》を戦闘前に唱えるか戦闘後に唱えるか
捨てたい《弧光のフェニックス》が手札になく、攻撃するクリーチャーがいるのであれば、普通は戦闘後に唱える方がいいですね。《ゴブリンの電術師》がいる状態であれば、現在のスタンダードに蘇った《Ancestral Recall》っぽいことができます。
相手のライフを削り切ることができるかどうか
一見簡単そうな判断に思えるかもしれませんが、常に考えるべき問題です。《弾けるドレイク》が戦場にいる場合であればなおさらです。《弧光のフェニックス》を捨て、除去を唱え、《ショック》を相手プレイヤーに撃てば勝てるパターンもあります。そのターンに勝てずとも、2ターンで勝てるような状況になるかどうかも含めての判断になります。
各種マッチアップとサイドボードプラン
ゴルガリミッドレンジ
1本目はこちらが有利のはずです。序盤に《弧光のフェニックス》を引ければさらに有利になることでしょう。《弧光のフェニックス》はゴルガリミッドレンジ相手にはブロッカーに回ることがほとんどです。チャンプブロックに回ることもあります。ゴルガリ側はこちらに除去を使いながらプレッシャーをかけてきます。このゲームプランは、イゼット・ドレイクには有効ですが、イゼット・フェニックスにはそこまで有効ではありません。こちらの手札に除去が多い場合、ロングゲームになる確率がぐっと高まります。そうなると、イゼット・ドレイクではさほど辛くない《殺戮の暴君》が厄介な存在になってしまいます。
また、プレインズウォーカーに積極的に攻撃するようにしましょう。《ビビアン・リード》を《ショック》で除去できることもたまにあります。
対 ゴルガリミッドレンジ
サイドボード後、ゴルガリ側は《弧光のフェニックス》への回答を増やしてきます。そこで《ミラーリ予想》が大活躍するわけです。仮に《ミラーリ予想》が除去されたとしても、カードアドバンテージは得ています。除去されなかった場合、3章の効果で容易にゲームに勝つことができるでしょう。《絶滅の星》は7マナと重いのですが、ゴルガリが使ってくるカードすべてに対する回答になります。
基本的に、戦場の《弧光のフェニックス》が追放されてもそんなに気になりません。こちらのプランとしては、相手がこちらへの回答を使い果たすまで盤面をコントロールしたいだけですからね。大抵サイドボードから《貪る死肉あさり》が投入されてくるので、《弧光のフェニックス》を必要以上に早い段階で捨てないようにしましょう。
ジェスカイコントロール
1本目は手札に除去を大量に抱えてしまうことになります。相手が《弾けるドレイク》や《再燃するフェニックス》をデッキに入れていれば少なくとも《溶岩コイル》は使えるので、話は少し楽になります。1本目で勝利するために重要となるのはゲーム序盤の《弧光のフェニックス》で、さもなければ解答のない《ドミナリアの英雄、テフェリー》にゲームを掌握されてしまうことでしょう。《つぶやく神秘家》や《ミラーリ予想》を着地させても勝機が見えてきます。《つぶやく神秘家》は攻撃しなければ、相手としては除去する手段があまりありません。
対 ジェスカイコントロール
サイドボード後は状況が改善されます。1本目に相手がクリーチャーを使っていたのであれば、《溶岩コイル》を数枚残しましょう。序盤に《弧光のフェニックス》を出すプランに加えて、《パルン、ニヴ=ミゼット》も明確な勝ち筋になります。《標の稲妻》は相手も使ってくる《パルン、ニヴ=ミゼット》のためにサイドアウトしないようにしましょう。お互いに《パルン、ニヴ=ミゼット》を使うのですが、イゼット・フェニックスの方がはるかにうまく使えるはずです。
ジェスカイコントロールはサイドボードから《イクサランの束縛》を入れてくることが多いため、《一瞬》が活躍します。また、クリーチャーが投入されてくることもあるのですが、個人的にこのプランは物足りない側面があるかなと思っています。
イゼット・ドレイク/イゼット・フェニックス
イゼット・フェニックスとイゼット・ドレイクは異なる2つのデッキであると繰り返し言ってきましたが、両者に対する戦い方はほぼ同じになります。《溶岩コイル》がもっとも重要なカードになるため、4枚採用しているこちらに大きなアドバンテージが生まれます。それに加えて、《つぶやく神秘家》のおかげで、ブロッカーを生成して時間を稼げるとともに、《奇怪なドレイク》と《最大速度》のコンボを心配する必要がなくなります。通常、イゼット・フェニックス側がコントロールする立場になります。また、《ミラーリ予想》も勝ち筋のひとつとなりえます。
対 イゼット・ドレイク/フェニックス
具体的にどうやってサイドボードの入れ替えをするかですが、相手がどのタイプのデッキを使っているかによります。《ゴブリンの電術師》を1本目で見なかった場合、《シヴの火》は必要ありません。《潜水》を見たのであれば、《パルン、ニヴ=ミゼット》を《潜水》で守るゲームプランをサイド後は使ってくることでしょう。この《パルン、ニヴ=ミゼット》に《潜水》を使うプランを考えると、《絶滅の星》をサイドボードから入れても良いと思います。
よくあるゲームプランとしては、《パルン、ニヴ=ミゼット》に5点を与えられる《標の稲妻》を探しに行くというものがあります。また、《パルン、ニヴ=ミゼット》が唱えられるまで土地を伸ばすようにしましょう。《パルン、ニヴ=ミゼット》が除去されずにターンが返ってくれば、勝ったも同然です。《奇怪なドレイク》や《弾けるドレイク》、《弧光のフェニックス》は即座に除去されてしまうことが多いのですが、《つぶやく神秘家》はそんなに簡単に除去されません。《パルン、ニヴ=ミゼット》ももちろんそうなのですが、《つぶやく神秘家》も相手と差をつけられるカードです。
ミラーマッチで《否認》を入れる人が多いようですが、個人的にはおすすめしません。打ち消し呪文は私たちのゲームプランにあまりかみ合っていないからです。というのも、打ち消し呪文を構え続けるのは難しいですし、絶対に打ち消したい呪文もなく、どれを打ち消してもあまり変わりはないからです。《火想者の研究》を見たのであれば、《魔術遠眼鏡》を入れましょう。赤白アグロ/白単アグロ
このデッキは、いまだにさまざまなバージョンがあるため、ここではまとめてお話ししてしまいますね。赤白アグロを使う理由のひとつは、《弧光のフェニックス》を使ったデッキとの相性の良さです。確かにイゼット・フェニックス側からすると決して相性が良いというわけではないのですが、赤白アグロのプレイヤーが思っているほど相性は悪くありません。とくに私の構築であれば、除去が普通のイゼット・フェニックスよりも多いですし、《つぶやく神秘家》がいます。赤白アグロ側のプランとしては、プレッシャーを最大限にかけつつ、こちらの重要なクリーチャーに除去を撃つというものになります。
対 赤白アグロ/白単アグロ
《否認》を入れるのは、1本目で《英雄的援軍》を見た場合だけです。
サイドボード後は、軽量の除去を追加できるとともに、《幻惑の旋律》を使うことができます。《幻惑の旋律》があまり使われていないことに驚きを隠せません。グランプリ・リールから3枚採用していたのですが、いまだに広く使われていない状況です。《アダントの先兵》や《ベナリア史》への抜群の回答になります。軽量除去、そして《弾けるドレイク》・《つぶやく神秘家》をサイドボードから増量しているので、1本目よりもこれらのクリーチャーが戦場に残る状態に持ち込みやすくなっています。盤面をコントロールしつつも、自分の盤面もある程度は作っていくように意識しましょう。
《焦熱の連続砲撃》は使わないのかという意見も多々いただきました。確かにクリーチャーを横に並べてくるデッキに対しては有効なカードなのですが、そういったデッキは《焦熱の連続砲撃》で負けないような立ち回りをしてきます。また、すでに私のデッキには単体除去が多いため、全体除去の効果を薄めてしまうのです。さらに、自分たちの《ゴブリンの電術師》も巻き添えにしてしまうため、その点でも《焦熱の連続砲撃》は評価が下がります。《焦熱の連続砲撃》を使うぐらいならば、ミッドレンジ寄りのボロスに対しても有効な《幻惑の旋律》を使いたいところです。サイドボードプランとして《幻惑の旋律》と《つぶやく神秘家》を採用しているため、できればこれ以上重たいカードを使いたくありません。だからこそ追加の除去として採用したのは《シヴの火》なのです。
こういった要素をすべて踏まえると、赤白アグロがスタンダードにおける「倒すべき最大の仮想敵」になった場合には、カードを少し入れ替えると思います。プロツアーのトップ8に6つも入ったデッキではありますが、見かけほど支配的な強さはなく、十分に倒せる相手です。
赤単アグロ
赤単アグロはプロツアーである程度の人気があったデッキでした。これは赤白アグロに非常に有利に戦えるためです。ですから、今後数週間はますます人気になっていくデッキといって間違いないでしょう。
環境初期では、《ケルドの炎》や《危険因子》を使っており、バーンプランがイゼット・フェニックスとしては恐ろしいものでした。現在の構築はもっとゆったりとしたものになっているため、相性はぐっと改善されました。相手のクリーチャーからできるだけダメージを受けないようにし、こちらの脅威を維持できるようにしましょう。
対 赤単アグロ
サイドボード後は追加の《溶岩コイル》や《火による戦い》が投入されてくることが多いのですが、私のデッキリストの場合まったく問題ありません。除去を追加したことで《実験の狂乱》が弱体化するからです。《宝物の地図》が入っているタイプであれば、《魔術遠眼鏡》を入れ忘れないようにしましょう。赤単側は火力呪文で焼き切ることを目標としてきますが、イゼット・フェニックスが展開するクリーチャーすべてを対処する必要もあるため、相手のリソースには大きな負担がかかることでしょう。
青単テンポ
青単テンポにあまりにも強い引きをされると、ほとんどなす術がありません。《執着的探訪》をプレイされたとしても、エンチャントされたクリーチャーを除去できるのであれば問題ないはずです。忘れないでいただきたいのは、《弾けるドレイク》は《マーフォークのペテン師》に対してあまりにも無力だということです。《苦しめる声》を《呪文貫き》されないように気をつけましょう。攻めるよりも前に、まずは盤面のコントロールに集中することが大切です。
対 青単テンポ
サイドボード後のプランですが、1本目と変わらず盤面をコントロールすることです。《パルン、ニヴ=ミゼット》を持っている場合はその限りではありません。青単は《パルン、ニヴ=ミゼット》になす術がないからです。《パルン、ニヴ=ミゼット》を出すまでは、何枚か呪文を唱えてやりすごしましょう。イゼット・フェニックスの4マナ域のカードたちだけでも勝つことはできるのですが、青単側のカウンターが刺さってしまいます。
《弧光のフェニックス》を全部サイドアウトするのは青単テンポだけです。《潜水》があるため、自分のターンまで除去を使わずに待っておく余裕がないのです。ですから、除去は相手のターンで唱える方が好ましく、そうなると《弧光のフェニックス》を墓地から戻すことは困難になってしまうのです。また、《苦しめる声》もサイドアウトしたいため、その意味でも《弧光のフェニックス》が弱体化するマッチアップなのです。
まとめ
大量の手札入れ替え呪文のおかげでデッキを掘り進んでいけること、《弧光のフェニックス》がコストなしに墓地から戻ってくること。この2点こそがこのデッキの強さの秘訣です。あなたが今後どんな大会に参加されようとも、イゼット・フェニックスはおすすめのデッキです。ですが、忘れないでいただきたいのは、決して扱いが簡単なデッキではないということです。呪文をどのような順番で唱えていくかが非常に重要になります。しかし、一度《ミラーリ予想》の3章の能力を使いさえすれば、きっとあなたはこのデッキに惚れ込むことでしょう。
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@VierenPascal
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